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2012年9月27日 (木)

宇宙ラジオ;地球の映画BEST10

Photo_2「全宇宙のドット柄ファンのみなさまこんばんは。実況の“いちごペッパー警部”です!
今夜は残念なお知らせからです。この時間、予定しておりました番組、坂本ロマン星人氏の解説による『宇宙を今一度ドット柄に致し候。』は、のっぴきならない事情により中止となりました。楽しみにしていた全宇宙リスナーのみなさまには心より……」
「ああ! あぶない! 彗星を投げないで! 彗星を投げないでください。彗星でケガをされたリスナーの方がいらっしゃいます。彗星は絶対に投げないで! ああ! ダメです! 星雲もダメです。星雲をちぎって投げるのもよしてください! ダークマターが生まれてしまいます!」
「えー、一触即発のリスナーのみなさまには心よりお詫びを申し上げるとともに、代替番組をご案内させて頂きます。当番組ディレクター“さくらぷにょん”による『個人的に好きな地球の映画BEST10』を特別……」
「ああ! 土星の輪っかで輪投げ遊びをするはやめてください! ああ! 輪っかが……! 136199エリスにリンゴをぶつけて軌道をさらに傾けるのもよしてください! お願いします! リンゴを投げないで!」

※136199エリスは冥王星型天体の準惑星。この星の発見を機に、惑星の定義に論争が巻き起こったため、ギリシア神話において黄金のリンゴを三女神のもとへ投げ(腹いせ)、トロイア戦争の遠因をつくった最強の不和の女神の名前が付けられた。

              。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚しばらくおまちください。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚

いちご「全宇宙リスナーのみなさま、長らくお待たせいたしました。えー、現在われわれはブラックホールのなかへと一時的に退避しております。“さくらぷにょん”ディレクターも一緒です。真っ暗で姿は見えませんが」
さくら「こんばんは☆ ディレクターです。いやー、こんなに熱狂的なドット柄ファンが大勢いらっしゃるとは、わたくし正直リスナーのみなさまを侮っておりました。おっと、まだ星雲のモヤモヤが髪の毛にからまっていますね☆ あぶないあぶない☆」
いちご「はたしてドット柄ファンなのか、代替番組の企画が気に入らなかったのかは不明ですが。ディレクター自らカラダを張ってこの混乱の収拾にあたったほうがよろしいのではありませんか? 土星の輪っかはどこかへふっ飛んだままですし、もともと冥王星の外側を黄道面からだいぶ傾いて公転している136199エリスの軌道がさらに傾いていますよ」
さくら「そろそろ垂直になっちゃうかもね☆ 冗談はさておき、いやー、ムリでしょう。リスナーのみなさんは各銀河の宇宙生物ですからね。それぞれ異なる物理法則で生成されているわけで、その混乱の激しさは古代神話の神々の戦いレベルです。うっかりしたら我々なぞひとたまりもありません☆」
いちご「ひとたまりもありませんか……では、しかたありませんね。それはそれとして『個人的に好きな地球の映画BEST10』をはじめてしまいましょう。解説は、当番組ディレクター“さくらぷにょん”です」
さくら「はい☆ よろしくお願いします☆」

2                         ブラックホール内は真っ暗なので照明を点けました!


いちご「まずは10位の発表です!」
さくら「ドゥルルルルルルルルル……☆」
いちご「ドラムロールはほどほどに願います」

BEST10『映画ドラえもん のび太とアニマル惑星』1990年


いちご「手始めに、日本地方の国民的マンガおよびアニメの長編映画がランクインですね」
さくら「お? そんなさぐりさぐりみたいな言い方をされると困りますね。ほんとうは『地球の映画BEST10000』くらいやりたかったんですよ☆」
いちご「それはイヤです。ぜひ自粛してください」
さくら「ちなみにこの題名は『アニマル・プラネット』と読みます☆ ドラえもんの長編映画はいいものが多くてたいへん迷いました☆」
いちご「なるほどなるほど。どういったストーリーなんですか?」
さくら「のび太くんたちが動物しか住んでいない星=アニマル・プラネットに迷い込んで、チッポという犬のような姿の宇宙生物と友達になる話です」
いちご「そこだけ伺うと、いかにもハートフルなお話に聞こえますが、パッケージのドラえもんはビックリして慌てているようにも見えますね。ピンチなんですか?」
3さくら「さすが☆ いちごペッパー警部するどい☆」
いちご「……こんなところで、マール星のチンプイ先輩を使って受け答えするのはよしていただけますか」
さくら「いちごペッパー警部はマール星の出身でしたっけ☆」
いちご「ちがいます。それで、ほかのドラえもん長編映画ではなく、この1本を選んだ最大の理由はなんでしょうか?」
さくら「のび太くんたちは戦うんです。悪いヤツらと☆」
いちご「そこは長編アニメですしね」
さくら「ストーリーをあかしてしまいますと……」
いちご「さっきまで伏せようとしていた姿勢はなんだったんでしょうか」
さくら「アニマル・プラネットの住人である動物たちと仲良くなるためにドラえもんの道具で動物の恰好をしていたのび太くんたちは、この星の侵略をたくらむニムゲと呼ばれる宇宙人たちと戦うことになるんです☆」
いちご「ほほう、それは藤子・F・不二雄氏らしいアイロニーと言えそうですね」
さくら「彼は真正のSFファンですからね☆ そういったワクワクドキドキはどの映画にもそれぞれ味わい深く描かれているので正直どれもおすすめです☆ チェケラ☆」
いちご「……では改めて、なぜこの1本なのか結論をお願いします!」
さくら「戦いの末、銀河連邦警察に捕縛されたニムゲ=人間、のリーダーが『すまん。マスクをとってくれ』と警官に向かって自分のマスクを外してくれるよう頼むのです☆」
いちご「ふむふむ。それは侵略しようとしたアニマル・プラネットにおいて、ですね?」
さくら「そうです☆ そして宇宙服のような防護マスクを警官に外してもらったリーダーが言うわけです☆」
いちご「じらさないで早めに発表していただけますか。あと9作品も紹介……」
さくら「『すばらしい空気だ』」
いちご「……ん?」
さくら「『すばらしい空気だ』!!」
いちご「……???」
さくら「しかし犯罪者ですから、『はやく歩け』と言われ、すばらしい空気を味わう暇もなく引っ立てられてゆくのです☆ その時の歪んだ顔☆☆」
いちご「……はい」
さくら「ここは銀河を問わず、全宇宙生物の胸を打つシーンです☆」
いちご「……えー、わたくし、いまいち伝わってきませんでした」
さくら「えー! ああ☆ そうですね、アニマル・プラネットが環境良好な衛星、ニムゲの暮らす星はその隣の汚染された惑星、まあ人間にとっては、という設定を話していませんでしたね☆」
いちご「なるほどなるほど。地球人はまだ経験したことないはずですが、われわれ宇宙生物にはなじみのある居住権争い、星間戦争の一種だったわけですね?」
さくら「そうです☆ なので全宇宙リスナーのみなさまも共感ポイントが多々あることとおもいます☆ うう、わたくし、いまはもう消滅した故郷の星のことを思い出してしまいました☆」
いちご「放送中にホーム・シックにかかるのはよしてください! それにしてもこの映画は地球のこども向け映画として製作されたわけですよね? 藤子・F・不二雄氏はとんでもない切り込み方をする方ですね。憧れます!」
さくら「ああ☆ よかった☆ 伝わって☆ チェケラ☆☆」


いちご「つづいて9位の発表です!」
さくら「ドゥルルルルルルルルル……☆」

BEST9『岸辺のふたり』2000年


いちご「ふたたびアニメーションがランクインですね」
さくら「先ほどは長編ですが、こちらは8分の短編です☆」
いちご「ほほう、8分間のアニメーションとはなかなかすっきりした作品なんですね!」
さくら「地球はオランダ地方のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の作品です☆ 2001年アカデミー賞短編アニメーション部門受賞しました☆」
いちご「えー、全宇宙リスナーのみなさんはいまごろ『アカデミー賞』をワード検索されているのではないかとおもいます……」
さくら「正直、わたくしも中身をよく理解していませんので、解説できません☆」
いちご「えー! 地球の映画大好きのくせに……おっと、わたくしおもわず本音を言ってしまいました」
さくら「わかっているのは、これに選ばれるとあちこちの映画館で上映される、DVD化もされる、万人が知っている、ということだけです☆ あとは知りません☆」
いちご「そこまで断言されると開き直りも男前に見えるから不思議です! この作品の見どころはどこでしょうか?」
さくら「ずばり、静けさです☆ カラカラと自転車を漕ぐ、永遠にも思える乾いた音のひびき……☆」
いちご「……そもそも映画を停止させれば真正の静寂が訪れるのではありませんか?」
さくら「少しでも光がないと暗闇は見えないんですよ☆ 地球人の場合☆」
いちご「と、言いますと……わずかな音が鳴っているほうが静けさをよりクリアに感じ取れる、ということですか? なんだか哲学的なお話になってきたようです!」
さくら「出来れば、このブラックホールじゅうに360°使って投影したいですね☆」
いちご「光速でも逃れられないブラックホール内での映画投影は今のところムリですよ」
さくら「あれ? それじゃ、われわれはここからどうやって出ればいいのですか?」
いちご「地球の映画ってほんとうにいいものですね!」


いちご「今度は8位の発表です!」
さくら「ドゥルルルルルルルルル……☆」

BEST8『グランド・ホテル』1932年


いちご「急に年代が70年ほど戻りましたね」
さくら「1932年の第5回アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれた名作中の名作です☆」
いちご「地球では、受賞すれば名作なんですか?」
さくら「そんなことはありません☆ 要するに地球人どうしで贈りあっている賞なわけですから☆ そこには人間らしい血なまぐさい事情が多少こびりついていることでしょう☆」
いちご「この作品は当時のアメリカ地方における大スターたちを共演させた、いわゆる超大作ですよね?」
さくら「そうですね☆ 製作当時に、地球における貨幣をたくさん費やして、なおかつ貨幣を大量に稼ぎ出した作品のほうが後世において入手しやすい状態を保たれる確率は高いです☆」
いちご「なるほどなるほど、だから名作中の名作なのですね」
さくら「まさにアメリカン☆ といったセリフ回しが見どころです☆」
いちご「……舞台はベルリンですが」
さくら「グレタ・ガルボ演ずるグルシンスカヤの浮き沈みの激しさは、地球における『女優』という生物のイメージそのものです☆」
いちご「……バレリーナの役ですが」
さくら「さまざまな人生がある時・ある場所で交錯するストーリー展開のことを、のちに地球人が『グランド・ホテル形式』と呼ぶようになったのも納得の、質の高い作品です☆」
いちご「まさに地球の映画は文化ですね!」


BEST7『メリー・ポピンズ』1964年


いちご「今回はドラム・ロールがありませんでしたね」
さくら「『サウンド・オブ・ミュージック』と双璧をなすミュージカル映画に変な音つけないでください☆」
いちご「……『映画史に燦然と輝くディズニーの傑作!』と手元の資料には書かれています」
さくら「やはりカラーでアニメーションとの合成が使われるなど映像技術についてもかなりファンタジーな作品ですから☆」
いちご「ディレクターは、どのシーンがお好きなんですか?」
さくら「アニメーションのペンギンと実写のバートが一緒に踊るシーンですね☆ みんなの、おもに地球人のですが、夢を実際の映像にした功績ははかりしれません☆」
いちご「それでは、もっとランキングが上位でもよかったのではありませんか?」
さくら「いえいえ、ミュージカル映画なので、歌も踊りもふんだんに盛り込まれていて、そこが宇宙生物としてはイマイチです☆ 眠くなっちゃうので☆」
いちご「地球人向けですからね。そこはしかたありません!」


BEST6『カストラート』1994年


いちご「快活なミュージカルの後は陰鬱なオペラの登場ですね」
さくら「陰鬱ですねー、なにしろもっとも名を馳せたカストラート=去勢歌手の苦悩がテーマですからね☆」
いちご「全宇宙リスナーのためにまず『カストラート』とはなにか解説をして頂けますか? それとも『オペラ』とは、からの方がよろしいでしょうか」
さくら「地球の中世期ヨーロッパ地方において、地球人のオスの子ども=おもに聖歌隊で有望だった少年を去勢、つまり生殖能力をなくすことでオスには成長過程で通常訪れる『声変わり』を妨げ、少年の声=美声、高音を保つ、ということが行われていました☆ そして歌手=名器として歌い続けるのです☆……うう、わたくし、いまはもう消滅した故郷の星のことをまた思い出してしまいました☆ あとお願いします☆」
いちご「ディレクターの故郷にも似た風習があったとは初耳です! それでは、わたくし不肖“いちごペッパー警部”が続きをお話しさせて頂きます。彼らは声変わりをしないのでメスと同等あるいはそれ以上の高音部を歌え、なおかつ成人男性の強靭な肺活量を持つ、圧倒的な技術力でオペラの花形をつとめたスーパーアイドルだったのです! カストラートたちは生殖能力と健康を失うこととひきかえに富と名声とスポンサー、拍手喝采と歌う場所を得ました。ちなみに当時『神の御前で歌えるのは男だけ』という不文律があって、メスを舞台や聖歌台にあげることは禁じられていたそうです」
さくら「うう☆ 地球西暦1685年生まれのマエストロ・ヘンデルも登場します☆」
いちご「ディレクターも復活されてなによりです! この映画が製作された時点ではカストラートという存在は消滅していたため、歌声は女性ソプラノ歌手と男性テノール歌手の録音を機械で合成したそうですね」
さくら「その歌声と人気はロンドンにおける王と貴族、というか皇太子、の対立に利用されてしまいます。主人公ファリネッリはかつての師ポルポラが属する貴族オペラに召喚されるわけです。しかし、敵対するコヴェントガーデン王立劇場に属するヘンデルを侮辱したフレデリック皇太子に対して『殿下の尊大な態度は音楽家全員への侮辱です!』と叫びます☆」
いちご「英国王ジョージ2世とフレデリック皇子……なんてめんどうな親子喧嘩なんでしょう。ファリネッリ個人はマエストロ・ヘンデルを尊敬していたわけですね」
さくら「そうです、互いに音楽の啓示を受けた者として☆ ほかにも半身不随のベネディクトという少年も登場します☆」
いちご「その少年はカストラートではなく?」
さくら「はい。貴族オペラ側のスポンサー良家の子息です。ボロボロの身体を晒しながらファリネッリに『ぼくが好きでしょ?』とほんの少し振り向いて微笑むのです☆ きゃー☆」
いちご「落ち着いてください。そんなことではまたリスナーのみなさんに彗星を投げつけられてしまいますよ」
さくら「そしてついに皇太子に背いて貴族オペラ劇場でヘンデル作曲のオペラ上演を強硬しようとする日、開演前の劇場は貴族のイヤガラセのブーイングで満たされます。そんななか、ムッとした顔のベネディクトから送られた1人分の拍手がホールに響くのです☆ うう☆」
いちご「泣かないでください! もう収拾がつかないため次の作品をご紹介します!」


BEST5『月曜日のユカ』1964年


いちご「再び時代がモノクロに戻りましたね」
さくら「カワイイものに理屈も国境も時空もありません☆」
いちご「ごく最近、どこかで聞いたようなフレーズですが……」
さくら「脚本も、あっけないラストシーンの良さもさりながら、とにかく加賀まりこさんが可愛くて可愛くて……☆」
いちご「またしても全宇宙リスナーのみなさんがワード検索しそうですね」
さくら「地球西暦1943年生まれ、いまなお可愛らしさを失わない永遠の小悪魔女優です☆ うっとり☆」
いちご「ディレクターがうっとりと固まってしまいましたので、次の作品へ移ります!」


BEST4『風の谷のナウシカ』1984年


いちご「……ディレクター、アニメーションお好きですよね?」
さくら「地球の良さはアニメーションがあるところだ! と叫んでも差し支えないくらいアニメーションを評価しております☆ マール星のチンプイ氏も同意されています☆」
4いちご「……きっと、そうだといいですね!」
さくら「この作品の良さは動きです☆」
いちご「と、言いますと?」
さくら「登場する人物、動物、蟲、木の葉から雷、雲、風まで、なにひとつ意味のない動きはありません☆ 完璧です☆」
いちご「ほほう! 完璧とは……! しかしさればこそ、もっと上位でもよかったのではありませんか?」
さくら「動きが常にドラマティックなので解説したいシーンはあまたありますが、ぜんぶ話すと彗星を投げられてしまいそうですのでワンシーンに限定し……」
いちご「そうして頂けるとわたくしも幸いです!」
さくら「クライマックスにおいて、暴走した王蟲の群れの前に、ペジテ市民がかどわかして傷付けた『王蟲の子』を帰すため、ペジテ市民との戦闘の末、負傷した主人公ナウシカが『王蟲の子』1頭を連れて地平に降り立つ、というようなシーンがあります☆」
いちご「『飛行ガメ』というツボのような形をした、空を飛べる小型の飛行機に吊られて降り立つのですね」
さくら「なんの防具も持たず地上へ降り立った後、数も膨大で巨体の王蟲の群れがぐんぐん迫ってくるわけです☆」
いちご「手に汗握るシーンですね!」
さくら「ナウシカはぜんぜん焦っていません☆」
いちご「それはそうですね。むしろ焦っているのはその様子を避難した高いところから見守らざるを得なかった風の谷の人たちの方でしょうね。ジル王が死んで間もないうえ、ナウシカは唯一の王位継承者です。しかも尋常じゃなく慕っています!」
さくら「この時、ナウシカには王蟲の足音が聞こえていなかったのだと思えてなりません☆ それぐらい穏やかな表情をしていらっしゃいます☆」
いちご「なるほどなるほど。と、すると人間を見捨てた、ということなんでしょうか?」
さくら「いえいえ☆ 王蟲の群れが風の谷へなだれ込めばそれこそ全滅です☆ この方法が最善策だと判断したうえでなお謎は残ります☆」
いちご「ヒロイズム的な匂いはしませんね。かといって、結果的には得ることになる王蟲の慈愛を期待しているようにも見えませんね」
さくら「肩にはキツネリスを乗せたままですし☆」
いちご「たしかに考えれば考えるほど……犠牲愛? 諦観? いや、諦めなんて言葉はもっとも似つかわしくない方ですね」
さくら「そうなんです☆ わからないんです☆ 宇宙生物はいまだこの作品の奥深さをはかりきれていないとおもうのです☆ よって未知数の分は順位から差し引きました☆」
いちご「地球人はほんとうに奥深い生物ですね!」


BEST3『tokyo.sora』2002年


いちご「今度はガラッと様子が変わって地球人の日常を描いた作品ですね」
さくら「ストーリーもセリフもあまりなく、ただただ淡々と映像が進んでいきます☆」
いちご「いいですね! 宇宙生物がいちばん観たい映画です!」
さくら「そうなんですよ☆ もちろんフィクションですし、役者さんはほぼ全員美形なのでアンチリアルですが、こう、そこはかとなく匂い立つものが全宇宙生物には嗅ぎ取りやすいつくりになっているのです☆」
いちご「地球に行ってみたい! 地球の空気を肌で感じたい! おもに東京! と熱烈にお考えの全宇宙リスナーのみなさんにはぜひとも押さえておいて頂きたい作品ですね」
さくら「その通りです☆」


BEST2『ル・アーヴルの靴みがき』2011年
ル・アーヴルの靴みがき公式サイト

いちご「やっとBEST2まで辿り着きました! 長い道のりでしたね」
さくら「到達地点はフランスの港町です☆」
いちご「もう解説は省略して、地球リスナーのこの方の記事を読んで頂きましょう!」
さくら「いやです☆ まだこの作品への熱い思いを語っていま……いや、このさいBEST1の作品名だけでも……お願い待って☆」
いちご「そろそろブラックホールの出口、ホワイトホールに到着したもようです。それではみなさま、よい夜をお過ごしください!」
さくら「うわーん☆ おやすみなさい☆」
5

太陽系のみなさまへのお詫び
このたびは、わたくしども『宇宙ラジオ』の不祥事により多大なご迷惑をおかけしてしまい、誠に不徳の致すところであいございます。
スタッフ総出でお探ししましたところ、土星の輪っかは小惑星群に引っかかっておりましたので、しかるべく土星にハメ直しておきました。ご安心ください。
また、136199エリスの軌道の傾きですが、およそ100億回めぐったのちに、もとに戻ることを計算で導き出しました。軌道をむりやり修正しますと、近隣の惑星にも影響を及ぼす可能性があるため、このまま見守って頂きたく、なにとぞご容赦願います。
およそ56000億年後にはもとの軌道に戻った姿をご覧頂けるとおもいます。
それまで今しばらくお待ちくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 

宇宙ラジオ・スタッフ一同

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