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2016年7月 9日 (土)

上野動物園ミミセンザンコウのみ

2016年6月28日付のナショジオニュースに「1.3億円相当、センザンコウのウロコ4トン押収」とゆう記事が掲載された。事件は香港で貨物の総量はアフリカセンザンコウの1100~6600匹分(最小最大値にけっこう幅あるな)に相当するとゆう内容とともに、2015年にインドネシアで摘発されたセンザンコウの死体の写真が添えられていた。
…………なんだろう、この生き物。見たことないな。「世界で最も密売されている哺乳類」なんて不名誉なあだ名で呼ばれているのか。しらなかった。
灰色を基調とするツルツルのウロコ(密猟目的)をまとい丸められた体と尻尾、きっと殺され捕獲されたときに付着したとおぼしき乾いた血が首のあたりを伝い、もう小さな瞳が瞑っているから息はしておらず2度と目覚めないのだと直感する。そんなセンザンコウたちが大量に貨物コンテナへ詰め込まれたサマ、かなしい。

どこかに生きてるセンザンコウはいないだろうか?

そうゆうわけで生きてるミミセンザンコウが見たくて東京・台東区にある恩賜上野動物園(都立動物園HPは7月7日に攻撃を受けて以来サイト閉鎖ちゅう・動物園本人はやってます)へ行ってきました。ちなみに国内の動物園では愛知県名古屋市・東山動植物園と合わせて2施設のみのようです。

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参院選の街頭演説とカメラクルーが忙しいJR上野駅を素通りし

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陽射しが照りつける上野公園に入り現在工事ちゅうの正門を右折

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クラシックでむしろ雰囲気いい臨時門(旧正門)から入園します

一般600円。今日のチケット柄はタテガミオオカミさんでした~。

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…………園内地図を見上げるが「センザンコウ」表記なし        夜行性らしいので候補の施設は2つ(けっこう離れてる)

候補は「夜の森(コウモリ)」か「小獣館(メガネザル・ノネズミ)」か、あとはフェイントでバードハウスってこともあるだろうか(なかった)。カッコ内にもセンザンコウのセの字もない。ところで「穿山甲」(せんざんこう)って即変換できてウィンドウズ賢いな、とおもった(いまさら)。
とりあえず入口に近い方の「夜の森(コウモリ)」へ足を運んでみる。

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あ! 入口の木絵レリーフに御姿が!                  この奥にいるッポイ!

ビンゴ! 作者はウキウキであった☆ (この時点がピーク)

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愛くるしいスローロリスを素通りし目的のミミセンザンコウへ!           木や擬岩がふんだんに置かれた展示室

★ここで大問題発生★
①「夜の森(コウモリ)」施設内は相当暗い
補正写真だとそれなりに照度がありそうに見えますが、実際はオート設定だとシャッターが切れないくらいの暗さです(だから夜行性のスローロリスが活発に動き回っていられるんだけど)。撮影難儀とかはどうでもいいんだけど(写真目的じゃない)、そもそも見えない。人間は昼行性だから眼球も昼間に特化してるもんな。月のない夜くらい暗かったかも。うーむ。
※夜行性動物に限らず動物園内はストロボ厳禁です
②「夜の森(コウモリ)」施設内は通路が細い
ミミセンザンコウ展示室ガラス(来園者が観察できる立ち位置)の幅がせいぜい1.5~2mなうえに、通路(後ろ)は大人ひとり分の幅しかない。結果、ミミセンザンコウを探してると「ジャマ」「ジャマ」「ジャマ」状態で渋滞。ほかの来園者を通すために行ったり来たりするためゆっくり観察する雰囲気じゃない。それでもミミセンザンコウは見つからない。うーむ。

だんだん目が暗さに慣れてくれば見えるかも、とおもったんだけど生き物の気配が全然しない。木や擬岩の陰にいたらムリ、トウホクノウサギ(夜行性で人間から見えない位置に隠れるのが基本)やツシマヤマネコ先生(人間から見えない位置に隠れるのが基本)なんて目じゃないわー。気配がぜんぜんしないんだよね~(きっと密猟者たちはワナを仕掛けて捕獲してるんだろうな)。

生き物が見えないまま10分以上経過。………………………あ、いた。

ミミセンザンコウ:【有鱗目センザンコウ科】絶滅危惧ⅠA類、生息地は東南アジアから中国南部の森林。夜行性。

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展示場手前の隅っこで直径15~20cmのボールになってた          シャッター音に反応してちょびっと動いた

ダンゴ虫が開くように肢をモゾモゾさせたとおもったら、直後に「いません!」モードに戻られたミミセンザンコウ先生。写真でも体色さえ判然としないけど、直接見るともっと判然としない。白っぽく見えるけどウロコは茶色いはずなんだけどな~。難敵すぎる(施設含む)。ってゆうか夜行性のミミセンザンコウ先生のためにこんなに暗くても休んでるのは、基本的に1日のうち活動時間が短い性質なんだろうか(体力温存タイプ?)。

作者は生きてるミミセンザンコウが確認できてホッとしたので、これ以上の観察はあきらめた(眼疲労)。これ、おやつタイムとかやってるんだろうか。

こうして当初の目的は果たしたわけですが、かくれんぼ名人のミミセンザンコウ先生と同位置&同ポーズで休んでた動物がいたのであわせて紹介します。

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不忍池のハス越しにスカイツリー

「西園」と呼ばれるエリアで池之端門(東京メトロ千代田線根津駅側)に近い場所へ移動しました。

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赤玉土(?)を敷いた展示場の手前下角で丸まっておられます

フォッサ:【食肉目マダガスカルマングース科】絶滅危惧Ⅱ類、生息地はアフリカのマダガスカル島のみ。樹上生活・夜行性。

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お、起き上がられた!                            水を飲んでおられます!

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睾丸がふるふるなのでベザ♂さんのようですな               アンバー♀嬢はご不在のようですな

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足裏のお肉球がケープハイラックス・レベルのもちもち  そして威風堂々と「あっつ~」「だっる~」とゆうかんじで定位置へ戻られた

樹上のところどころに2cm角くらいの生肉ブロックが置かれてたんだけど、手つかずだった(夜食べるつもりなのかもしれないけど)。なにしろ、当日は猛暑日で湿気もひどかった。出身地のマダガスカル島は位置でいえば熱帯だろうけど、フォッサが暮らす辺りは(とゆうか夜は)もっと涼しいのかもしれない。ゆで肉ブロックになってしまう!


≪おまけ≫ジャイアントパンダ:【食肉目クマ科】絶滅危惧ⅠB類、生息地は中国。

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シンシン♀さん11歳のお誕生日プレ……破壊!       シンシン♀さんの瞳がイキイキとしておられます!

パンダ舎前を通ったらちょうどお誕生日イベントやってたんだけど、プレゼント(食べ物)のみならずメッセージボード(食べ物じゃないほう)までかぶりつきで破壊するシンシン♀さんに一瞬フリーズする飼育員さん、、すぐ水&エサで気をそらして強制回収である。
あとでシンシン♀さんのプロフィール板を見たら「怖いもの知らず」「竹グルメ」って書いてあった。冒頭の記載が「怖いもの知らず」ってホンモノだ。クマのお嬢さんたちは全世界共通でアクティブ(破壊王)なのかもしれない。

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