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2013年8月 7日 (水)

相馬野馬追祭②

今年も7月最終日曜日に福島県・南相馬市の相馬野馬追(本祭り)へ行ってきました。

昨年の記事⇒相馬野馬追祭へ行ってきた

昨年のフラフラ、後半記憶なし。という不甲斐ないキャリアを踏まえ、今年の猛暑対策は万全なり。気合い!

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朝の福島駅

ここから2時間ちょっとバスの旅。

車移動という手段もあるけど、この日だけで(お祭りは全3日間)10万人超(お行列の沿道に5万8千、雲雀ヶ原祭場地に4万5千人)の見物がはりきって押し寄せるので、道路が大混雑。

9:30 現地ではお行列出発のころ

11:00 すでに続々とお行列到着ちゅうの雲雀ヶ原祭場地に作者も到着

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今年初の野馬追おうまファースト・コンタクトである         うっひょー♪(心の声)

祭場地内の道は、人馬車が一緒くたに通るのではしゃいだり、騒いだりするとキケン。
お馬は400~500kgの巨体だし(ばんえい競馬のお馬っぽい超巨体もいらした)、草食動物の中でも特に音に敏感。繊細。びっくりしたお馬の下敷きになったら人死にます。あとボロをうっかり踏むと滑る。つつしみましょう。つつしみました。

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観覧券は大人\1000                 ここでもうかうかしてお馬にぶつかったりしないように注意

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前日(朝も)の雨によりぬかるみ多数             午前ちゅうはまだ見物もすくなめ チャンスや!

見ての通り、天気が悪かったので万全の暑さ対策は出番なし。
人間はたいへん凌ぎやすい気候でした。30℃弱くらいだろうか。
ただ、ぬかるみの足元と高湿度の曇天だと、音が響くからお馬ご機嫌ナナメかも。

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小高神社の徒士の子だ! ひゃっほー♪(心の声)

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一緒に羊腸の坂=ウネウネの急坂をのぼってみた(作者は武者じゃないので柵外の階段を)

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山頂では、すでにご到着の太田神社さまが小高神社さまと中村神社さまを心待ちのご様子

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すてきに立派な松の樹のあいだから                    お行列と街を望む

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本陣山から西を眺めたところ 

祭場の南側(写真左手の緑色のあたり)に集っているのは太田神社の中ノ郷、小高神社の小高郷&標葉郷の騎馬。
これから北側(写真右手の陣)に来る予定が、中村神社の北郷&宇多郷。

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ぞくぞくご到着ちゅう

もののふ「標葉(しねは)郷、○○であります! ただいまっ! 標葉郷、○○騎、雲雀ヶ原本陣山ご到着の旨っ! お伝え申し上げますっっ! 以上っっっ!」 (絶叫)
お~。見物拍手。
アナウンス「ごくろうさまでございます。小高郷につづきまして、標葉郷の騎馬隊、先陣を参りましたのは、標葉郷・先頭軍者○○であります」
もののふ「○○であります! ただいまっ! 標葉郷、郷大将○○殿! 本陣雲雀ヶ原、○○られますっ! 以上っ!」(絶叫)
お~。見物拍手。
アナウンス「紅白の幌を手に威風堂々の進軍は、標葉郷・郷大将○○であります」

作者の一番好きな名乗り(?)であります!! この絶叫がかっこいい。すてき。スラスラと澱みないアナウンスもすてき。だいすき。きゃ~♡ もうお行列到着とこの絶叫だけで帰ってもいいくらいだ。まだ帰んないけど。たのしいから。

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小高神社さま、キター!

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それをアナウンスする放送席と機材

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お行列通過ちゅうに羊腸の坂のふもとを横切ろうとして、大人がたくさん本気で怒られていた。おちつけ。


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ペットボトル\150 かき氷\200 など良心価格

シンガリの中村神社さまは担ぎ手(白装束)の若い子たちが、掛け声とともに御神輿を担いだままヤーッと羊腸の坂を駆け上がり、見物はたいそう盛り上がった。

11:30 陣螺を合図に式典執行

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お祝詞とともに「/その成果を遺憾なく! 披露いたします! 観光客のみなさま方には、この震災からの復興に! 今後ともご尽力いただきますよう、おねがいを申し上げます!」

民謡・相馬流れ山(たぶん)を手拍子とともにみんなで謡う。ハァ~ア~ア~という独特の抑揚で耳慣れない身では歌詞が聞き取れなかった。でもチケットに書いてあった。

相馬流れ山 習いたか御座れ 五月中の申 アノサお野馬追
籠手をかざして 本陣山みれば 旗や纏や 鳥毛の槍も春霞
起きてたもれや 乗手も駒も なるぞ法螺貝陣太鼓

今年は429騎馬とおよそ500人の徒士、合わせて千人くらいの参加

お客層:昨年と比べ増加したらしい。内容としては外国人観光客らしき人が減り、年配の方々が増えた印象がある。ちびっこは昨年同様。
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左から役職「総大将付・御使番」「副大将」「副大将付」  左から「侍大将」「副大将付軍者」のみなさん

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左が「勘定奉行」 右が「軍者」    百足の旗が猛々しいこちらの方は「軍師」ちなみに兜には龍……! わお。

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小学生による舞がはじまる

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そのあいだに白鉢巻の甲冑競馬参加騎馬たちがぞくぞくと発馬所へ集合する

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ぐるぐる

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はっ! 腰に般若! なんてかっこいい……はっ! 法螺貝を持ったちびっこ! なんてラブリー!

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主を振り落としたちょうご機嫌ナナメ馬と 落馬した少年(あるいは青年)

そんなこんなでワクワクしていたら、発馬前に振り落とされた(叩き落とされた)少年がいた。だいじょぶかなー、とおもって見守っていたら

おじいちゃん①「落馬したぁ~、担架かぁ~? ○○の息子だぁ~」(尻上りの福島弁)
おじいちゃん②「んやぁ、○○も息子もバカだから、しかたねぇ~」(尻上りの福島弁)

うお。地元のおじいちゃんたち、辛辣だ。落馬するとバカって言われちゃうのかぁ~とおもって福島出身者にメールしたところ、それ意味ちがう。と指摘された。

「それは、頭が悪いという意味ではなく、馬バカだから担架持ってきたところで、甲冑競馬への参加をあきらめるわけがない。止めてもムダだ。心配しても、しかたない」の略だ、とのこと。

役者バカ、学者バカ、野球バカってよく聞くけど、馬バカ! なんと!
音楽家、芸術家、建築家ではなく、馬家! おれの辞書になかった。
たぶん負傷していたけど少年(あるいは青年)は再びお馬にまたがり輪の中へ戻って行った。野馬追の精神、強烈である。

12:00 甲冑競馬開始 3頭立て~10頭立てで10回くらいやる

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ピンクが発馬の合図をする櫓 白が陣螺を吹く螺役の櫓

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走り始めると、                            泥がすごい高さまでハネる!

参加者は若者が多いようで、また女の子の場合もある。

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息を呑むはやさ

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上位の猛者さんたち  羊腸の坂をのぼり    紙袋と祝福をうける (見物拍手喝采) わっしょい!

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途中、お馬が単独で疾走したり(止めるのたいへん)  来年はこんな笠持ってこよう、と思ったり

足場が悪かったせいか、落馬が多かった気がする。心配だ(人もお馬も)。

13:00 開始予定の神旗争奪戦に向けて休憩&準備

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報道陣がごちゃー                            見物席もごちゃー

雲が切れて、日が刺す(刺す!)につれて熱中症で運ばれるひとや迷子が増える。
救急車(お馬がいるのでサイレンなし)が出ようとして、一般席のカメラマンが邪魔になり軍師殿にマイクで本気で怒られていた。おちつけ。ちゃんと避けてっ。

13:20 そんなこんなで始まった神旗争奪戦

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打ち上げられた花火の中に ご神旗2本ずつが入っている 4本ワンセット10回くらいやる

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神旗を争奪!

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鞭の先でからめとったら全速力で羊腸の坂をのぼるのだ! 大盛り上がり!

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見物席の夢中っぷり

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全速力!

14:00時間切れ 当日ちゅうに地元へ帰らねばならないので名残惜しいが退却

まとめ:お行列到着がだいすきだ。ほんとはお祭り3日目の野馬懸(のまかけ。神馬=裸馬を素手で捕らえる、という古式のままの神事)も観たかった。
そもそも、なんのためのお祭りかといえば、とくに見物のためなんかではなく、奉納である。これらがぜんぶ奉納されるということは、神仏(千年前はじまりなら神仏混交だろう)もヤンヤとお喜びにちがいない。全力っていいよね。



帰りにバスで通った南相馬の海岸地区。

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夏草が生い茂り、スズメが遊び、カラスが集い、それを上空から冷静に見下ろす猛禽。
まるで、此処にはいままで一度も人間が暮らしていたことなんてありませんよ、みたいな顔をしていた。2年4ヶ月前までちょう住んでいたはずなのに。

運転手さん「この地区は住宅街だったんですが、全滅でした」(尻上りの福島弁)

途中、道路には点々と除染のあとの放射性廃棄物か焼却灰を詰めた土嚢が、仮置きされていた。

原発事故の影響により福島県内のほかの地域より1年以上遅れて活動がはじまった南相馬市ボランティア活動センターでは、今現在ぜっさんボランティア募集ちゅうです。


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コメント

昨日、コメント送った南相馬の野馬追いの写真に写り込んでた者です!笑
コメント届いていますか!?
なぜか送信ボタン押すと変なアラートが出てしまいます・・。

あっ!送れてるみたいですね・・!
福島県南相馬出身で今は東京に住んでるケンタロウです。
野馬追い好きなんですか?
自分はかなり好きでいつか出陣したいです。します!笑
来年は知り合いが軍者で出陣してるので是非、馬装や甲冑着付けとか観れるんで
よかったら一緒に手伝いお願いします!!笑
それと、表紙のイラストとか自分で描いてるんですか?

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