« 鉄塔が恐竜に見えたので | トップページ | 「坂東玉三郎特別舞踏公演」日生劇場 »

2011年10月 3日 (月)

ストリップ劇場へ行ってきた ※フィクションです

この話はフィクションです。
実在の人物、団体等にいっさい関係ありません。

1 2
※横浜・黄金町のステキな風景をお送りしております


よく晴れたある日、ストリップ劇場へ出かけた。
場所は毎年「全国住みたい街ランキング」上位をキープし続ける神奈川県横浜市。
目的地は京浜急行本線黄金町(こがねちょう)駅至近の老舗?である。

どうでもいいことだけど京急線に乗るたびに旅情を感じるとおもっていた。かねがね。
この日はじめて気付いたけど、窓にレール式のカーテンがついている!!
!!!
首都圏の電車はスクリーンが多い。カーテンがついていると「ザ・旅」な感がある。
どうでもいい話おしまい。

黄金町駅に着いたら、大岡川に架かる太田橋を渡る。
そうすれば件の目的地はすぐだ。

3
※横浜・黄金町のステキな風景をお送りしております

また、どうでもいいことだけど「おうごんげきじょう」だとおもっていた。
ちがった。
どうでもいい話おしまい。

4 5
※横浜・伊勢佐木町のステキな風景をお送りしております

入口まで来ておいて引き返す、という可能性も考えられる。
作者のチキンハートっぷりはコチラ⇒ストリップ劇場を断念する
しかしこの日は、番犬(トイ・プードル)にあたたかく迎えられフツーに入れました。
よかった。よかった。
真昼間だったので2000円でいいそうです。(タバコを吸っていたおねいさんに払う)
よかった。よかった。
ちなみに15時までは3000円、通常料金4000円だそうです。入れ替えナシ。


6 7
※横浜・象の鼻パークのステキな風景をお送りしております

「無断撮影・録音は罰金50万円」とかかれた扉をギーと押して入る。
すでに小屋のなかには10人ほどお客さんがいらっしゃった。
おじさん、おじさん、おじいさん。蛍光灯の白い灯り。おじさん、おじさん、おじいさん。
たぶん奥行き10m弱くらいの長方形の空間、真ん中に花道、パイプ椅子、ベンチ、消火器。
MAX20~30人くらいだろうか。小さな音響機材。がらんとした感触なのは緞帳がないせいだろう。あけっぱなし。「便所」と書かれたプレート。
場内に入ってきた作者を見て何人かにギョッとされた。
どうぞおかまいなく。どうかおかまいなく。


8 9
※横浜・海岸通りのステキな風景をお送りしております

男性の声でアナウンスが流れる。
「ダンサー登場の際はあたたかい拍手をお願いいたします」
実際には生温かい拍手だった。
音楽がはじまった。いつのまにか客席には人が増えていた。
可愛らしいミニドレスをまとって踊り子のおねいさんがステップを踏む。
手動っぽいスポットライトが当たる。
だんだん花道を前進する。もどる。背中を見せる。ドレスを脱ぎ捨てる。
ステップを踏む。退場。
ん? おしまい?
そう。作者は知らなかった。踊り子なのだから少なくとも半分くらいは踊るのだと勝手におもっていた。
それは個室付浴場を銭湯だとおもって入ってしまうのと同じくらいテキトーな勘違いである。
踊り子さんは(そんなに)踊らない。そして脱ぐのがはやい。


10 11
※横浜・桜木町のステキな風景をお送りしております

男性の声でアナウンスが流れる。
「つづいて○○タイムです」
○○は伏せ字ではありません。聞き取れなかっただけです。はい。
いったいなんのタイムなのかわからないまま状況を見守る。
「希望者多数の場合はじゃんけんでお願いいたします」
じゃんけん……平和的解決だ。
お客さんのひとりがいまは誰もいないステージ上へあがる。自分で敷物をひいて待つ。
音楽がはじまった。先ほどのおねいさんが今度はロングスリップをまとって登場である。
拍手のあたたかみが増したような気がする。
おねいさんはラップとティッシュを持っている。耳元でなにかささやく。
結局すぐ脱いでしまった。下着は着けていない。
最後はブリッジ。そして拭いてあげる。
「セーラー服と機関銃」の薬師丸ひろ子さんを思い出した。



12 13
※横浜・スタジアム周辺のステキな風景をお送りしております

男性の声でアナウンスが流れる。
「つづいて○○キス・タイムです」
やっぱり聞き取れない。とりあえずキスなのだろう。
音楽がはじまる。再びおねいさん登場。今度はケースに入ったフルーツを持っている。
おねいさんが優しく呼びかける。
「おにいさん、おにいさん」
ステージの縁に腰掛ける。
「上と下どっちがいいですか?」耳元でなにかささやく。やっぱりティッシュで拭いてあげる。
作者の反応をうかがっているお客さんがいる。めんどくせぇな。
「おねえさんは?」
プロフェッショナルのおねいさんににこやかに呼び掛けられる。
いえいえ冷やかしですからどうぞおかまいなく。どうかおかまいなく……
とは言えず、ジェスチャーで謝る。なんかホントすみません。


14 15
※横浜・スタジアム周辺のステキな風景をお送りしております

ポラロイド撮影がはじまる。
1枚500円。おねいさん自ら釣り銭を持って登場。ポラロイド機はチェキッ!とかのカワイイ奴ではない。お客さんが踊り子さんを撮って持ち帰れる。なにかシールを貼ってくれる。
「ご協力おねがいします」の一言に給与体系を感じる。
「おにいさん、おにいさん」と甘い声で呼びかける。
ポーズは各人の希望に沿う。
おねいさんは舞台上に落ちたなにかを丁寧に拭き取ってから、下手へはけた。

16 17
※横浜・山下町のステキな風景をお送りしております

音楽とともに再び登場。
ステージを大きく使い、オープン。
そうして大団円を迎えた。

18 19
※横浜・山下公園のステキな風景をお送りしております

結論:踊り子さんは(そんなに)踊らない。そして脱ぐのがはやい。
ただ、おねいさんはキレイでした。


20
思い余ってサトちゃんに話しかける「おれ、ひとりでがんばったよ!!」

21
「チンプイ」より

この話はフィクションです。
実在の人物、団体等にいっさい関係ありません。

« 鉄塔が恐竜に見えたので | トップページ | 「坂東玉三郎特別舞踏公演」日生劇場 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1535230/42204061

この記事へのトラックバック一覧です: ストリップ劇場へ行ってきた ※フィクションです:

« 鉄塔が恐竜に見えたので | トップページ | 「坂東玉三郎特別舞踏公演」日生劇場 »

無料ブログはココログ