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2015年8月22日 (土)

飲料パッケージが情報過多

朝の習慣で野菜ジュースを飲もうとしたとき、パッケージに野菜ジュースを使ったスムージー・レシピが載っていることに、急に気がついた。

1
スムージーのレシピなんて、だれが読むんだろうか……(しつれい)

きっとだれも読まないだろうから、おれが読んであげよう、とおもった(しつれい)。
……野菜ジュースとセロリ&グレープフルーツをミキサーにかけろ、ということらしい。うん、やんないけども。
いままで一度もちゃんと見たことなかったけど、よく見たらパッケージになんかいっぱい書きこんであった(にぶい)。

3gif
1周4面に文字とイラストがぴっちり.gif

とりあえず情報の要素を数えてみよう。

5 6
表面は13情報                    裏面は13+1情報(賞味期限の日付)

7 8
サイドは9情報            +折り込みのなかに1情報(開け方図解)

9 10
サイド裏は8情報          +折り込みのなかに2情報(カラーマークとNP-PAK)

※NP‐PAK=エヌピーパック。日本製紙の屋根型紙パック液体容器。このパッケージ自体の商品名。

11
底面にも1情報(カラーマーク)

※カラーマーク=カラー印刷の品質チェックのために(発色とか位置とか)印刷されるもの。じつは実用性はぜんぜんなく、オシャレだから、という説もある。

13 14
郵便切手の耳紙についているコレ。たとえばハナショウブは5色       ムーミンは6色

15 16
天皇陛下御即位二十年記念は8色でゴージャス          2円うさぎは3色と地味好み♡

切手のヤツ(ほか印刷物にもついているけど)が野菜ジュースにもついていたとは……いまはじめて知ったぞ。

17 18
野菜&果物のイラストに水滴がついていることも         ブランドが20周年であることも

知らなかった! (作者本人がスーパーで商品を手にとり、作者本人がレジで購入しております。おかしいなー)

19 20
“プチヴェール”なんて野菜しらないし                   砂糖・食塩・甘味料不使用なのもしらないし

※プチヴェール=アブラナ科、非結球・芽キャベツ。静岡県の増田採種場が1990年に開発した野菜。 (作者は日常的に野菜ジュースを飲んでおります。おかしいなー)

まとめ:48情報のなかに宣伝&業務連絡&クレーム処理の3要素が混在
パッケージに書かれた内容を見ていくと、「宣伝」「業務連絡」「クレーム処理」に相当する要素が混在していることがわかる。
宣伝……「1食分の野菜」「ありがとう20周年」「おいしさ守るESL製法」など
業務連絡……「1000ml」「要冷蔵(10℃以下)」、バーコードなど
クレーム処理……「カゴメお客様相談センター」「・容器ごと温めたり、凍らせたりしないでください。」など

※ESL製法=Extended Shelf Lifeの略。“賞味期限の延長”を意味する。製造・充填・包装各工程における徹底した衛生管理(クリーンルーム使用)を行うことにより鮮度を保つ技術のことらしい。へー。

0
面積は宣伝50%、業務連絡45%、クレーム処理5%←飲み終わったパックを要素ごとに切り刻み並べました

ちなみにほかの飲料パッケージも(いままでぜんぜん気にしていなかったけど)こんなに情報過多なんだろうか?

21gif
豆乳.gif←すでに開封済みですが気にしないでください

23 24
表面は10情報                    裏面は6情報

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サイドは5情報                   サイド裏も5情報

27 28
上面は5情報                              底面は2情報

豆乳パッケージは33情報だった。

29gif
牛乳.gif

31 32
表面は13情報                     裏面は12情報

33 34
サイドは9情報                     +折り込みのなかに1情報

35 36
サイド裏は7情報                    +折り込みのなかに3情報

37
底面はゼロ

牛乳パッケージは45情報だった。


余談:牛乳の賞味期限と食品廃棄率
もう何年も前のテレビ東京の経済番組WBS内でコメンテーターのだれかが「日本の消費者はたいていスーパーなどで牛乳を購入するさい、賞味期限の長い=新鮮な商品を選んで買い求めているとおもうが、たとえば牛乳1本を3日以内に飲みきる予定なら賞味期限は3日間あればいいわけで、むしろ積極的に賞味期限の短い=充填から時間経過している商品(それでも賞味期限内)を購入するようにすれば、国内の食品廃棄率は全体的にさがるとおもう」みたいなことを発言していた。
作者はそんなこと考えてみたこともなかった(っていうか値段と商品名と外装が傷ついていないか、ぐらいしかチェックしてなかった。ごめん、牛乳)。1本を1週間かけて使い切るスタイルのひとがやる必要はないけど、2~3日で飲みきってしまう消費者(おれ)は賞味期限内でいちばん短い商品を(あっても2種類の賞味期限くらいだけど)いちおう購入するようにしているけど、食品廃棄量へっている気配はないね。ひとりだけじゃな。

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あえて賞味期限の近いミルクを選んでもお腹はこわれないです☆ 人体(おれ)実験済み☆


結論:飲みきる前には読みきれない
いずれも「要冷蔵(10℃以下)」の内容物が入っているパックとはおもえないほど文字量・情報量ともに多すぎるため、じっくり読み込んでいると生ぬるくなっちゃいます。飲み終わってから読むか、冷蔵庫に入って読むか、どっちか……いや、業務連絡だけでいいんじゃないかな。

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ぜんぶ情報過多!

補足:認知機能はコントロールできない
まだ気づいていないことにはその存在自体に気づくことが不可能だし、もう気づいてしまったことは気づかない状態へと戻ることはできない。ただし、忘れることはできる。
そういう意味では両目をはじめとする感覚器官は人体の外界からの刺激を脳に伝えるパーツ、というよりは、脳(本人)が「見たい」「聴きたい」「知りたい」と望んだ情報を(けっこう都合よく)集めるレーダー、というほうが近いんじゃないか、と作者はおもっている。だからきっと、飲料パッケージに書かれた情報にいままで一切気づかなかったのも、いま急に気づいたのも、おれの望んだ結果……なのかなー。うーむ。
とりあえずスーパーで飲み物買うたびにパッケージの情報ぜんぶ読んでいたら買い物に時間かかってしょうがないので……忘れよう☆

「いまになってはじめて消防士は気がついた。すべての石壁が、すべての柱が、それどころか、自分が押しつけられているアーチ門の柱にいたるまで、山のように積まれた札束でできているではないか。カテドラル全体が紙幣のれんがで建てられているのだ。」
ミヒャエル・エンデ著、丘沢静也訳『鏡のなかの鏡‐迷宮‐』より

「さとりは突然訪れ、うたがう余地がなかった。さからうのは無駄なことだ。彼、イヴリィは影の民のほかのみんなとちがっている。それをさとったとき、イヴリィはうれしいとは思わなかった。」
ミヒャエル・エンデ著、田村都志夫訳『自由の牢獄』より

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