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2012年7月12日 (木)

アンテナ虫を愛でる

ふと空を見上げたところ、住宅や雑居ビルに設置された屋根の上のテレビアンテナが虫に見えた。
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 屋根の上のテレビアンテナが虫に見える。
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  テレビアンテナは虫だ。
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   アンテナ虫だ!

昨年まで恐竜に見えていたことはすっかり忘れていた⇒鉄塔が恐竜に見えたので

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Zくんも納得!

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住宅街でよく見かけるバージョンのアンテナ虫2種         広がっているほうがVHF帯域用(アナログ)で細長い方がUHF MH帯域用(地デジ対応)だったらしい

そうだったのか! そんなことはまったく知らずに生活していた。
そして正式なお名前が「八木・宇田アンテナ」だったらしい。
そんなことまったく知らず!
ちなみに作者の目線ではVHF帯が「アンテナトンボ目・神様トンボ」、UHF帯が「アンテナ多足類・ゲジゲジ」に見えています。

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2虫の身体的特徴。素子数とか周波数とか電界強度相対値とか書いてあるけど、読んでもぜんぜんわからず!


参考資料:アンテナ工学ハンドブック お値段21,000円也


参考資料:多足類読本 「ゲジゲジマニア入門」というパンチの効いた帯がついている也


アンテナ虫の愛で方①よく観察しよう

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VHF用が上にある場合と                             UHF用が上にある場合がある         

2虫は立ち位置にこだわらず長年、共存しているようだ。

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この角度が虫(ゲジゲジ)っぽい……いや、魚の骨……      この角度だと完全に矢印(←)だ

UHFゲジゲジ虫のほうは個体それぞれの多彩な表情が魅力的。

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すごく背の高いUHFゲジゲジ虫にクモの糸              背の低いUHFゲジゲジ虫にもクモの糸

よく考えると(よく考えなくても)よく強風で飛ばされないよなーという絶妙な場所に生息している。アンテナ虫の生息地域がもっとも風当りの強い厳しい環境、ということは……かれらの性質はストイックだ!

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高みを目指し、過酷な環境を好むため屋根の上にいるとは限らない。    お隣なのにリフレクタ―(反射器)の形状がそれぞれ異なる!

双子に見えてもそれぞれ個性がある。となりあっていても狎れ合わない、群れない、孤高の虫なのだ。

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亜種・アンテナ虫モドキもいるのでご注意ください


アンテナ虫の愛で方②絶滅危惧種のVHFアンテナトンボ目・神様トンボを標本で残そう

みなさまご存じのとおり、世間一般は地上デジタル放送に移行しました(させられました)。
ここまでご覧頂いたとおり、「UHFアンテナ多足類・ゲジゲジ」の単独生息地域が増え、「VHFアンテナトンボ目・神様トンボ」はいまや絶滅の危機に瀕しております。
しかし各メーカーが生産を終了したということは、「そんなんいたっけ?」と世間一般から言われる日もそう遠くない、というか、いたことすらだれも思い出さない日がくることとおもうのであります。
そしてだれもいなくなった!
その前に標本(ミニサイズ)をつくっておきたい。

A B
グリーンフォークをつくったのと同じ(余り)アルミ針金を用意    つけまつげ用接着剤で仮どめした

長い方から2本目の素子?が立体的に上下についているのをあまり再現できなかった。むねん。

C
アロンアルファで本どめ

……うん。なんだか目も当てられない感じの工作になってしまった。先述のグリーンフォークの二の舞だ。
しかたがないので、目も当てられない方々は、目を閉じてコレが「アンテナである~いえっふ~アンテナ~」と念じながら読み進めてください。深呼吸もしてね。
熱意や気合で苦手なことが神がかり的に得意になったりしないべ。

D E
暑くてあおいでいた扇子のおうちマークに貼ってみた       うむ。アンテナ虫だ。

F G
チンプイ氏の愛らしい頭にも貼ってみた             間違いない。アンテナ虫だ。

背景が空だと、奥行きとサイズを勘違いできていい感じだ! と自画自賛した。

H
土に差すととたんに「虫」の生々しさが強調される。これはトゥーマッチだ。

そういうわけで、おんもへGO!

I J_2
壊れやすいので紙袋の内側に貼って持ち出すことにした          ほんもののアンテナ虫を見つけてガッカリする

K
公園へやってきた

L M
手すりに貼る                                下から撮影する

「木の葉を隠すなら森の中」みたいになってしまった。映っているんだけどね。

これを撮影している後ろで、おじいさんが一部始終、待っていた。なんとも気まずい。
作者が通行の邪魔になっていたから、どくのを黙って待っておられたようだ。
……だいじょうぶ。変なやつだけど(そんなには)あやしくないはずだ!

N O
こっちの手すりにも                               ペタッとな!

またしても撮影の間、後ろでおじいさんが待っておられた。気まずい。
やっぱり通行の邪魔だったようだ。ううむ。
そして先ほどのおじいさんと同一おじいさんかどうか、判別できなかった。にてる? いや、ちがう?
おじいさん&おじさんの個性のなさ問題を国会で取り上げるべきかもしれない。

P Q
今度は通行の邪魔にならないようベンチに貼った            そろそろ標本も傷んできた

R
どや!

残念なおしらせ:神様トンボの幽玄性に遠く及ばないことを謝罪いたします。

アンテナ虫の愛で方③フォトジェニック賞をあげよう

「VHFアンテナトンボ目・神様トンボ」も「UHFアンテナ多足類・ゲジゲジ」も晴れた日の空がよく似合う。フォトジェニック!

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悠々と泳いでいるかんじ                          風を読んで木にとまりそうなかんじ

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絶滅危惧種のVHFアンテナトンボ目・神様トンボが単独で!?          飛んでいらっしゃる……

すでにアナログ放送が終了した現在、神様トンボが単独で生息している地域(おたく)というのは
1、有線放送に切り替えた
2、ここからは見えない位置にUHFアンテナを設置した
3、このVHFアンテナでうっかりUHF帯も受信できた。うっしっし。
4、ワンセグ放送の視聴に切り替えた
5、テレビ視聴をやめた
のいずれかであると予想できる。屋根の上には個人情報がいっぱいだ!

まとめ:絶滅する前にVHFアンテナ虫を愛でておくことをおすすめします。


S
標本の寿命みじかかった

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