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2013年4月23日 (火)

ひとりTOMOVSKY×ダイナマイト☆ナオキ

東京・下北沢のclubQueに『ひとりTOMOVSKY×ダイナマイト☆ナオキ』の2マンLIVE“ワンダフルワールド”を観に行ってきました。
じっさいに行って気付きましたが、企画意図は「キュートフル♡な40代ソロアーティスト対決」でした。たぶん。

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今年3月に地下化されすっかりしぼんだオレたちの下北沢駅舎

下北沢駅をどうしようと京王電鉄・小田急電鉄の勝手だろ。くらいに思っていたが実際になくなってみるとショックおおきい。いなくなってから、好きだと気付く。これが恋というやつか(ちがう)。

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在りし日の下北沢駅ホーム 小田急×京王井の頭線の乗り換え階段の窓が好きでした(他社線ホームまで約40段の近さ)

さよなら下北沢駅乗り換え階段の窓!

そんな感傷はnew下北沢駅にすっかり残して、南口商店街の坂をくだりましょう。

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clubQueは先に地下化済(地下2F)

当日は、すっかり葉桜になってからの寒の戻りですれ違うひとはみんなコートを着用。
長野・仙台など記録的に遅い積雪。東京は午後まで雨。あがってよかった。

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ポップの字が可愛くて好感

お客層40代くらい? 男女比2:8
暗くてよく見てなかった。ここは今でもフロアでタバコ吸い放題、灰おとし放題? のレトロなシステム。さいきんの世界は禁煙家にやさしいところが多いですが、愛煙家にやさしかった。

10分押しではじまる。

ダイナマイト☆ナオキ
「ついでに財布もからっぽで~♪」という内容のシュールなテーマ曲に合わせて登壇。
目元が透けないサングラス、黒の革ジャン、赤いスカーフという出で立ちはギターウルフと仮面ライダーの中間っぽいけど、ベルボトム? それに猫っ毛なのか逆毛を立てているのか半端な長さの髪の毛がふわふわ。
ひとり。ふわふわ。
はじまってすぐイベント名の“ワンダフルワールド”って「すばらしき世界」じゃないと気付く。
7wonders(七不思議)のほうのワンダーがフル! ということなのか。瞳孔ひらきっぱなしのくまモン状態である(彼はデザインだから閉じられない)。
『挨拶のうた』『納豆ブルース』『痴漢撲滅キャンペーンソング』『トカゲのチャッピー』『おっぱいさわりたい』?
…………おれの器が足りなくて、笑っていいのか、笑ってはいけないのか決断できず。
ペグ折っちゃうし。通電したままシールド引っこ抜いてノイズ(本物の)響かせちゃうし。ストラップが切れて「おれのローディー!」って呼びかけると「すぐ行く!」といっていままで野次を飛ばしていた客席のグレープバインさん?(無知で申し訳ない)がステージに駆けてゆきストラップを付け替えてあげながら「この、バカ!」と言ってダイナマイト氏の頭をはたいて去るってゆう。台本があるのか。ないだろ。みたいなことがずーっと繰り広げられるし。70年代の匂いがするな。コール&レスポンスが「おじいちゃんお孫さん大きくなりましたね~♪」だし。

さいきん作者は『探偵物語』のDVD買って、なにこれちょうおもしれぇ~とおもってよだれを垂らして観ているんだけど、探偵物語好きなひとはダイナマイト氏もすきかも。あくまで可能性を示唆しました。

1979年松田優作主演・不朽のアドリブ多ドラマ

うたもパフォーマンスも笑いたいどころ満載だったのですが、笑っていいのかわからない。
だって本人が一生懸命っぽい。鼻の下に汗かいているし。
それも「鼻の下の汗がすごいんですけど~!」と野次られていた。そしてタオルで拭く。すなお。
おれ、一生懸命やっているひとを笑うような大人になったらこどもの頃のおれに殺されるからイヤなんだよな~とおもってずーっと笑うの堪えていたら、疲れちゃった。
でも「アンケート書いてくれよな。43歳でひとりこんなふうにやっているともう反省の仕方がわからない」というようなことを言っていたので、やっぱり冗談ではなく一生懸命なのでは? それは孤独の戦いだ。
ということは、おれ笑ってはいけないのでは? う~む。無害なことはまちがいない。
「今はなんだこいつと思っていても2週間くらいすると好きになるってゆう統計が出ているからだいじょうぶ」とも。
『チャリンコ暴走族のテーマ』では自転車のチリンチリン(ダイナマイト氏いわく“チャリベル”)がフロアにぽいっと投げ渡される。ピックでもドラムスティックでもなく、チリンチリン。
一生懸命なのか。わざとなのか。う~む。


アルバム名の『時代が追いつかない』って秀逸だとおもったけど作者の器が足りないため買わなかった。気持ちを2週間熟成させようとおもう。発酵。

ひとりTOMOVSKY
井上陽水「少年時代」をバックにスローモーションで登場。ボーダー柄のポロシャツ。さっそく客席乱入ハイタッチ。
「愛くるしいね、ダイナマイトくん♪」←笑顔
うんうん。たしかにダイナマイト☆ナオキ氏はキュートフルであった。しかし「ナオキ」の方ではなく「ダイナマイトくん」ってチョイスをするトモフもちょうキュートフル♪ とおもった。

この一言で今夜のLIVEは完成したのだ!(まだトモフ歌っていないけど)。

「あのあとだと、なにトモさんふつうにまじめな歌うたって、ってなる。ポロシャツだし」
うんうん。
「でもああいうのがほんとのロックだからね。デカい音出せばいいってもんじゃなくて」
うんうん。
「ダイナマイトくん髪もふさふさだし肌もツヤツヤだからてっきり20代かとおもったらおれと4学年しかちがわない」
毛量が気になるお年頃なのだな。
「下北沢駅ほんとに線路ないところまで見に行った。このポロシャツをシカゴで買って20代のおれに別れを告げた」
※シカゴとは下北沢や原宿にある老舗古着屋です。
うんうん。
「ほんとは一回洗ってから着たほうがいいのかな。首に違和感を感じたらすぐ着替える」
うんうん。
「今夜は日比谷野音じゃなく、この港を選んでくれてありがとう。愛しい子羊たちよ」
めえ。

※この日、日比谷野音ではフラワーカンパニーズがワンマンLIVEちゅう。

『歌う47歳、ポロシャツの47歳』『ひとりに戻るんだ』『いとしのワンダ』『ほめてよ』『いい星じゃんか』『我に返るスキマを埋めろ』『無計画とゆう名の壮大な計画』『SKIP』『星をみてる』『スポンジマン』など
絶賛レコーディング中につき未発売のニューアルバムから『さしだせ』『ほうき』『人生は無限だ』など

TOMOVSKY2号&3号も登場。とちゅうでsox猫がラブリーなTシャツに着替えるトモフ。そして時々ピックをなくしちゃう。「武道館みたいな」アンコール手拍子をやるよう指示が出たので、客席がはりきって波のある手拍子をする。Wアンコールだ!

しあわせだ~

だいたい19:10はじまり21:45おわり。
「キュートフル♡な40代」ってことは二律背反の裏側から見れば「すっとこどっこいでハラハラさせられる40代」でもあるわけだけど、キュートフル♡と思えることがうれしい。

やっぱりココは「すばらしき世界」だった。

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ダイナマイト☆ナオキファンクラブ会員証(FREEだったので勝手に取ってきた)←角がちゃんと丸いところを好感

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