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2017年1月19日 (木)

アムールトラのメイメイさん&マントヒヒのロンさん死去

年明けの1月4日、横浜・野毛山動物園の重鎮、アムールトラのメイメイ♀さんの訃報が届いた。獣舎のそばに献花台を設置されたそうなのでご本人にはもう会えないんだけど行ってきました。

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入口は鳥インフルエンザ対策の消毒マット


☆アムールトラのメイメイ♀さん(1996年10月3日野毛山生まれ/2017年1月4日享年20歳)☆
アムールトラ:【食肉目ネコ科】絶滅危惧ⅠB類、生息地はロシア中国国境の東シベリア南部。

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訃報が貼られた空っぽのトラ舎                  メイメイ♀さんに似合う(と思う)花を選んだ

わかってたことである。年齢じゃなくて、さいきん(2016年以降)のメイメイ♀さんは横になって休んでる時間がどんどん長くなってた。おばあちゃんだもんな、とおもったし、晩年のフタコブラクダ・ツガル♀さんを思い出した。
ツガルさんに献花
12月下旬から体調不良で衰弱し死因は老衰らしい。そっか、具合悪くなってからも年越しまでがんばったんだな。メイメイ♀さんは簡単にあきらめるタイプじゃないよね。
……と、軽い気持ちで出かけたんだけどトラ舎に到着したら愕然とした。トラ臭くない! メイメイ♀さんの匂いがしない! けっこうショック。なにしろアムールトラなのでトラ臭かったのだ。
チビッ子「トラ、どこかな~♪」
親御さん「……たぶん、このまま真っ直ぐだよ」
とゆう会話がお元気なころは発生するぐらい、ちょうトラ臭い。アムールトラ♀は体長2.5m体重150kgぐらいあるはず、そして強力にトラ臭い。しかもメイメイ♀さんはヒトの動きに合わせて動いてくれる(気が向けば)。まちがいなく野毛山動物園の重鎮だった、そのサイズと存在感。
もう野毛山じゅうのどこにもメイメイ♀さんの匂いはしないし、地上のどこにもメイメイ♀さんの匂いは存在しないんだ。と空っぽのトラ舎を前にきゅうに実感したもんだから、このヒト(作者)は泣くかとおもった。今日はじめて動物園に来たチビッ子のトラウマになりかねないから止せ、と言い聞かせました。まず、おちつこう。

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飼育員さんお気に入りの桜の花びらにまみれたメイメイ♀さん写真   ファンの方々からのお写真 

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寝室はいままで献花されたお花と写真で埋めつくされてた

冬だからかあんまり匂わないけど、かすかに生花の香りがしてた。メイメイ♀さんはお花になってしまった。

「やがておれ自身が死んだ後も木蓮は歌い続ける/花はかぎりなく咲くだろう/誰もいない基地に皆の骸を守り/おれの白骨さえ苗床に/花は永遠に咲くだろう」

『ぼくの地球を守って』紫苑のセリフ

寝室側の屋内通路には「メイメイおもいで写真展」が飾られてた。

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野毛山動物園生まれだから子トラ時代の秘蔵(?)写真が!

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トラの着ぐるみと対面してびっくり(?)してる写真かわいいな☆


☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*メイメイ♀さんの思い出☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

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2013年トラ舎の工事によりクマ舎に仮住まい             暑かったためか頻繁に水浴びしてた


クマ舎は高床なので近いし迫力あるし泣きだすチビッ子もいた

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2014年トラ舎に戻りこうやって床に寝てるとこの巨体でも「トラ、いないね~」と言われてた

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2016年寝室で寝てるとチビッ子が張りつきで観察

201601a 201601b
2016年冬、落ち葉に座る後ろ姿がシブい     ズズイっと園路に近づくとチビッ子が不安をおぼえて黙って後ずさりしたことも

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2016年11月作者が最後にお見かけしたメイメイ♀さん。呪文のように話しかけ続けたら起き上がってキリッとした顔をしてくれた

写真、たくさん撮らせてくれてありがとう。



☆マントヒヒのロン♂さん(1991年2月9日野毛山生まれ/2016年12月31日享年25歳)☆
マントヒヒ:【霊長目オナガザル科】レッドリスト軽度懸念、生息地はアフリカ北東部やアラビア半島の乾燥地帯。

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マントヒヒ舎はぜっさん工事ちゅう

飼育員さんブログによれば11月はじめから体調不良を起こしたロン♂さんは高齢で心臓が悪かったらしい。大晦日に亡くなったとゆうことは、ロン♂さんもがんばったんだなー、とおもった。
こちらは獣舎が工事ちゅうだし吹きっさらしなためか献花台ないけど、もしも献花したい方は管理事務所に相談(訪問?)されたらいいんじゃないかしら。たしか扉に「ご自由にお入りください」って書いてあった。


☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*ロン♂さんの思い出☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

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高所に腰かける姿が男前☆                     「マント」のふわふわ感がかっこいい☆

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マントヒヒ舎前をしつこくウロウロしてたら唯一ロン♂さんが作者をチェックしに来たとき(お菓子を持ってるヒトに近づくことはあったらしい)

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奥がロン♂さん手前がサチコ♀ちゃん           ぜんぜんこっち向いてくれなくてね

サチコ♀ちゃんは1992年3月29日野毛山生まれでロン♂さんと仲良しだった(たぶん)ので落ち込んでないか気がかりだ。

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工事前まであった掲示板

作者のろくでもない人生と、かつて群れのトップを張ったロン♂さんの華々しいマントヒヒ生が交差したのはおよそ1秒間であった。もうひと目、会いたかったとおもう。


おふたりとも野毛山動物園の古株なせいか「さよなら」ってかんじはしない。
「がんばったね」「ありがとう」「おやすみ」

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