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2015年8月15日 (土)

相馬野馬追祭④

今年も7月最終日曜日に、福島県・南相馬市の相馬野馬追祭(そうま・のまおい・まつり)へ行ってきました。
2012年⇒相馬野馬追祭へ行ってきた
2013年⇒相馬野馬追祭②
2014年⇒相馬野馬追祭③

お祭りは全3日間、【1日目】宵乗り、【2日目】本祭り、【3日目】野馬懸(のまがけ)、とお馬&武士づくしな神事となっております。作者は本祭りのみの見物であります。

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東京駅のドーム屋根                            サクッと2時間弱で福島駅に到着

駅からさらに2時間半くらい(道路はちょう混雑)で目的地の原町区・雲雀ヶ原祭場地に到着☆

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本陣山の山頂から西方をのぞむ

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祭場地の南側は中ノ郷&小高郷&標葉郷の纏

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祭場地の北側に宇多郷&北郷の纏(木でなにも見えないけど)

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ちなみに山頂には郷大将&軍師&総大将&副大将のためのマイクとお席(パイプ椅子)用意 車庫(正しくは仮屋)ではすでにご到着の太田神社と小高神社の御神輿が、中村神社さまをお待ちかね

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お馬のための水桶もあります

予定では 9:30お行列開始 11:00お行列雲雀ヶ原本陣到着&式典執行
でしたが、実際は12:00ごろに国唄『相馬流れ山』を謡いました。

相馬流れ山ナァーエ ナァーエ(スイ) 習いたかござれナァーエ(スーイスイ)
五月中の申ナァーエ ナァーエ(スイ) アノサお野馬追ナァーエ(スーイスイ)
枝垂れ小柳なぜよりかかる いとど心の乱るるに
手綱さばきもひときわ目立つ 主の陣笠 陣羽織
武蔵鐙に紫手綱 乗せて見せたい 若殿を
青い野馬原一夜のうちに 花が咲いたよ 騎馬の旗
籠手をかざして本陣山見れば 旗や纏や 鳥毛の槍も春霞
起きてたもれや乗手も駒も 鳴るぞ法螺貝 陣太鼓

法螺のひびきとあの陣太鼓 野馬追祭りの勢揃い
お別火なさるも弓矢のならい お待ちゃれ野馬追 過ぎるまで
あいが切れます みあせて参れ せくな若武者 お先乗り
あがるのろしに心もおどる 主の緋縅どこじゃやら
追いつ追われつ強者どもが やれ待てその旗尋常にあらず 返せ七坂七曲り
駒にまたがり両手に手綱 野馬追帰りのほどのよさ
駒をつないで社の庭に あがる凱歌の流れ山

全詞けっこう長い。でもいい詞だな、とおもって割愛できなかった。この謡が生まれたときの景色と、いま目の前にある光景がいっしょ……いっしょではないけど。とりあえずこの詞、なんだかすごく嬉しそうだよね。

陣螺の音色「ブ――――――、ファ―――――」(←ほかのひとにはこう聴こえていないかも)
祝詞「(中略)相馬野馬追を立派にやり抜くことが復興のさらなる進展につながることと確信し、騎馬武者に今年も例年以上の奮闘を期待する!」
第33代相馬家当主(もと相馬中村藩・藩主)相馬かず胤公のご長男(第34代)相馬みち胤氏が総大将、さらにご次男・相馬きよ胤氏が副大将? (遠くて姿が見えなかったし、アナウンス聴き取れなかった。ちょうむねん)ただ、「お迎えし!」という感じでちょう重要事項であることは伝わってきた。
※今年、相馬きよ胤氏が標葉郷(浪江町・双葉町・大熊町・葛尾村)から出陣(正確には下命によりお行列に合流)したのは伝統的に異例中の異例だったらしい。相馬家ご兄弟にとっては、伝統もだいじだけど、ヒトがだいじってことを示したようにおもう。

騎馬武者&徒士ふくめ954武士? (うろ憶え)
祭場地の入場者数=見物は過去最高5万2千人、沿道には6万3千人もいたらしい 常磐道全線開通したからかな

見物層 男女比5:5 年齢 平均すると50~60代? おもに目につくのは中高年とチビッ子(ファミリー層) さらに変化としてはアジア系外国人観光客っぽいひとが増えた(在住・在勤・留学生の可能性もあり)

12:15ごろ 甲冑競馬、陣羽織姿(螺役騎馬)の4~5頭立てからスタート

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武士(もののふ)のみなさんは左肩に筆書き名札つき        左から軍者・軍者・勘定奉行さんです

ちなみに役職(責任者)になってしまうと競馬や争奪戦には参戦できないそうです。

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競馬後は羊腸の坂(ウネウネ)をもちろんお馬で駆け上がり、山頂の賞典軍者さんに褒賞をもらいます

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ちなみに発馬所は白矢印、ピンク矢印は待機でグルグルしている騎馬武者のみなさんです

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騎馬武者さんのお背中をじっくり見ると、旗指物は甲冑の専用金具にとりつけた上で晒布でカラダにグルグル縛ってあった……うわ、たいへんだ

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騎馬武者は基本的に若人であり、また女の子もバリバリ駆けております

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ケガしないように(ヒトもお馬も)がんばって☆☆☆ ←晴天にお願い

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息が合わずにお役から「待った」がかかったりもしたが、甲冑武者さんたち無事スタート!

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ぜんいん、ちょうはやい!

今年は馬場がよく乾いていたせいか(砂埃かなり舞う)お馬の足取り軽やかだわ。それとも武者さんたち、練習そうとう頑張ったのかな。この回だけじゃなくて、いままで観たなかで(2012年~)全体的にいちばんスピードはやかったんじゃないかなー。やー、かっこよかった~☆

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外周は1000m

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お、2番手が1位を抜いて戻ってきたぞ

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最後までけっこう接戦だ

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審判席前(ゴール)で鞭をかかげる余裕を見せた彼が1着!

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ほかの武者さんらもぞくぞく到着☆

10頭立て10回が基本だけど、今年はそれぞれ7~8頭立てで8回もやらなかったかも。ちょっと少なめ。

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羊腸の坂のスキマをぴっちり埋める見物たち      ブルーシートで機材をガードしている事務局(アナウンス部)です

13:15ごろ 神旗争奪戦スタート

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のろし=花火(1発につき御神旗が2本入っている)打ち上げ係のかた

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青の御神旗と赤の御神旗                          こっちは黄色の御神旗と赤の御神旗

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落下地点に人馬むぎゅう~

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赤の御神旗をゲットした猛者さん?(280騎が殺到しているため羊腸の坂に来るまで状況は不明)

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やっぱり羊腸の坂を駆け上がり(見物は拍手喝采)賞典軍者さんから褒賞をうけとる

花火20発、御神旗40本をかけてまだまだ争奪戦が繰り広げられます。

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裏手では、出番を終えて休憩ちゅうのお馬たち

まとめ:30℃超え無風の野天
日差し対策&熱中症対策はゆわずもがな、レジャーシート(熱くなる)じゃなくて小さいアウトドア用ラグとか屋外用クッションという手があったな~、と気付いた。じつは作者、もう何度も行っているのに、油断していた足が焦げ焦げ……ほぼ焼き肉になった気分。ちなみに祭場にはペットボトルやかき氷やお土産とかの売店、水道もあります。

事実:毎年負傷者続出
甲冑姿の騎馬武者さんや徒士さんたちの負傷だけでなく、暑さで倒れる見物客とお馬(暑いのはお馬もいっしょ)、お行列に近づきすぎたり羊腸の坂に入り込んで馬に踏まれたり、それが原因で武者さんまで落馬するのが一番さいあくかな。
(馬によるけど)お馬は繊細で耳がよいのでビックリさせない、お行列はぜったいに横切らない、救急車は最優先車両! 迷っちゃダメ。

懸命で清廉で荒々しい神事に礼節と慈しみを。

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東京にもどったら月がきれいに出ていた

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