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2014年6月18日 (水)

ツガルさんに献花@横浜野毛山動物園

神奈川県・横浜市立野毛山動物園が誇るアイドルおばあちゃんフタコブラクダのツガルさん♀が、先月23日夜に亡くなったらしい。
動物園ではツガルさんの獣舎前に1ヶ月間(6月20日まで)、献花台を設置しているということなので行ってきました。

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横浜いい天気でした

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あいかわらずの混雑                              入口に悲報パネル

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さっそくツガルさん家へGO                          獣舎のなかへ入れるようになっていた

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写真がいっぱい                             ツガルさん等身大くらい(奥行きが足りないけど)パネル

献花台どころか、ちょっとした花屋になっていた。

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お手軽なサービス花束でごめん、とおもう              10000頭ラクダ折り紙も飾られていた

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“ありがとうノート”はもう書くところがなかった                 ツガルさん目線で柵の外を眺めてみる

……獣舎内から園路は、けっこう見えづらい。ツガルさん目がよかった(草食動物だし目が特大だし)んだな、と実感する。

こんな感じで作者がツガルさん家をウロウロしていると、じいさんの集団がゾロゾロ訪れた。
そして「ここは、なんのアトラクションなのかな~」と言いながら献花を引っこ抜きはじめた。…………! おんなこども動物なら実力行使で止めるが、じいさんの集団……(※動物園においてファミリーでも一眼レフを構えているでもない、じいさんの団体というのはめずらしい。なにかの視察? その後、花は戻したけど)
「なんだかわからないけど、お参りをしておきましょう」と言ってツガルさんの写真に向かってみんなで柏手を打ち始めた。
……オーケー、わかった。じいさんたちがフタコブラクダにいっさい興味がないことはよくわかったから、柏手なんか打ってないで、そこをどいてくれたまえ(心の声)。
宗教戦争って、こうやってはじまるんだな。と、謎のじいさんたちの背中を見送りながらおもった。

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ツガル「おおげさよ~。どうってことないわよ、もぐもぐ」(←大好物のリンゴを食べる音)

って、ツガルさんなら言いそうな気がするので(飼育員さんいわく“性格はマイペースでおだやか”)、そうね、ちがうわね。こういうのは温度差って言うのよね。と思い直す。

温度差を感じたので、ちょっと説明しておこう。

ツガルさんの魅力①苦労人(ラクダだけど)
生年不詳 青森県の牧場生まれ(牧場は閉園)
1982年12月 NHKで「ひとりぼっちのラクダ」として紹介され(食べ物は近所のひとが与える残り野菜などだったそうな)、それを観た神奈川県の男性が気の毒におもい、私財でひきとり野毛山動物園へ寄付。12月18日が来園記念日。
1985年 お婿さんラクダ・ミチオが来園。仲睦まじく過ごすも繁殖には至らず。
2002年 高齢のため前脚に関節炎を患う。
2008年 コエンザイムQ10を飲みはじめてから床ずれが回復する。
2009年 “功労動物賞”受賞
2011年12月 推定36歳のラクダ世界最高齢タイ記録となり、お誕生日会が盛大に催される。
2012年 野毛山動物園営業部長就任&神奈川県赤い羽根共同募金PR大使任命。こどもたちから獣舎の壁画をプレゼントされる。
2013年 PR大使としての功績により感謝状を贈られる。敬老の日“1000頭ラクダプロジェクト”で10000頭を超す折り紙ラクダが集合する。
2014年5月23日永眠。享年推定38歳。前日までムシャムシャ元気に過ごしていたと飼育員さんが日記に書いていた。

Photo Photo_2
関節炎の前脚                                   ちなみに後ろ脚


ツガルさんの魅力②ご長寿
もちろん最初からご長寿だったわけではないけど、現在約30歳以下の横浜っ子(ハマっ子)たちにとっては、自分より横浜キャリアの長い大先輩であった。敬意をこめて「ツガルさん」と“さん”付けだった。

2011 2013
2011年の獣舎                                    2013年の獣舎

柵のご挨拶には「ツガル」と書いてあり、“さん”は特に付いていない。でもお客さんは「ツガルさん」と話しかけていた。
ところで写真を比較すると獣舎がかなりキレイになっている。柵は飼育員さんみずから直し(低予算)、奥の壁画は敬老の日にプレゼントされたもの。


ツガルさんの魅力③こっち見てる
Photo_3 Img_0098
この特大の瞳がチャームポイント☆……でした              お食事ちゅうもコッチ見てた

もちろん人間側(作者のこと)がジーッと見ていたからでしょ、と言われればそうですね。


ツガルさんの魅力④表情豊か
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喜(←飼育員さんがいた時)                         怒(←しつこくシャッターを切っていたらプイッとされた)

とくに怒っていたわけじゃなくて、好物の寒地型牧草・イタリアンライグラスの青草じゃなくて乾草だったから(冬季)シブシブしていただけかもしれないけど。

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哀(←飼育員さんが去ったあと)                   楽(←“ツガルさん”と呼ばれて鼻でムイムイこたえていた)

はっきり喜怒哀楽のあるひとだった(ラクダだけど)。この鼻をムイムイする仕草はホントにかわいかった。⇒動物GIFコレクション@横浜野毛山ツガルさん


※ピンボケしているためお蔵入りにした動画

おれ、ツガルさん好きだったぜ。


とつぜん話は変わるけど、ツガルさん舎から後ろを振り返ったところに、マダガスカル島生息の絶滅危惧種・アカエリマキキツネザルの群れの獣舎がある。

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日陰のフェンスに身体をおしつけて体温を下げている(?)もよう

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おや、チビッ子だ!                          「赤ちゃんが生まれました」看板

説明板によれば、2014年4月22日生まれのひとりっ子。まだ性別不明。父親№15(7歳)、母親№17(7歳)。№17は3年連続で出産しているため飼育員さんからは「おかあさん」と呼ばれているらしい。「天気のいい日には巣箱から出て外を探検していることもあります」だって。今日、天気いいもんな。

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美形だな~                                   こちらに興味しんしん

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この大きさで生後2ヶ月弱なのかな                    お、手相がばっちり見えるぞ

ほほう。運命線&財運線がくっきりしている上に、マスカケですな(←徳川家康の手相)~。大物になるかもな☆

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興味しんしんだけど                                おっかなビックリ

そんな赤子から片時も目を離さないひと(サルだけど)がずっとお隣にいた。

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牙がかっこいいんだけど、おかあさんかしら              もう1頭はおとうさん?

サルもおかあさん(か、おとうさん。か、群れのだれか)は年中無休だ。

いままでもキリンが亡くなったり、ライオンが亡くなったり、サルが亡くなったり、オカピが亡くなったり、動物園いろいろあった。ツガルさんも亡くなってしまってさみしいな~とおもってお別れに来たけど、また来ようとおもった。


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一昨年のツガルさんの生え替わり抜け毛を詰めたボトル・ストラップまだ売っていた

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