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2016年4月15日 (金)

武蔵陵墓地

東京・八王子にある武蔵陵墓地(むさしりょうぼち)へ行ってきました。愛称は多摩御陵(たまごりょう)。

きっかけは今年2月28日「天皇陛下インフルエンザ罹患によりご公務おとりやめ」のニュースだった。…………なにしろ天皇陛下は82歳だし、このまま陛下しんじゃったらどうしよう、とおもった。いえ、どうするもなにも、実務的にはとくになにもしないとはおもうんだけど。さみしいだけ。
そういえば、昭和天皇が亡くなったときは(自主てきに?)閉店や休業や(自粛てきに?)歌舞音曲がひかえられたりしたらしいけど、、、そうなると実務的にも関係ある。公演中止やLIVEハウス休業とかあるかもしれない。作者、イイ年した大人のクセに「喪に服す」作法しらないことが判明した(みんななにか通達されてる?)。きもちだけじゃだめかな。
なにしろ気づいたときには天皇陛下も皇后陛下もそこにいらしたもんだから(会ったことなくても)、いない世界をイメージできないな。

。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。自称・ラディカルなインディペンデント派(作者)が考える陛下&陛下のいいところ【ワルツ】。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。
ちょうど3年前のチャリティー晩餐会でワルツを披露されたニュース映像を数十秒みただけだけど、いいワルツだった。世の中にはいいワルツとわるいワルツがあるとおもうけど、世界一いいワルツだった(作者がかってに認定)。

「大体ダンスなんて/教える必要があるだろうか/2人ならもっとかんたんだ/相手が上手く踊れるよう/互いに自分を捧げればいい」

市川春子『25時のバカンス』収録「パンドラにて」主人公ナナの科白

そうゆうわけで、天皇陛下がとつぜんいなくなっても(予告ないからとつぜんなのは確実)あわてないように多摩御陵でイメトレしておくことにしました☆

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JR中央線および京王電鉄・高尾駅北口より徒歩15分くらい

ちなみに、みんな大好き(?)高尾山への登山はここから1駅先の京王・高尾山口駅が最寄です。写真右奥の山がそうかも。

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甲州街道を横切り、南浅川(みなみあさかわ)をわたる

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廿里町(とどりまち)とゆう難読地名の信号を右折して住宅街をゆるゆるススム

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陵南大橋(りょうなんおおはし)をくぐる

この橋をくぐるとすぐ武蔵陵墓地の裏手(通用門)なので塀沿いにテクテクのぼると正門に到着します。宮内庁HPの説明ルート通り☆

≪なにやら不審な警官発見≫
路地の狭い住宅街に警官の恰好をしたヒトがそわそわしていた……なんだろう、こんなところに。アヤシイ☆ ニセ警官?
flairニセ警官疑惑をもったときのチェックポイントflair
①制服のクオリティー(縫製が甘かったりエンブレムや記章がまちがっていたらニセ)
②制服がカラダにジャストフィットしているかどうか(サイズぶかぶかならニセ)
③装備品の重量感(軽そうだったらニセ)
④髪型(モミアゲやヒゲや襟足が伸びていたらニセ)
⑤様子(そわそわしていたらニセ)
アヤシイ! とおもってジロジロ見た結果①②③④は合格だが、⑤が微妙だった。うーむ。
警官「こんにちは」
本物だけどここでサボってる警官なんだろうか。じー、と納得しないまま通過した。

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ここが正門のはずだがなにかヘンだ

おかしいな、ここ正門じゃないのかなー。警察車両がたくさん駐車してあるし警官(制服&私服)行き来してるし、多摩御陵ってふだんからこんなに警備厳重なの???
警備のヒト「いま陛下が、、、祭祀ちゅうでして、、、」
! ショック! たしかに“行事等のため参拝を休止することがあります”とゆう注意事項は読んできました。しかし、まさか今日、そして今。どうする、おれ!?
そっか、さっきの警官はそれでそわそわしてたのか。疑ったうえにじろじろガンつけてごめんね☆ だって事情しらないからさー。
ちなみに正門に到着してから知ったことをまとめると
①げんざい天皇陛下が祭祀ちゅう=立入制限
②参拝の再開は1時間後
以上だ。ショック! 現地到着してからスケジュール1時間押しが宣告されるとどうしていいかわからない。周囲は住宅地である(コンビニとかはあるけど)。駅前に戻ってもいいけど15分かかるし、きょうはキャンセル? でも陵(みささぎ)が見たい、ってゆう単一目的で高尾まで来たのにキャンセルはない。空いている時間帯&晴天狙いが裏目にでた。陵を20~30分サクッと見て、花粉症(鼻水&くしゃみ)が悪化しないうちに次の予定(屋内)へ移動するつもりだった。どうする、おれ!?

≪しかたがないので周辺の桜とか見て待つ≫

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日光神社で桜チェック☆                           陵南公園で桜チェック☆

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桜チェック☆                                     桜チェック☆

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フレームは金属製だけど踏板が木でイイ香り☆ いい階段チェック☆

警官がそこらじゅうにいたので、さっきみたいにじろじろガンつけたりしないようにちゃんと気を付けました☆
…………そして、飽きた。

≪飽きたので正門でゴネる≫
作者「ねぇ、まだまだ~? もうウロウロするのも飽きちゃったからそろそろ中に入らせてほしいにゃ~☆」(実際は常識的な口調でしたが気持ちはコレだった)
警備のヒト「ここを車両が通過してから、、、」(さっき時間ちゃんと伝えたのに、とゆう気持ちだったかもしれない)
それにしてもこんなマイペースで飽きっぽい参拝客も「しっしっ、あっち行って!」って追い払えないとは苦労がおおい仕事だな(おれのせい)。
ん? 車両が通過する? それで駐車場になにやらひとがいるのか。もしかして、お見送りできるの? …………おれもそれやる! (にぶい)
とゆうわけで、急遽、東京にン十年暮らしてるクセにはじめてお見送り(お出迎え?)します。

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駐車場の桜をチェックしながらとにかく待つ(快晴のなか花びらがはらはら舞ってキレイでした)

ちなみにお見送りのみなさんは徐々に増えてゆき30~40人くらい。このあたりは散策スポットなので、地元のかた(も、いたとおもうけど)とゆうよりは散策とちゅうでたまたま遭遇(足止め?)されたっぽい軽登山かっこうの中高年の男女比 3:7 といった構成だったろうか。

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白バイ(皇宮警察?)がスタンバイしてからもしばし待つ

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いらした!

はじめて気づいたけど、御料車はナンバーの代わりに菊の御紋がつけられてるのね。(すごくにぶい)

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距離感はこんなかんじです

ちなみにスピードは時速20kmも出してなかったんじゃないかしら。自転車よりゆっくり運転してくれる。

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写ってないけど陛下&陛下がおふたりで手を振ってくれてます

なんで一番近づいたときの写真(とくに美智子さまとのツーショット)がないのかとゆうと、手を振るのに忙しかったからである。自称・ラディカルなインディペンデント気取りのクセに(作者)。

やだ、陛下&陛下、可憐すぎる! きゃわ~♡ ※しばらくお待ちください

とゆう気持ちで手を振っちゃったからシャッターは押せないよね♪ しかたない。や~、だって陛下&陛下、桜の妖精みたいだったんだよ? しかたない。
この画像でもわかるけど、陛下は車内から手を振ってるわけじゃない。手が窓の外に出てる。それが仕事だからって言われればそれまでだけど、律儀だ。その奥で皇后陛下が「レフ板あててる?」と不思議になるくらい晴れやかなお顔で手を振ってるんだぜ? こっちも振らなくちゃ! とゆう理由でノー・ツーショット写真です。

うっかり忘れてたけど、そもそも天皇陛下のインフル罹患が心配でココに来ることになったんだった(ちょうにぶい)。そうか、陛下&陛下、お元気そうでよかったなー、とおもった。

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車列はこのあと福生市の玉川上水視察へ向かわれたみたいだ

そして車列が過ぎたあと、「美智子さまがお美しすぎる」と女性陣がざわざわしてた。車内の白いレース・カーテンにレフ板効果がある可能性もあるけど、、、ほんとに桜の妖精なのかもしれない(疑惑)。


≪こうして武蔵陵墓地へ入れました≫

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さっきまでは駐車場、ここが陵の入口です

「一、みだりに域内に立ち入らぬこと
一、魚鳥等を取らぬこと
一、竹木等を切らぬこと
宮内庁」と入口に但し書きがあった。

…………魚?

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みどころは植林からおよそ100年モノの参道の巨木群(おもに北山杉らしい)

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種類によっては桜もはらはら舞っていました

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ああ、この八重桜キレイだなー、とおもったら          幹に手作り名札が結わえられていた

樹種がわかって楽しいのもみどころ(?)のひとつ。


≪武蔵野東陵(むさしののひがしのみささぎ)≫:香淳皇后の墓所

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フォルムは上円下方墳らしい                    すみっこに腰かけるのに丁度いい石があった

もちろん腰かける。なごむ。気に入りました!
ところで陵の参拝(お墓参り?)の作法って正解はなんだろうか。ほかの参拝者の様子を観察してたんだけど、とくに二礼二拍一礼(神社の作法)するでもなく、鳥居もくぐったほうがいいのかくぐらないほうがいいのか不明、手を合わせるでもなく、お寺じゃないので清掃や草取りや線香もないし、そもそも手前の柵までしか近づけないし。これ、お花手向けたりでき……、それも仏教か。神道はお榊だね。
とりあえず、ふわふわしておきました。

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柵のスキマから覗く花もあじわいある


≪武蔵野陵(むさしののみささぎ)≫:昭和天皇の墓所

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武蔵野東陵より高さと奥行きがある

それにしてもイイ天気でした♪

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おや、こちらにも丁度いい腰かけ石が!                 苔むしてますな

もちろん腰かける☆ ぴったり。気に入りました!

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祭祀後の片づけちゅうで手前の扉あいてた(奥みえてラッキー♪)          あ、りんご(供物)載せる台(三方)

奥の扉にも菊の御紋ついてるのね。そうそう、敷き詰められた細石(さざれいし)=砂利にタイヤ痕がついていたので陛下&陛下は武蔵野陵&武蔵野東陵を参拝されてたんだな、とわかった。

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巨木群の足もとにもみどころ、作者の好きなシャガ(たぶん)              スミレ(たぶん)

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どんぐり(たぶん)                            満開のミツバツツジ(たぶん)


≪多摩東陵(たまのひがしのみささぎ)≫:貞明皇后の墓所

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こちらはもっと木々がこんもりしている


≪多摩陵(たまのみささぎ)≫:大正天皇の墓所

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階段の段数がちがう! おっきいなー(写真だと上円パーツも見えないね)。

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このあたりアカマツ(たぶん)の立派さがすごい

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そして足もとにはマツボックリと松の幼生(?)がにょきにょき   これは、育てているんだろうか?

あの気難しいマツタケ菌たち、ここが気に入っているらしい。

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およそ30分くらいで参拝おわります

まとめ⑴おとうさんとおかあさんのお墓参り(祭祀だけど)
ラディカルに考えると、天皇陛下はおとうさんとおかあさんのお墓参りをしたわけである。お墓参りするにしても100人くらい(もっと少ない? それとも多い?)のヒトが周囲で仕事することになるんだ、おおごとだな。世襲制の最高神祇官(天皇家をラディカルに解釈)に選ばれし者、たいへんそう。選ばれざる者(作者)の苦手な仕事が①団体行動、②根回し、③愛想笑い、だからそう思うだけかもしれんけど。底辺での身軽な生活に満足しております。いや、満足しちゃだめなのか。

まとめ⑵大きいとさみしくない
作者は陵を見ながら「かっこいい」「きれい」とゆう独り言を声に出して繰り返してた。いやー、スケール大きいんだよ。写真で見るより。明治神宮も神社のシステムももちろん好きだけどさ、やっぱり神社建築って日本で千年以上かけて神仏混交した結果のフォルムなのかも。陵のフォルムとシステムは古代の神道の素朴な精神性を現代によみが……、めんどうなこと言ってますね。石と木でできた陵(墓所)がドカーンとあって、森(山?)と一体化してる風景を見ながら、苔むした石に腰かけてそよ風が吹き桜が舞い散り若葉が芽吹きウグイスが「ケッキョケッキョケッキョ♪」と鳴くのを聴きながら、なにもしないのである(花も手向けないし線香もあげない)。これなら、ぜんぜんさみしくないなー、とおもった。

神さまになるってこうゆうことなんだな。

そうはいっても、陛下&陛下におかれましては、神さまになるのはなるべく先延ばしにしていただきたいとおもう。

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高尾駅は天狗に護られています

余談:次の「東京の住みたい街ランキング」には高尾を推薦します☆
みんな陵のすみっこの石に腰かけて墓守(マインド)で穏やかな余生をおくったらいいんじゃないかしら。

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