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2013年9月26日 (木)

階段だらけの町

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そっくり?

東京港区・芝の愛宕神社(23区最高峰)に『出世の石段』という86段の階段があります(画像・左)。
徳川幕府の三代将軍家光の時代(400年近く前)に、公の命(わがまま?)を受けて馬に乗ったままこの石段を駆け上り、社内の梅の枝を手折り、馬に乗ったまま下りて来て、公に花枝を献上した曲垣平九郎(まがきへいくろう)という武士が「あっぱれ馬術の名人!」として出世した故事のある、ちょう縁起の良い石段です。作者も大好きな石段であります!

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以前書いた記事⇒愛宕の千日詣り

で、そんな縁起の良い石段……っぽい階段だらけの町があります(画像・右)。

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こんにちは町田です♡

東京&神奈川の都県境に町田市という町があります。もともとは古くから続く農村地帯、70年代以降に人口急増した東京・横浜のベッドタウンです(たぶん)。住宅がぎっしり。

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例1・奈落の底みたいな急坂(矢印に人が立っています)

多摩丘陵に位置するため丘陵地特有の豊かな(激しい!)起伏があります。急坂がたくさんあり、階段(コンクリートブロックとか石段とか)もたくさんあります。

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中古住宅物件のチラシ。公道からほぼ平坦であることがキャッチコピーになる。たいてい『出世の石段』みたいな階段がある証?

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こういうの。それぞれの個人宅へ通じる専用階段がズラッと並んでいます。この地区の配送担当にはなりたくない。

もはや出世できそうな勢い(急勾配)であります!
それでは、さっそく登ってみましょう。(公道のみ。私有地&私道は眺めるだけ)

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手始めに15段モノ

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公園へ入るには16段モノを越えねばならぬ!

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21段モノ                                  右カーブの先

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22段モノ

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23段モノ

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27段モノ                              「この先車両の通行できません」がだいすき

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27段モノ

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31段モノ

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33段モノ

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37段モノ                                雑草の生え具合もだいすき

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39段モノ

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41段モノ

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46段モノ                              車が入れる道路を挟んでの46段ですが

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47段モノ

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47段モノ

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53段モノ

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54段モノ(左手は私有地への階段)

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65段モノ                                 左カーブの先

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72段モノ                               登りきるとご厚意のイスがある

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74段モノ

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76段モノ

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81段モノ                                81段の先の急坂におまけ付き

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86段モノ                                  途中で材質が変化します

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105段モノ                               105段登りきった先には2階に玄関のある教会(浮遊感)

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113段モノ                               振り返ると53段モノがよく見えます

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117段モノ                               117段モノのカーブ先

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さらに117段モノのカーブ先                        そして登りきるとご褒美のベンチ

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青いお宅と古いお店のスキマに131段モノ

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131段モノ                                カーブ先も日当たり良好

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156段モノ


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156段をアップにすると頂点がかすむ

実際に『出世の石段』っぽい階段を登ったり下りたりしてわかったこと
特徴①階段の両サイドに各戸の玄関や勝手口がある
特徴②出入口なので、きれいにガーデニングされている場合がある
特徴③急勾配なので手すり完備が多い
特徴④踊り場にはマンホールがある
特徴⑤谷中の夕焼けだんだんとは異なり、猫には一度しか会わなかった
特徴⑥住人の方の人通りがけっこうあり「こんにちは」と挨拶される
特徴⑦挨拶すると数がわからなくなるので、何度も上り下りを繰り返す
特徴⑧ものすごく不審そうな顔でじっと見つめられ、なにか言わなきゃと思って再び段数を忘れる
エンドレス! よもや階段の段数も数えられない大人になるとは思わなかった!

おまけ:ドーナッツ坂(滑り止め付き)もそこらじゅうにあります

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壁のようなドーナッツ坂                         どんぐりポケットになっていた

登りきった先には一体なにが……?

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頂上には急勾配下り坂&お宅へ通じる階段

教訓:一生懸命登ると、今度は下らなきゃいけなくなる。


また、入れませんでしたが、私道階段もなかなかの急勾配でした。

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手前も奥にも20段はかたい階段あり                坂の頂上からググッと下がる私道の階段は着地点が見えない

結局のところ、階段がすき♡ という余談
10年ぐらい前、RPGの中に「岬の砦」という少し寂れた建造物があった。
全然ストーリーとは関係がなく、ディスクの切り替えポイントだったためイベントは発生しない。にもかかわらず、作者はゲームのキャラクターをウロウロうろつかせた。
なぜなら、石段で出来ていたから……! (二次元)
円筒形の建物に左右から登れるようゆるやかにカーブした石段があり、正面の出入扉までは少し下る石段になっていた。場所が岬なので建物のてっぺんからは海が見える。
なんとワンダフル! こんな家に棲みたい! と思ったものである。(二次元)

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私有地なので入れないけど、いい感じな石段№2&№1! ポイントはゆるやかなカーブと植栽!

いいな~、この石段を頂けないだろうか(置く土地がないけど)。

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私有地なので入れないけど、かなり急勾配な直線的階段(出世できそう! 感ならコッチがおすすめ)

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売り地も立派な階段付き(階段のみの販売はしていません)

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結局のところ階段の魅力はコレに尽きる(37段モノを上ると丹沢山地)

階段は風通しが良く(風当りが強く)、登りきると空が広い。車や自転車でズル(?)することも出来ないので達成感もある(かもしれない)。荷物を運ぶのは難儀だけど、これで出世もできるとなればサイコーだ! (※霊験あらたかなのは愛宕神社のみ&お馬が必要)

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まとめ:みんな出世したらいい。出世できない人は(おもに作者)「出世できそう!」とかウキウキしながら、少しばかり健康になったらよい。あと、段数を正確に数えたい時はカウンターを装備しよう。


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