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2012年7月 3日 (火)

2年目のコウモリ撮影会

今年もコウモリの季節がやってきました。
コウモリは1年じゅう生活していますが、とくに7月から8月のあいだ、日没直後の明るい時間帯(照度200ルクスでも可)でもかまわず採餌するため人目につきやすく、夏の季語になったそうです。基本的に夜行性で冬眠期間いがいは一晩中ムシ食っているらしい。そして夜明けとともに帰宅するらしい。けっこうタフな宵っ張りだな。

昨年は結局、残像しか撮影できなかったコウモリ撮影会コウモリ撮影会:続。むねん。
今年こそ……! ナマのアブラコウモリを撮影したいのだ! きあい。

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今年も残像からはじまった                      ……いや、これコウモリちがう

残像だとあとから写真を見てしかめっ面になってしまう。これ、コウモリ……いやこっちだったかな……。昨年は動画も撮ってみたけど黒いのがピラピラしているのしか撮れなかった。
今年の目標は「地面におりてきてもらう」それから「撮る」だ!

1日目:リボンを振り回そう

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左から、メジャー、紐、リボン、チンプイ氏

昨年、通りすがりのおっちゃんにアドバイスされた「リボン振り回したらええ。寄ってくるから」を実践するべく、振り回せそうな紐状のものを3種類ご用意いたしました。さあ、いざ!

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うっかり天竺っぽい風景は撮影できたが、まだ明るすぎた

はやる気持ちをおさえ、もう少し暗くなるのを待つ。

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おっ出てきた                              おお、いっぱい出てきたよ

ちなみにアブラコウモリは巣立った幼獣が翌春にもおなじ家屋で見つかるらしい。
作者は今年もおなじポイントにいる。つまり、去年いっしょうけんめい追いかけまわしたコウモリとおんなじ個体かぁ、とちょっと嬉しくなった。
しかしもう一度調べたところ「メスの寿命は約6年だが、オスの多くは1年以内に死亡する」と書いてあった。…………なんてことだ、すでにお亡くなりになっていたとは! 知らなんだ。アブラコウモリのオスはかなし。

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リボンを振り回してみた                               ………とおいな

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紐も振り回してみた

…………まったくもって無反応だった。

挙動不審なことをしていたら、通行中のかたに話しかけられた。
通行中のかた「コウモリ? ですか。 こんなところにもいるんですね」
作者「……そうですね(ぼそぼそ)」
もうしわけないが、はやく通り過ぎてくれ! とおもっていた。だってリボン振り回しているし、コウモリに無視されているし。作者の心中を察してか、とおりすぎてくれた。ほっ。こんなところ、と言われたがアブラコウモリは木造家屋がすきなので、山あいではなく住宅街で暮らしている別名イエコウモリなんですよ。と、あやうく薀蓄をたれるところだった。あぶない。

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メジャーを伸ばしてクルクルしてみた                      しーん

だめだ! 気付かれていないかんじだ! 暗すぎると撮影がままならないので出直した。

2日目:棒を使おう

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ふだんは植物を支えている棒                        月も応援してくれている……はず!

距離が遠すぎるのかな、と考え70cmくらいある棒の先にリボンを結んでみた。

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カモと鯉も見守っている                       晴れていると明るすぎる                      

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川面めがけてクルクルしてみた                       コウモリでなく蚊が大群でやってきた

コウモリは飛び回って蚊を食べるため古来「かほふり」と呼ばれ、それがなまって「こうもり」になったという語源説がある。
薀蓄ではなく、蚊のいるところにコウモリがいて、コウモリのいるところには蚊がいる、ということだ。
つまり……かゆいよ! うむむ。コウモリにはそれでも気付かれなかった。

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じっと月を見つめる

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ふたたびクルクルしてみる                           しーん

いや、いるんですよ。ピュンピュン飛び回ってはいるんですよ。
でも作者のところへは来てくれない。うぬぬ。

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空を見上げすぎて首が痛くなったので、退却!

3日目:草履を投げてみよう

「……草履をなげますと、なにと間違えるんだか、コウモリがおりてきて。それを玉網でふせてとったりな。昔はのんびりとしたもんです……」(by三代目三遊亭金馬)
金馬師匠! おれは江戸っ子になるぜよ。

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草履(サンダル)投げてみた                        小石も投げてみた

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飛び回っていらっしゃるんですけどねぇ

何度やってもぜんぜん近づいてこない。コウモリに見透かされているんだろうか。
「やあね、あのひと去年もいたわよ。ストーカーかしら。無視しましょ。むしむし」

………………うぐぐ。

4日目:反則技を使おう

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かわさき宙と緑の科学館で磔にされていた(たぶん)アブラコウモリ

結論:もうムリ!
撮影会はやめにして、今年から観察会に変更します。

江戸の子どもたちみたいに「こうもりこうもり山椒くりょ、柳の下で~酢をのましょ♪」を歌って山椒を投げるべきだったのかもしれない。



お知らせ:「無限ひとり遊び」が本日で1周年をむかえました。どなたさまもホタテ缶お待ちしております。ウナギも可。

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