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2016年2月19日 (金)

杉本恭一×TOMOVSKY@下北沢Q

杉本恭一さんバンド×バンドTOMOVSKYの2バンLIVE「UTAIMAKURU50DAYその2~KYOUTOMO~」を観に、東京・下北沢のclubQueへ行ってきました。

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東京は春の嵐で蒸してあついんだかさむいんだかイイ天気なんだかワルイ天気なんだかよくわからない日でした。深夜には雷雨。

お客層 男女比 1:20 年齢層 みんなおとな
そこそこきゅうきゅうでステージ上の見える範囲は半分くらい。パキッと半分じゃなくて格子窓から覗いているような景色、音よく聴こえたからいいんだけど様子は自信ない(だいたい見えてなかった)。


①バンドTOMOVSKY(V&ALLトモフ=オオキトモユキさん、Bオオキハルユキさん【TheピーズV&B/トモフと同い年のご兄弟】、Gはかまだ卓さん、Ky大塚やよいさん、Drクメムラヒトミさん【みんなサード・クラス】の5人バンド)

50代になってもトモフは相変わらず律儀に(?)定刻前に登場して私物を散らばしたりサウンドチェックしたり「ぜんいん、しゅうごう~」特訓したりして19時を待ってから、『我に返るスキマを埋めろ』でスタート(いや待ってないな、2分はやかったみたい)。

『歌う50歳50歳』の途中でトモフが2番(の替え歌)を募集した結果
はかまだ「(挙手)……『久しぶりに恭一さんに会った50歳』」
トモフ「? はかまだ君の年(齢)だと恭一さん? (トモフは)恭一君!」
ハル「……恭一さん」
トモフ「! 恭一さん? じゃあ、恭一さん」
という談合を経て『久しぶりに恭一さんに会った50歳~』に決定した。

トモフ「7時だよ?」
お客「ぜんいん、しゅうごう~」←特訓の成果
ハル「……甘やかすな~っ!」
お客さんがトモフ姫を甘やかしたら、ハルさんに叱られた(たぶん。おれハルさんがほぼ見えなかったのでヤリトリに自信ない)。でも、ハルさんが最愛の弟さんを長年(50年)溺愛した結果、こんな可愛いかんじに仕上がっちゃったんじゃなかろうか。もう、しかたない。
トモフ「なんで(直前の)ラママより静かなの? おれ、Queのほうがつき合い長いのに!」
ハル「気持ち悪りぃからだよっ!」
開演前に更衣室で(なぜか)あん、あん、言いながら着替えているときに気持ち悪い人格が憑依しちゃったにちがいない、とゆう。たしかに今夜のトモフは気持ち悪かった(すきです)。ハル「(予定ではまだ6曲あるのに残り時間が)あと12分」と言われて、鼻かんでたし(鼻声だった)。粘着トモフ(すきです)。忙しいときに角に足ぶつけてたし(だいじょぶだったかな)。まとめると、ハルさん風邪治ったッポくてよかったなー、とおもった。

トモフが酔っぱらいみたいだった『長すぎる冬』とトモフがぐちゃぐちゃだった『秒針SKA』が好きだった。きちんとまっとうなところを愛すべきなんだろうけど、瀕死の雛鳥とカオスが好きだからしかたない。

新作4曲がパワフルだった。『メンツ』『真夏』『MM(めんどうだ、メーワクだ)』『このままでいたいなら、このままじゃいられない』(かな?)、トモフ「暖冬のせいか新曲がどんどんできる」ようなことを言っていた。暖冬の神さま、えらいぞ☆
『MM』の前半は絶妙に変なリズムで、トモフはちゃんと変なリズムを失うことなく壊れたくるみ割り人形みたいな動きでカクカク踊っていた。お客さんのノリが悪かったから(?)前半部分は今後カットされるかもしれないらしい。『マナー』(2005年)と『人間』(2012年)に並ぶ“トモフ三大ヘンな曲”になるかどうかの瀬戸際である。3曲必要か、と問われれば微妙だけど壊れたくるみ割り人形はカオス好み。

それにしても、『こんな未来を』(2010年)以来のターニング・ポイントが来る、とゆうか来ているッポイ。うん、ターニングってほどターンしてないね。『うしろむきでOK!』(1996年)って楽しい曲あるけど、トモフはずっと後ろ向きでも前向きでもなく、内向きだった(たぶん)。内向きのエネルギーを音楽にしてみせるってゆう自己開示性と吐息が届くような距離感でみんなをメロメロにしてきたわけである(かなりたぶん)。ダサいキャッチ・コピーつけるなら「午前3時の親友」だ。でも『こんな未来を』はふわっと外に出て、結果的に44歳以降のトモフは可愛くなった(おもしろく?)。ずっとカワイイ言われていたらしいけども、トモフの可愛さに磨きがかかるのは44歳からである(おれが勝手に認定)。で、新曲はみんなにありがとうって言いたくなったッポイ…………しぬの? トモさん、しぬの? そんなのイヤだ! ノーモア喫煙☆
じゃなくて、トモフは50過ぎてなお可愛くなれるものらしい(トモフご本人はカワイイなんて言われたくないそうなので内密にお願いします)。たのしみだなー、ターン♪

トモフ「(アコギを手にしたりスタンドに戻したりしながら)はかまだ君、(トモフがサイド)ギター、弾かなくてもいい? さみしい?」
はかまだ「……さみしいです!」
! はかまださん、ついにトモフ姫のわがままをお断りできる大人に……! 成長したなー、ターン♪

今夜のトモフの名言:トモフとトモフのお友だちの音楽家について
トモフ「みんなお金ないから、恥ずかしいくらい○○○とかやってない!」
貧困層が薬物依存になったばあい、貨幣じゃなくてカラダ(違法行為ほか)で払うってゆう悲惨さが加わるだけで実際のところ持ち金のアルナシ関係ないんだけども(※トモフが貧困ってことじゃないです)、結果的にやってないんならオッケー☆ いい子☆ どこに出しても恥ずかしくないぜ☆ とおもった。

あとやった曲:『スポンジマン』『その2つ以外は』『こころ動け』『ワルクナイヨワクナイ』『ほめてよ』『スピード』『脳』など(じゃないかもなー)



②杉本恭一さんバンド(V&G杉本恭一さん、G奥村大さん、B有江嘉則さん、Dr中畑大樹さん=4人バンド)

曲名わからなくても(そんなヤツおれだけ)とにかく「いえっふー☆★☆」な時間だった。ギターがビヨンビヨンいってたし(すきです)。なにも考えず踊りだしちゃうようなポップなリズムに恭一さんの野太い(単語あってる? 土台のしっかりした? すくすく?)カラッとした温かい声が組み合わさると不思議な安心感がある。

恭一「トモとはひさしぶりの共演で、、、忘れもしない5年前、ぼくがプロになってはじめてヒト前でドラムを叩かされたディナー・ショー、、、サルが太鼓をたたくおもちゃのようだと言われ、サルだサルだ、と♪」
トモフはほんとにだれに対しても安定してお姫さまだ。それにしてもこの恭一さんのやさしそげなかんじ、粗糖みたいだ(作者は上白糖より粗糖がすきです)。抜群に洗練度高い音楽をつくっている張本人は粗糖みたいに穏和なのかー。

今夜の恭一さんの名言:LIVE告知
恭一「バンドでのLIVEは、……4月にあそこと、あっちと、あと、そこでやります!」
情報ゼロなのにこのすがすがしさはどうだ(すきです)。男らしなー。
正解は4月9日大阪ROCKTOWN、4月10日名古屋ell.SIZE、4月16日下北沢CLUB251だそうです。

あとやった曲:『RED MONKEY』『愛の国ガンダーラ』『土足で上がったその靴をまず脱げ!』『ピース』など(じゃないかもなー)


③アンコール:杉本恭一さんバンドによる『TACO』

公演時間まとめ:バンドTOMOVSKY1時間強15曲+転換20分+杉本恭一バンド1時間強15曲くらい+アンコール1曲=ぜんぶで2時間半くらい


今夜の個人的な凹み:終演後お客さんなかなか出口まで進まないなー、とおもっていたらドア付近にシンちゃん(佐藤シンイチロウさん/the pillows&Theピーズのドラマー)がいらした。そりゃ、進まな……よく見たらハルさんも並んでた。そりゃ、ぜんぜん進まない。それにしてもシンちゃんとハルさんは恋人すぎる。うらやましー。うらやましすぎて凹む、ちぇ。こんな長年メロメロなやさしい恋人が実在するなんて……! 傷心で泣かないように走って帰ることにした。
ここが天国だなんて気づかなければよかった、と悲嘆したのは左半身。このかた半世紀つづいた大木兄弟の天下(モテ期・男女問わず)があいかわらず継続ちゅうなんだな、とゆるんだのは右半身。トモフとハルさんの天下はまだつづくッポイ。

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