2017年12月17日 (日)

ひとりピーズ×遠藤ミチロウ@吉祥寺PlanetK

『ひとりピーズ×遠藤ミチロウ 2マン! カオス・フィーバー・スペシャル!! M☆N☆T 7th Anniversary』を聴きに、吉祥寺PlanetKへ行ってきました。

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クリスマスって食べれるんだっけ

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かっこいいヴィンテージ・ビル

お客層 男女比3:7 年齢層40~60代? ぎゅうぎゅう

①ひとりピーズ(V&G大木温之さん)
『道草くん』でスタート(だったかなー)。
ハル「(6弦ぜんぶ)新品の弦に張り替えたら6弦がボンボンなってるね……よかれと思って!」
6弦が馴染んでない(?)のが気になったらしくじぶんで先にゆう。バランスいいよ、問題ねえよ、自信持て、と頭の悪い素人(作者)はおもってた。
ハル「(ひとりピーズについて)いつのまにかひとりになって……メンバーは、武道館のダムの底に置いてきた!」
……? ダム? ハルさんのイメージむずかしいな。今夜のハルさんは「しゃべりだすと止まらないから、ミチロウさん大好きだから(時間)押したくない」ようなことをゆってあまりおしゃべりしなかった。止まらないのか、そっかー。
『植物きどりか』『実験4号』『ゴーラン』『どっかにいこー』『ブラボー』『霧の中』、未発売曲『フォーリン』など?
山中さわおさん&ウガンダさんがお誕生日とゆうことで、the pillows『巴里の女性マリー』よかったなー。
ハル「あさって(のLIVE)は水戸!」とお知らせしたあと『なっとーばかりくっててもいいのか』をちょっと演奏。
※LIVE関係ないけどちょうど納豆消費額のニュースが出て、水戸市民そんな納豆たべないらしい。年間消費額第1位福島市(独走)、第2位盛岡市、第3位水戸市、第4位山形市つづく。「納豆の揚げ春巻き」とかおいしそう。

今夜のハルさんの名言:来年の予定
ハル「2018年もTheピーズ活動しますよ……(お客さん拍手)……なにその告知!」
2018年以降活動しない予定もじゅうぶんあったんだろな、とおもう。あぶなかった。



②遠藤ミチロウ(V&G&Hp遠藤ミチロウさん)
『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』でスタート。
作者が以前に遠藤ミチロウさんのWebサイト検索しようとしたら、サジェスト候補に「遠藤ミチロウ△伝説」って表示され……こわいからネット上ではなにも調べないでおこう、ってそのまま聴きに行ってよかった。ミチロウさん、ちょうプリティーな方だった。
ミチロウ「ハル君が『ミチロウさん、もうすぐ40周年なんですね』ってゆうから、そうかな、とおもって(確認したら)……3年後でした♪」
もう2018年になるけど、2020年、3年後、「もうすぐ」?……、ぜつみょうなラインかな。
ミチロウ「(2020年には)70歳です。20周年、30周年はザ・スターリン復活したんですが、(おわったあとで)病気になるんですよね。だから、40周年は絶対やりません♪」
……これは、やってくださるにちがいない。とおもった。

今夜はじめて知ったこと:ミチロウさんはとっても小顔

『Just Like a Boy』よかったなー、『天国の扉』『オデッセイ・1985・SEX』『STOP JAP』など?
“遠藤兄弟”ユニットでご一緒だった遠藤賢司さんの『おやすみ』(だったでしょうか)



③ひとりピーズ×ひとりスターリン=スペシャルユニット『仰げば尊し』
ミチロウ「緊急ナイトでは一緒になるんですが、ハル君と2マン(ふたりきり)ははじめてで……♪」
とっても照れくさそうだった。照れ隠しパンク頂上対決はミチロウさんの勝ち。

今夜はじめて知ったこと:ヘンな曲(すきです)を作ってる張本人の音楽家はみんな(2名)とってもおとなしくて照れくさそうで、鬼プリティー☆

公演まとめ:ひとりピース12曲ちょっと50分+遠藤ミチロウ9曲ぐらい50分+ふたり一緒に1曲+α=120分くらい

2017年12月12日 (火)

映画『希望のかなた』

アキ・カウリスマキ監督(1957年フィンランド生まれ)の最新作『希望のかなた』を観に、渋谷ユーロスペースへ行ってきました。よかったです。でも無邪気に「さいこうです☆」とゆっていいのかわからない。さいこうなんだけどね。

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特大の屋外広告

ところで今年5月からユーロスペースでは全席指定・3日前からオンラインおよび窓口販売スタイルになってたらしい。しらなかった。便利☆

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主演シェルワン・ハジのサインは♡付き

お客層 男女比6:4 年齢層20代~70代? おひとり客が多い回だったのか落ち着いた雰囲気

※ネタバレ注意・これから鑑賞予定のかたはスクロールしないでください。


『希望のかなた』(原題『TOIVON TUOLLA PUOLEN』)/フィンランド語・英語・アラビア語・日本語字幕付き/98分/2017年
主人公でアレッポ出身の難民の青年カーリド役はシェルワン・ハジ。当て書き(さきに役者ありきで作る脚本)なのかとおもいきや、「英語とアラビア語ができて、できればフィンランド語も喋れる中東出身の俳優を探している(中略)ユーモアが理解できる人、とも」(※パンフレットのインタビューより)とゆう募集に当てはまったシェルワン。フィンランドの人口は549万人(日本でいえば北海道と兵庫県の中間規模の人口)なので、フィンランド語も話せるのすてき。長編初主演だそうだ。
もうひとりの主人公で、服飾卸商(?)からレストラン経営へ転業を画策ちゅうの首都ヘルシンキ在住のヴィクストロム役はサカリ・クオスマネン。日本でロングランヒットした『過去のない男』(2002年)では港湾警備員(ふわふわの白い雌犬の名前を聴かれ「ハンニバル!」と答えたあのヒト)だった彼です。おじいちゃんになっ……と、感じたけど作品15年も経過してた。15年分の時が流れてるのに15年分の年を取ってなかったらおかしいわね、と思い直した。

『過去のない男』(2002年)いま観ても何度観てもたのしい

もう冒頭から、アキLOVE♡
ヘルシンキの港に到着した大型の石炭運搬船から煤まみれのカーリド登場。また別の、住居らしき一室ではヴィクストロムが仏頂面でネクタイを締め、結婚指輪を妻(っぽいヒト)の前に置いてトランクを持った重い足音で出て行く。美しいクラシックカーを運転ちゅうのヴィクストロムと煤まみれのまま歩くカーリドは、道でぶつかりそうになり互いに見つめ合う。しかし避け、無言ですれちがう。で、ヴォーカルが哀切な挿入歌がはじまる。
…………こんなに色々あったのに主人公のセリフよりも挿入歌(バンド演奏)先? いいの? LOVE♡ アキ映画でおなじみ(?)の「え、この丁寧なバンド演奏シーンいる? いる? ……いや、いるね!」とゆう映像は今作でもふんだんにあってあったまる。
中盤すぎてから、難民申請者の収容施設でカーリドがリュートっぽい楽器(サズ)を演奏するんだけど「『A NIGHT WITHOUT MOON』作曲演奏シェルワン・ハジ」ってクレジット、シェルワンも多才☆

印象に残ってるのは、収容施設で出会ったイラク人青年マズダックが上着に丁寧にブラシをかけてるシーン。そしてカーリドに対して「生き延びるには明るくしたほうがいい。でも笑いすぎるな。頭がおかしいと思われる」とゆっくり話す。さらに携帯を貸してくれる。またフィンランド語でビールを2人分注文してくれる。
どうしてもこのシーンを見せたかったんだ、と思った。
でも1番びっくりしたのは、入国管理局審査の面接でポーランド(か、途中バルカンルート)で聴いたフィンランドとゆう国についてカーリドが語るシーン。
カーリド「かつて内戦を経験し難民を出した。そのことを、この国の人々はけっして忘れないと」(正確なセリフはうろ憶え)
アラビア語で。だから通訳人が管理局員の女性にフィンランド語に翻訳して伝える。しかしこの後、難民申請は却下され強制送還が決定。理由は「アレッポは安全だから」。
つらい映像だった。

ここで突然ですが、2017年12月6日に独立100周年となったフィンランドのつらい歴史○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*
そもそも中世より以前にあまり遡れない。スウェーデン王国あるいはデンマーク王国の被支配地域でぜんいんアル中の農民だったから、とゆう噂(サーミ人もフィン人も国を作らなかったようだ)。
紆余曲折=数多の戦争を経て、1809年ロシア帝国支配下のフィンランド大公国が成立。
1917年12月6日独立後、失業率悪化&食糧不足により赤衛隊(社会主義者)×白衛隊(ブルジョア)という民間人同士の残虐な戦争が勃発=1918年の市民戦争←カーリドのゆう「内戦」はこの戦争だとおもわれる
1918年5月27日白地に青十字の国旗承認
1939年11月30日~1940年3月13日ヘルシンキ空爆により冬戦争タルビ・ソタ=第一次ソ芬戦争、孤立無援のなか「モロトフのカクテル」=酒瓶+ガソリン+タールを戦車の下に放りこんで白装束スキー部隊がゲリラ戦を展開したことが有名しかしカレリア割譲により全人口の12%45万人が難民となった
1941年6月~1944年9月継続戦争=第二次ソ芬戦争
1944年9月~1945年4月ラップランド戦争は対ナチス・ドイツ、駐留ドイツ軍の国外排除を目的とする
そして2017年8月、トゥルクで起きた無差別殺傷事件はテロと断定された。同時に劇中に登場するネオナチのようなレイシストらが事件現場でヘイトスピーチを行い、追悼者と対峙したそうだ。

『雪中の奇跡』(1989年)や『世界史のなかのフィンランドの歴史』(2011年)など

ところでみんなご存知だとおもうけど、日本の難民申請の却下率はほぼ100%。2016年に難民認定されたのは28人(+在留許可97人)/10901人と冗談みたいな数字である。却下することにデメリットはあってもメリットは思い浮かばない。だから入国管理局の職員のヒトたちみんな死んだ魚みたいな目をしてるんだろうか(※個人の感想です)。むなしいレイシスト国家なんだろうね。


だが映画としては、カーリドが強制送還から逃走して不法滞在となりヴィクストロムのレストランに迷い込んでからが面白いのである。ちょう。あっさり市民カードまで偽造してあげちゃうし。なぜか「インペリアル寿司」に業態転換して失敗するし。「え、このシーンいる? いる? ……いや、いるね!」キレイな色に塗られた壁、謎の日本趣味、バンド演奏、ジュークボックス、空き瓶に活けられた一輪のテーブルフラワー、巻き煙草、見覚えのある役者のみなさん、そして犬。コイスティネン役はアキ監督の愛犬ヴァルプだ。
カーリド「(コイスティネンを抱きかかえながら)この犬は賢い。アラビア語で話しかけたらイスラム教に改宗するって。仏教よりおもしろそうだからって」
……コイスティネンさん仏教徒だったんですね。そして退屈だとおもってたんですね。きゃわ~♡

妹は見つかる。妹とは再会できる。それでもどうしても、ハッピーエンドは用意できなかったんだとおもった。



2012年の記事⇒宇宙ラジオ;地球の映画BEST10


『ル・アーヴルの靴みがき』(2011年)

2017年12月 7日 (木)

山海塾『海の賑わい 陸の静寂―めぐり』@新国立劇場

東京・初台にある新国立劇場の中劇場へ天児牛大(あまがつうしお)さん主宰の舞踏カンパニー・山海塾(さんかいじゅく)の『海の賑わい 陸の静寂―めぐり』(陸の読み方はオカ)を観に行ってきました。ちなみに正式名称は「新国立劇場2017/2018シーズン ダンス 新国立劇場開場20周年記念公演 平成29年度文化庁芸術祭協賛公演 舞踏の今 その1」ながいな。

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劇場はクリスマス仕様でロビーにはツリー☆

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かっこいいポスター枠外に添えられた極小文字のかなしいお知らせ「出演を予定していた天児牛大は、体調不良のため出演できなくなりました。」

おれはうっかりしてるので出かける直前まで知らなかったんだけど、すでに11月頭には天児さん体調不良による休演とゆうか降板が発表されてたらしい。おおう、ざんねんすぎる。でも公演じたいは山海塾で予定通りやるとゆうことなのでホッ。

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真っ青なイイ天気だった

お客層 男女比4:6? 年齢層20代~70代と幅広いけど平均するとたかめ どこからともなくフランス語が聴こえる

ご存知ない方のために説明すると、山海塾は天児牛大さん(1949年生まれ)が1975年11月5日に創設した舞踏カンパニーです(蟬丸さん曰く「あとから、この日、と決めた」日だそう)。当初は男性5人体制がつづき、げんざいでも舞踏手は天児さん以外に9人と少人数。およそ2年に1度のペースで新作を発表し、作品はレパートリーとして繰り返し上演される。1982年から長らく(2018年も)仏パリ市立劇場との共同プロデュースが続いてることが有名だけど、天児さん曰く「別に劇場と私たちはフランチャイズ契約を結んでいるわけではないので、もし今後、私たちの作品が目に見えて衰えるようなことがあれば、その時点で新作オファーは断たれるであろう」とゆうことだ。フランチャイズ☆
ちなみに天児牛大さんは麿赤兒さん(まろあかじ・1943年生まれ)主宰の『大駱駝艦』創立メンバーで、数年後に大所帯になった段階で麿さんから創立メンバーにそれぞれで集団を立ち上げるよう提案され結果、天児さんはカンパニー立ち上げを決意し、また天児さんが当初「山王塾」と命名しようかと相談したところ麿さんに「それなら、山海塾のほうがいいんじゃないか」と言われ、また「天児」も麿さんがつけた芸名、由来は天児屋根命(あまのこやねのみこと)…………麿さんパワー☆

天児牛大『重力との対話』(2015年)より
ついでにご存知ない方のために、大森立嗣監督の映画『まほろ駅前狂騒曲』に岡老人役の麿赤兒さんがふんどし姿を披露されてます(たしか)。このシーン、必要ないだろ! 麿さんのふんどし姿見せたいだけだろ! まったく! とゆう場面です。

三浦しをん原作『まほろ駅前多田便利軒』


プログラムより
「『海の賑わい 陸の静寂―めぐり』
Ⅰ遠くからの呼び声
Ⅱ水底での変容
Ⅲ二ツのおもて
Ⅳ予兆・静寂・振動
Ⅴ化石の森
Ⅵ綾
Ⅶ回帰
『めぐり』は、『めぐる』 回 の漢字があてられ
水の回流する形やすべて回転するものの象形文字であることから
ある順序に従っての移動や循環することにも用いられる
時の移り変わり、四季の循環、環境の変遷などである
舞台美術に使用した壁は、古生代のウミユリの化石をデフォルメしたものである
天児牛大」

2015年3月に北九州芸術劇場で初演された山海塾の最新作/公演時間90分。そして、すでに2018年3月下旬に同劇場での「新作世界初演」がアナウンスされてる。今日は8人で舞う作品を7人で演じ、、、るんだよね? と「現場にいる人間が状況を最も把握してない」典型例のかんじで作者はいた。

しかし座席に腰かけた途端、どうでもよくなった。
幕は開いてる。舞台は明るくはない。L字型の細長い板(湖を囲む橋に見える)が2つ、舞台奥に向かって白銀比とゆうよりは正方形のコの字を描き、上手の縁にガラス器(重量を優先するなら樹脂かも)に見える水盆がワイヤーが付いた状態で置かれている。「ウミユリの壁」はまだ見えない。舞台手前のフチに足跡? ……ああ、たのしみだなあ、とおもった。この環境だけで作者はもうワリと満足である。あ、音鳴ってたんだ、とゆうぐらいの音楽もいい。
客席も舞台もすっかり暗転してからはじまる。まだ暗順応(暗所で視覚を働かせるための眼球の調節作用で30分~1時間要する、明順応なら40秒~2分)が完了する前に下手に白い舞踏手が現れる。輪郭ははっきりせず、色はぼんやり青白く、まるで一部分が暗がりに溶けているよう。ごく雑に説明すると下手から上手までゆっくりと移動するだけ。これが気持ちよかった。導入部よかったなー。
パートで言えば『Ⅲ二ツのおもて』とおもうんだけど、「アメンボ採りトライアングル」な動きが可愛くて好きだった(※作者がかってに命名)。『Ⅳ予兆・静寂・振動』では「魔法陣ぐるぐる」な動きで床面にサークルを描いてたのしい。床面には白砂が敷かれているはずなんだけど粉っぽいかんじで、軌跡が淡くついたりつかなかったりしてく曖昧さもキレイ。『Ⅴ化石の森』での「トンネル工事」な音楽もおもしろかった。
そして縦3×横15パネル(に見えるだけで単なる筋かも)状のウミユリの壁、動くのである。びっくりした。ただでさえライトで多彩な表情を見せていたのに、左右にごうんごうん。
でももっとびっくりしたのは水盆(場面によって上下に位置を変え、かつ様々なライティングが施される)の水に触れた瞬間である。びっくりした。舞踏の流れのなかでごく自然にサッと触れるだけなんだけど、きゅうに触覚と温度が生まれた。
あとで蟬丸さん曰く「(水に触れる動作)あれは天児の具体的な指示があっての動き」とのこと。やっぱり! 天児さんLOVE☆
しかし、さらに驚いたことがある。『Ⅵ綾』かな、黄金色に照らされたウミユリ壁の前で背中を向けた蟬丸さんがシルエットになってソロを舞い始めるシーンだ。
※山海塾ではリ・クリエイションした『金柑少年』いがいは天児さんのみがソロを舞うので(たぶん)、急遽蟬丸さんがやることになった、のかな。
ずっと背中を向けていた蟬丸さんが、影から出てくるように振り返るんだけど、

なんて、悲しそうな顔をしてるんだろう。

そうゆう内面性を伴う場面なのかもしれない(『陸の静寂』ですし)。8人の作品を7人で演じて身体的負担が大きいのかもしれない。蟬丸さんカラダどこかを痛めてるのかもしれない。そもそも気のせいかもしれない。いろんな可能性よりも先に、咄嗟に思い浮かんだのは、

ああ、蟬丸さんは天児さんのことが好きなんだ、ちょう。

あとで吉川さん曰く「天児さんは、解釈は完全に客席に委ねる、という考えですから(後略)」とのことなので、作者がかってなことを思ったりしても問題ない。天児さん不在のこの公演を1番見るべきは天児さんなんだ。友愛に満ちたものに。だって、あんまり辛そうに見えて、? あれ、体調不良のはずの天児さんが無茶していらっしゃ……? いやいや、どっからどう見ても蟬丸さんだよなー、と作者は血迷ったぐらいだ(そもそも蟬丸さんを見間違えてたらごめん)。

まとめ:山海塾は暖炉の炎
剃髪で白粉を塗り、揃いの衣装を身に着けてるだけでも神秘的で匿名性の高い舞踏手たちはさらに加えて、真上からの強いライトで照らされてることが多い。それぞれの体格体質のちがいはあっても全体としては「白いなにかヒトガタ」として認知できる。その輪郭の光と影の境目をずっとなぞるように見つめてると、温かい。強いて似てるものを挙げるとすれば暖炉の炎だとおもう。野火でも焚火でもガスコンロでもなくて暖炉。「薪の燃える音もして、凍るみ空の黝む頃」。不真面目な作者は涎をたらしてうつらうつらしちゃうのが幸せなんだけど、またしても山海塾のムダ遣いに……、豪華寝台車の乗客の「寝ないともったいない、でも寝ちゃうともったいない」やつ。

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ここにもかなしいお知らせ

終演後ポストパフォーマンストーク:評論家の石井達朗さんを聴き手に、山海塾の音楽を担われてる吉川洋一郎さん、遅れてお化粧を落とした蟬丸さんが登場された。
石井「本来ならココ(椅子)には天児さんが座るはずで(中略)1番悔しいのは天児さんだとおもいます。いま快方に向かってるそうなので」みたいな話を最初にされたんだけど、、、! そんな重篤な状況だったとは……心配だ。
石井さんは今公演が山海塾の新国立劇場初登場だったことへの感慨や舞踏のなかでも山海塾は「重心がそこまで低くない」「おどろおどろしくない」「上半身の使い方がきれい」なこと、南米での舞踊の未来を話し合う国際会議(?)に出席した際にアルゼンチンの役職(?)の方に「舞踊の未来は舞踏にある」と言われ
石井「そうやって世界では『BUTOH』がどんどんひとり歩きしていってて(母国日本において大駱駝艦創設から45年たってなおアングラとして扱われてる状況なので)、くすぐったい」ようなことをおっしゃってた。吉川「舞踏アルゼンチン=Butoh Argentinaとゆうカンパニーがあります」と答えてた。知らなかった。
「世界で1番山海塾の公演みてる」吉川さんによれば山海塾の音楽制作時には、じっさいに使う曲の3倍ぐらいつくってるそうだ。つまり「ちがう」と判断された三分の二ははじいてるのか。たとえば「宇宙に巨大なヴァイオリンが弓をひいて」(?)みたいな天児さんの抽象的なワードを元にしたり、ある程度稽古が進んだ段階で現場に呼ばれ機材を持ち込んで制作したりされるらしい。
創設メンバーである蟬丸さんによれば1990年代に山海塾いがいでの活動を活発にされてた理由は「山海塾だけだとつまらないから」だそうだ。蟬丸「(1度海外に出ると)3ヶ月は行ったきりなんですよね、エアーチケットも高いものですから。5人で公演して稽古して、ホテルやアパートを借りて5人で食事して……つまんないんですよね」家族より一緒ですな。
「それで創設から10年目にツアーで一緒に回るのは半年だけにして、残りの半分は誰かとユニット(?)でもいいしソロでもいいから別のことをしよう。と、天児と高田(悦志)と滑川(五郎)と、4人に話しましたね。結果的に(山海塾としても)よかったとおもう」(言い回しや数字はうろ憶え)
ポストパフォーマンストーク聴いてて感じたのは、吉川さんも蟬丸さんもコミュニケーション能力抜群に高いな、とゆうことだ。天児さんに類友=ホモフィリーの論理で自然に集まったのか、それとも舞踏・山海塾とゆう非言語パフォーマンス制作で研鑽されたものなのか。

最も印象に残った制作過程のお話:蟬丸「天児は、きっといろいろ試したいんだとおもう」

今夜はじめて知ったこと:蟬丸さんにもおうち=地上の住所はある
吉川「(山海塾の公演記録を残すために吉川さんが中心となって録画録音してる件)昨年も富山で行われた蟬丸さんのワークショップを撮影して……」
石井「? 富山? なんで富山? 蟬丸さん、富山県出身?」
蟬丸「富山県出身で在住です。あした、富山に帰ります」(笑顔)
石井「! それはお疲れさまです」
…………おれ、蟬丸さんや天児さんにもおうちがあるなんて考えてもみなかった。水精のお宮に住んでるんじゃないのか! てっきり☆
※「水精のお宮」は宮沢賢治『双子の星』の主人公チュンセ童子&ポウセ童子の住まい。

2017年11月30日 (木)

11月の野毛山動物園

神奈川県の横浜市立野毛山動物園へ行ってきました。今月はめずらしい姿を目撃しました。

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ミナミコアリクイ:【有毛目オオアリクイ科】レッドリスト軽度懸念、生息地は中南米の森林や草原地帯。薄明薄暮性。

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起きてる! めずらしい☆                        みかん吸いに夢中♪

ミナミコアリクイは歯がないので黙々と吸う。

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顔と手がみかん汁まみれ☆                         気にしないワイルドさ★

ほかのお客さんたちも「おきてる」「めずらしい」「ひさしぶりに(起きてる姿)見た」と大注目。

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アサヒ♂さんのカメラ目線                        ……なにか悩み事?


アミメキリン:【鯨偶蹄目キリン科】絶滅危惧Ⅱ類、生息地はサハラ砂漠以南のアフリカ中東部の草原。

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そら♂×モミジ♀のツーショットを撮ろうと画策             しかし逆光で神々しいかんじに

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じぶんが逆光になってると気づいたのか                    そら♂がカメラ・サービス☆

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ベッ★ と舌を出して                                  モグモグ★

アミメキリンは鯨偶蹄目とゆう牛に近い動物なので反芻(口と胃のあいだを何往復もさせて食べ物を消化する方法)する。そら♂がベッ★ と出した黄色いモノ、胃の内容物とゆうか葉っぱやペレットのなれの果てだ……はじめて見たな、黄色いのか。

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反芻gif

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そら♂はミトンの手袋みたいな口元がチャーミングです♪


《今日の一枚:コフキサルノコシカケ》
ミズオオトカゲ:【トカゲ亜目オオトカゲ科】ワシントン条約附属書Ⅱ類、生息地は東南アジアのマングローブ林など。

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ミズオオトカゲ部屋にコフキサルノコシカケ大繁栄☆            気にしないミズオオトカゲちゃん



《追悼写真:ヘサキベイビー0525》
2016年5月25日に孵化したヘサキリクガメのベイビー(1歳5ヶ月・名前はない)が今月14日急死したそうなので、その可愛さを写真で振り返りたい。
ヘサキリクガメ:【カメ目リクガメ科】絶滅危惧ⅠA類、生息地はアフリカのマダガスカル島バリー湾周辺のみ。

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3頭目のヘサキリクガメ・ベイビー誕生に                静かな盛り上がりを見せた爬虫類館(2016年)

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先に孵化した2頭とはべつに                        1頭でのびのび暮らしてた0525ちゃん

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ふつう子ガメは採餌いがい土のなかで寝まくりなのに             起きてるし動いてるし

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ちょうカメラ目線☆                                 直径3~5cm程だったろうか

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縮こまって眠ってもラブリー☆                       別日でもやっぱり起きてる

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水槽の壁にアタック☆                             やっぱりカメラ目線☆

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歩くとけっこうはやく移動できる                   ニョキッと伸びた左足がラブリー♪

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カメラに向かってグイグイ迫る                         手の爪がしっかり☆

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土をかく力強い勇姿☆                           でもカメラ目線は外さない☆

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ハーフ・バースデイまででこの成長速度(性成熟は30年かかる)

その後、キバラクモノスガメの子ガメ展示などに場所を譲り、ヘサキベイビー0525ちゃんは非展示になったのか土にもぐって見えないだけなのか作者がその姿を撮影することはなかった。子ガメにあるまじきアクティブさで好きだったんだけど、その活発さが命取りになったのだろうか。こうゆう時、江戸時代だと「0525ちゃんがあんまり可愛いから、神さまが連れていっちゃったんだよね」とゆう言い方をした。可愛かったからな。

2017年11月17日 (金)

映画『福島生きものの記録5』@ポレポレ東中野

ドキュメンタリー映画『福島 生きものの記録 シリーズ5~追跡~』を観に、東京都中野区にあるミニシアター・ポレポレ東中野へ行ってきました。一週間限定上映なので興味のあるかたは大慌てで行ってください。

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JR東中野駅ホームから見える線路沿い建物の地下

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階段のイス

お客層 男女比4:6? 年齢層たかめ

※ドキュメンタリー映画ですが、先入観なく見たいとゆう方にとってはネタバレに相当するので以下スクロールしないでください。

『福島 生きものの記録 シリーズ5~追跡~』岩崎雅典監督/95分/2017年
2012年から岩崎監督が福島に通って撮り続けてるシリーズの5作目。そういえば、音楽って流れてただろうか……、ナレーション、ワイパーの音、雨の音、波の音、風の音、空間線量計の警報音。なかったかな。
まず大荒れの天候のなか、福島第一原発から1km地点でのイボニシ(巻貝)の調査に同行。国立環境研究所の堀口敏宏さんは水産合羽(?)を着込みながら「(廃炉作業中の)福島第一原発になにかあったらココ(携帯?)に連絡が来ることになってる。これだけは肌身離さず身に着けていないと」と説明した。そしてテトラポッドのスキマを火ばさみ(ゴミばさみ? トング)とバケツを持って棲息調査・目視観察・採集はじめるんだけど、ザッパーンと波が高くてだいじょうぶなのか、だいじょうぶじゃないよね、と作者はハラハラして見てた。しかもチームじゃなく、生態系影響評価研究室の室長ひとりである。限られた時間(干潮のあいだだけ)しかフィールドワーク不可だから、けっこうムリするようだ。何地点目かで高波に足をとられて腰を打ちつけて撤収されてた。命がけ。
つぎにNPO法人いわき市民放射能測定室“たらちね”の福島第一原発沖における水質と魚(海釣り)調査に同行。海岸段丘を横目に船(クルーはみなさんボランティア)がすすむんだけど、揺れる。揺れる。そして酔う。作者が。映像で船酔いするなんて作者の三半規管はポンコツである。
つづいて、放射能を可視化するために放射線像(被爆したネズミやヒヨドリなどのサンプルをフィルムに半年とか長時間露光・撮像することで放射能汚染箇所が黒く浮かび上がって視覚的に分布を把握できるオートラジオグラフィ―とゆう手法)を作成してる東京大学名誉教授の森敏さんの研究室をたずねた。ヒヨドリではとくに眼球まわりと肝臓が真っ黒だったのとか、こうやって可視化できるのか、とはおもうけど結果は予想通りで驚きはない。気になったのはプレートの角度固定にサランラップを使ってた点だ。いや、クレラップか。
そして、ツバメの白斑を継続調査してる東京都市大学環境学部の北村亘さんチームに同行。まず軒先のツバメの巣のなかを長い持ち手をつけたカーブミラーで確認。親鳥がいないスキに雛鳥を捕獲。雛鳥は思いのほかおとなしくしてた。そして店先などを借りてまず首の白斑を確認、採血、血液塗抹標本を作製(血液をスライドガラスに薄くのばす、あとで染色して観察)、一方ツバメ本人は綿棒を使って止血(消毒液止血剤つき?)して足環を装着して巣に返す。標本は乾燥させたら冷蔵保存ひつようないのだろうか。なにしろツバメ夏鳥だから作業も暑そう。
これがおもしろかった。そうか、こうやって調査するのか。「調査」って聴いてもピンとこないけど(少なくとも作者は)、この手順とゆうか作業工程のディテールが知りたかったんだと思った。「それが仕事だから」と言われればそれまでだけど、みなさんすごい手際いいんだよね。「神は細部に宿る」byミース・ファン・デルローエ(1886~1969年・独建築家)
ほかにもアライグマやハクビシン(career・伝染病媒介者)が棲みついた帰還困難区域の空き家(6年)にヒトが戻ることで起こる健康被害に対する警鐘とか、だいじなことでいっぱいだった。
1番印象に残ったのは、帰還困難区域の6.0μSv/h(1時間当たりの被曝量)地点で線量計が警報音を鳴らしつづけるなか、そこに生えたモミの木の形態異常について詳しく解説する森敏さんとそれを聴き続ける岩崎監督である。警報音が蝉しぐれみたいで、まるで何でもない夏の一日に錯覚した。

3
上映後トークイベント

岩崎雅典さん(監督・群像舎代表、1940年生まれ)×中村敦夫さん(俳優・作家、1940年生まれ)←※中村さんは映画には出演してません
おふたりは日本ペンクラブ環境委員会(この映画の後援も)つながりだとゆう説明から、
岩崎「(初日のゲストである元・双葉町町長の)井戸川さんに、(岩崎監督は)福島に通いすぎて具合が悪くなったんだと言われました」←ピカッとした目力☆
岩崎監督はかなり体調が優れない様子で声が出ないことを詫び、上記の話をしてからはあまり話されなかった。経緯を振り返れば、井戸川さんが本気なのか軽口なのかは判別できない。実質、東北から関東地方のぜんいんで人体実験してる現状だからな(※作者は産地によらず経口摂取するアイテムはすべて放射性検査して表示すればいいのに、と考えてます。原発事故なくたってそこらじゅうホットスポットは存在するはずで、食べる前に調べるのがリスク低い。森は除染できないし自然界は循環してるわけだから福島以外の自治体が「たまに」「適当に」検査しても無意味。オイシックス、らでぃっしゅぼーや等の宅配ビジネスができんなら標準でできるはずでは)。でも作者は皮肉よりは冗談だととらえて笑うことにした。次回作が撮れるまでよくなってほしい。
中村さんはニット帽にカラーレンズの眼鏡、ダウンベスト恰好の大柄なかたで、かっこいいのと同じぐらいちょっとこわい、と感じて作者はビビってた(客席までそこそこ距離ある)。でも椅子に腰かけた中村さんの足もとからボーダー柄ソックスが見えて、あ、こわいヒトじゃなくておしゃれなヒトだ、と思い直してホッとした。
中村「70歳を過ぎたら山頭火(種田山頭火・放浪の俳人、1882~1940年)みたいに旅に出ようかとおもってたのに、(原発事故が起きて)そうゆうわけにはいかなくなった」ようなことをおっしゃった。
中村さんといえば市川崑監修『木枯し紋次郎』(1972年)の主演、TBS系『地球発22時』(1984~1988年)の司会、そして参議院議員(1998~2004年)期には“政界の一匹狼”と呼ば……しらなかった。おれ、選挙権なかったからだろうか。
中村さんが脚本を書いた朗読劇『線量計が鳴る』について
中村「脚本を書いてだれか若いヒトにやってもらうつもりだった、でもだれも手を挙げない。だからサンプルとして2、3回やって“こうやって演ればいい”とゆうことを示したんだけど、それでもだれも手を挙げない。だからじぶんでやってる。朝日新聞の取材が来て『何回公演めざすか?』と聴くから『100回』と答えたら記事になったのでやらないわけにはいかなくなった」ようなことをおっしゃった。
そして今年10月、京都・同志社大学の寒梅館ハーディホールに招かれた公演について
中村「がんばって広いホールを用意してくれてしまって、中央の席だけでも400人入る(最大キャパ1000人)、こうゆうまじめな作品はヒトを集めるのがたいへんなんです。こんな広いところで100人ぐらいしか来なかったらかっこつかないな、とおもって(控室で?)そわそわしてたら、フタを開けてみたら大盛況で(今作の)動員記録になった」(言い回しはうろ憶え)
……かずかずの修羅場をくぐってきた中村さんでも動員とか気にするのか、と意外だ。
中村「これはなんだろう、とおもって。これは、わたしがすばらしいとかそんなことじゃなくて、(原子力政策に関する)情報が分断されていることへの怒りだとおもった」(うろ憶え)
情報と刺激を与えてくれる作品に対する熱狂、いつから日本は戦時ちゅうになったんだろうか。

「ロイヤル・シェイクスピア劇団が『リア王』をもってヨーロッパを巡業(1964年?)したときのことだが、上演の質は尻上がりに向上して、おそらく最良の出来はブダペストからモスクワにいたる間の公演だった。英語をほとんど知らない観客を前にしたとき、どんなにそれに俳優たちが左右されるか、見ていても実に興味深かった(中略)彼らの関心のあり方がどんなものであったかは、彼らの沈黙と凝視のうちによく現れていた。(中略)フィラデルフィアの観客はなるほど英語はよくわかる、だが彼らの大部分はこの作品に興味をそそられてはいなかった。(中略)人びとがあくびするのを見て、わたしは自分が悪かったのだという気がしてきた――求められているのは別のものなのだ」

高橋康也・喜志哲雄訳ピーターブルック著『なにもない空間』(1968年)

岩崎「中村さんはひとりでどんどん先へ行ってしまって、うしろにだれもついてきていない」
岩崎監督は先週「トモダチ作戦」ちゅう被爆した米兵士が東京電力を提訴した件でシカゴに呼ばれ、この映画のシリーズ②&⑤を上映してきたそうだ。毎回英語版をつくってきたがどこからも要請がなく今回はじめての上映だったと話された。中村さんはチェルノブイリに取材に行ってるしおふたりともタフで、作者ふがいなくおもう。
岩崎「森敏さんから連絡がきて、札付きになったからもう研究がしづらくなるかもしれないと言っておられた」
……! そんなあからさまに排除されんのか、さすがアカデミズム。
中村「岩崎さんは幸せになれるわけがない、(みんながやらない火中の栗を拾うためにカラダを壊して)不幸せを背負ってる」(どんな言い回しだったろうか)
岩崎「どこでも意見を言えるのは名誉教授ばかりで、現役の研究者はなにも言えないらしいです」
中村「われわれも名誉芸術家ですから」

まとめ:うれしかった
2014年、15年だったろうか、福島第一原発の元作業員が賃金未払いや危険手当の中間搾取で損害賠償訴訟を起こしたさいに、え、ちゃんと働いてたんだ。とおもった。いやだってね、一歩踏み込めばしぬかもしれない場所でいくら高額賃金を提示されても一体だれがまじめに働くとゆうのだろう。政府が「やってますやってます」と言い張るために税金をジャブジャブ投入してるポーズだけできっとなんにもしてないんでしょ、とおもってた(心理学用語ではこうゆうの学習性無力感と呼ぶらしい)。にもかかわらず、ちゃんと働いたうえに日当が手取り9000円ってどうゆうことだ、とおもった。やんなくたってだれも文句いえないぜ。文句あんならおまえがやれよ、とゆう案件である。
研究者だっておんなじである。まじめに調査すればするほど「原子力発電所ないわー」「放射性物質を右から左に移動させてなんのイミあんだよ」とゆう結論しか出てこないしそんなまともな意見だせば、名誉も収入も許可も籍も席もなくなる。デメリットあってメリットなし。でも、大真面目にちゃんと調査してる研究者の方々とボランティアの方々が実在した。衝撃である。うれしいし、よかったと思った。
そして岩崎監督も中村さんも心配してるのだ、と感じた。まるでじぶんのことみたいにとくに「これから生まれくる者たち」を心配して奮闘されてるのだとおもった。


「誰が『原子力ムラ』の村長さんか、この40年間ずっと見てきましたが、どうもいないようです。日本人得意の、阿吽の呼吸でムラを回しているのが本当のところだと思います。ただ50年前、60年前はいました。今でも元気な中曽根康弘さんと、亡くなった読売新聞の正力松太郎さんです。あの二人が日本の原子力を始めたのは確かです」

『新聞うずみ火連続講演熊取六人組原発事故を斬る』(2016年)

作者は豊島区高田(中曽根康弘さんの自宅)と渋谷区富ヶ谷(安倍晋三さんの自宅)の地下500mに放射性廃棄物の地層最終処分場つくったらいいとおもってて、だって安全なんでしょ? やっぱり言いだしっぺが責任とるのが筋じゃないのかな。ただ地下水がでるか、温泉がでるか、天然ガスがでるか、するだろうけどそれでも方向性はそれでいきたい。

2017年11月15日 (水)

TOMOVSKY×THE NEATBEATS@下北沢Q

バンドTOMOVSKY×THE NEATBEATSの対バンLIVE『トモフスキーとザ・ニートビーツだ!!』を観に、下北沢CLUB Queへ行ってきました。

A

お客層 男女比1:9 属性・時間に正確な人
そこそこ早めに行ったつもりだったけどすでにけっこうお客さんがいてぎゅう☆ 最終的に「今日は木曜日じゃなかったのかもしれない」と思ったぎゅうぎゅう☆

⓪だれもいない舞台(謎の機材がいっぱい)でハウリングが発生して徐々に増幅したところ、浦さんが登場してとめてくれた。
MR.GULLY「うちのコレ(ベースを弾く仕草)が、すみません☆」(笑顔で退場)
で、スタート。

①THE NEATBEATS(V&G真鍋さん=MR.PAN、V&G土佐さん=MR.LAWDY、V&B浦さん=MR.GULLY、V&Dr中村さん=MR.MONDOの4人バンド)
作者のなかではTHE NEATBEATSは“レニングラード・カウボーイズっぽい見た目のヒトたち”(1989年の映画に登場する架空のバンド:長すぎるリーゼントヘアにスーツ、尖りロッカーソールブーツスタイル)とゆう雑な認識であった。実際に見てるあいだ、レニングラード・カウボーイズそのものだとおもってた(ちがう)。

LIVE最初のほうドラムかっこいいなー、と見てたら
MR.PAN「ぜんぜんこっち見てくれへん!」
真鍋さん前のお客さんに難癖をつけたときに、ぜんぜん別の場所にいたけどおれも怒られた~、と反省して真鍋さんを見てたんだけど、個人攻撃(?)しながらも目もとが限りなく不安そうだったので、あのヒト間違いなくマフィア(byトモフ談)じゃなくてバンドマンだな、と強くおもった。
MR.LAWDY「ココ(この曲間)はしゃべるとこじゃない」みたいなことを言いながらも不安げな顔でしゃべる真鍋さんをニコニコ見守るメンバーとお客さんたち……、人間関係の立ち位置がトモフといっしょ☆ 今夜は「見守られるヒト」対決だったのか。
MR.PAN「コボちゃんみたいな顔して」とゆうMR.MONDOは真鍋さんがおしゃべりしてる後ろで静かにコームを使ってた。……コボちゃんが乱れたリーゼント・ヘアを直してる! きゃわ~♡

今夜のMR.PANの名言:来年2~3月ぐらいにニュー・アルバムが出る件
MR.PAN「心配するな、いつもと一緒じゃ」(言い回しはうろ憶え)
? THE NEATBEATSは毎年2~3月ごろに新曲だしてるの? ちょう勤勉なヒトたちだわ。とおもいきや、そうじゃなくて作品の内容が「いつもと一緒」らしい。フレーズとか3コードとか歌詞は「恋しがち」「朝まで踊りがち」らしい。安定した商品供給は常連客獲得における必須事項である(飲食店の場合)。勤勉だ。
記憶ちがいじゃなければ20曲ぐらい聴いた気になってるんだけど気のせい? やった曲は『TWISTIN' TIME WITH YOU』『黒いジャンパー』など、『HAMBURG TWIST』なのかな。


1.5転換サウンドチェックちゅう
今夜のトモフの即興曲「THE NEATBEATSは、25分押し♪」
つまり60分ぐらいの予定が90分ぐらいになったとゆうことなので、ちょっとしたワンマンLIVEである。ご存知ない方のために説明すると、バンドによっては単独公演でアンコールまでやっても90分ぐらいで終了します(MCしないヒトたち)。また、さだまさしコンサートでは単独公演180分だと曲数は10曲ぐらいだそうです(byさだファン談)。トークのウエイトずいぶん大きいけどお客さんはそれでいいのか訊いたら、「お客さんはトークを楽しみにしてる☆」(byさだファン談)らしい。トモフはほかにも「トランプよりシンゾウがきらい♪」みたいな即興曲も歌ってた。


②バンドTOMOVSKY(V&ALLトモフ=大木知之さん、G&Choはかまだ卓さん、Ky&Cho大塚ヤヨイさん、Dr&Choクメムラヒトミさん【3人はサード・クラス】、B&Cho大木温之さん【Theピーズ】の5人バンド)
トモフ「THE NEATBEATSの影響をすぐに受けて、3~4曲つづけてやる!」宣言してから連続して演奏したら、作者がけっこう疲れたので(ただ聴いてるだけのくせに)ふと見たらトモフも疲れた顔をしてた(たぶん)。やっぱり1曲ずつおしゃべりしてほしいな、とおもった。
やった曲は『不在』『歌う51歳、(あと)1ヶ月は51歳』『ひとりに戻るんだ』『スピード』『ムカシミタイニハアソベナイ』『巨大なダムのありんこの穴』『こころ動け』『骨』『映画の中』『真夏』『脳』『我に返るスキマを埋めろ』『ほめてよ』など、未発売曲『作戦会議』『不死身ファンク』


公演まとめ:THE NEATBEATS20曲(?)90分くらい+バンドTOMOVSKYアンコール含む17曲(?)70分くらい+転換ちゅうのTOMOVSKYショー4曲くらい=180分

たくさん曲が聴けたしいろいろ楽しいことがあったはずなのに、なぜか真鍋さんの不安そうな目もと&トモフの疲れたような顔しかいまとなっては思いだせない。

2017年11月11日 (土)

『夜のお供vol.3』@代々木ZhertheZOO

百々和宏(MO'SOME TONEBENDER/geek sleep sheep)さん主催の“百々和宏とテープエコーズ”×大木温之(Theピーズ)さん出演のLIVE『夜のお供vol.3』を観に、東京・代々木のZhertheZOOへ行ってきました。久しぶりに見た百々さんもハルさんもお元気そうでした。

1
2017年4月からライトアップ復活したドコモタワーは「魔女のお城」感なくなった(2011年3月までこっちがスタンダードだったことをぜんぜん思い出せない)

2
黒板の文字きゅう☆

お客層 男女比2:8 年齢層・昭和以前生まれの大人(百々さんが「見る限り平成生まれはいなさそう」みたいにおっしゃったので)
SEはレベッカとYMOなど聴いた気がする。百々さん曰く「昭和歌謡」セレクトらしい。快適でした。

①ひとりピーズ(V&G大木温之さん)
『ブラボー』でスタート(いや、『小さな木の実』だったかな)。ちょっと見ないあいだにハルさんますますおかしくなってた(異状なし)。なにかすごく嬉しいことがあったのか、それともちょっと疲れてるのかな、とゆうナチュラル・ハイ。その時点では「?」だったけど、③で登場するシークレットゲストと一緒にやるのがちょう楽しみだったのかなー、と今はおもう。
今夜のハルさんの名言:『あの女』おわりの「ブス! やらせて」(←歌詞)を歌い終わったあと
ハル「おれは(女を)選ばないよ」
…………ハルさん、ゲテモノ食いだったのか(ちがう)。作者、インフルエンザ以外で背筋が凍ったのははじめてだ。
ハル「20年前につくった曲だからもう勃たない」「おれはもうしぬまで(女を)選ばない!」とおっしゃるので、怖すぎるから選んでくれ、とおもった。これが女の子なら「もっと自分をだいじにしなよ」と言ってみるとこだけど、ハルさんじゃ。「優しさ」と「投げやり」っておんなじ一塊のモノでどの角度から見るかだけのちがいなんじゃ。明日からでいいから女は選んでください、と機会があったら伝えたい(機会は皆無)。いえ、こちらのかたTheピーズの作品が生み出せるし、PUNKは「臆病者・腰抜け」を意味する俗語だし、なんにも問題ない。問題ないけど、こわいな。
たぶんやった曲『ブラボー』『小さな木の実』『残念賞』『あの女』『なっとーばかりくっててもいいのか』『ヒッピー』『ゴーラン』『サマー記念日』『生きのばし』、未発売曲『氷屋まいど』『フォーリン』、コゴローズ『雨まみれ』かな


②百々和宏とテープエコーズ(V&G百々和宏さん、G&ピアニカ見汐麻衣さん、B有江嘉則さん、ピンチヒッターDr斉藤州一郎さん・fromアナログフィッシュ←愛称「しゅうちゃん」)
百々「(ハルさんについて)おおらかなMCで……“いくつになっても甘えんぼう”感がたまらんね♪」
! さっきのハルさんは甘えてたのか。わかりづらい甘え方……ハルさんに(ごく一部)甘えられちゃった、キャ☆
今夜語られた百々ママの名言:Theピーズ『バカになったのに』カバーでみんなルンルン♪ になったあと(作者含む)
百々さんが福岡のご実家にいた高校生のころ音楽番組のCMで「中学まではまともだった/まともだったのに♪」が流れたのを聴いて
百々ママ「ほんと、そう」
高校生の百々さんはなにをしでかしたのだろうか。百々ママさん、天国でお元気ですか? あなたの愛する息子さんは立派に勤勉なろくでなしをやっておられます、安心してください。と思った。
たぶんやった曲『ロックンロールハート(イズネバーダイ)』『中央沿線午前四時』『お酒にまつわるエトセトラ』など、Theピーズ『バカになったのに』、斉藤和義『歩いて帰ろう』カバーを百々「名曲」ゆってやってた気がするんだけど(記憶ちがい?)伏線だったのか。


③シークレットゲスト登場によりスペシャルバンド“かりもーちょー”(ハルさん命名)爆誕☆ (V&B大木温之さん、V&G百々和宏さん、Dr斉藤和義さん←シークレット)
百々「まばらな拍手ありがとう」(たしかにだれもアンコールゆってなかった)「せっかくだからセッションはハルさんとバンドでやる、ドラマーも呼んだ」とゆうので、お客さんがフロアで酔っ払ってたシンちゃん(佐藤シンイチロウさん・the pillows/Theピーズ)を振り返ったら
百々「そのヒトじゃない、そしたらここ(ギター位置)がアビさんじゃないとおかしいから」「(ふだんは)ヴォーカルだけどドラムがやりたい、ノーギャラでいいって(本人に)言われたから(今日のために)ちゃんとオファーした」百々さんがやけにもったいつけるので作者はさわおさんって今日のLIVE予定どうだったかな、と考えてた。
ハル「どんどんハードルがあがって……」
相当ハードル(期待値)があがってから、満を持して斉藤和義さんが呼び込まれた。
お客さん「きゃー!!」←移動つき・斉藤ショック
百々「(有江さんが)テープエコーズのあとに斉藤和義さん来ちゃったらテープエコーズの記憶が吹き飛ぶだろうからヤダって言ってたんだけど、きっと(ZhertheZOOに来る)お客さんは物慣れてるだろうからそんな、キャーとかならないよ……って言ったのに、このザマだ!」(言い回しはうろ憶え)←とっても嬉しそう☆
一方そのころ、作者はサイトウカズヨシさんってどの齋藤さんかな、と思ってた。写真は見たことあるはずだけどぜんぜん雰囲気ちがってご本人、体育会系なんだよね。耳ちがい? 手前にスレンダーなヒトがふたりもいる補色効果かな。猫に小判、作者に斉藤和義さんである。
そんなわけで作者がはじめて見た実物の斉藤和義さんは、ちょう真顔で縮こまって(大柄なのに)リズムを刻んでおられました、ノーギャラで。意味不明だ(好きです)。
しかも斉藤さんは1曲ごとにハルさんから間違いをやいのやいの言われてて、デジャヴ☆ ハルさんTheピーズではGアビコさんに、TOMOVSKYではGトモフに、そして今回はG百々さんに「(客は)言わなきゃわかんないんじゃない?」みたいに返されてた。それでも間違えた現場で言わなきゃ気が済まないのはベーシストだから? いや、じぶんでもメンバーでも「いま間違えた!」宣言するヒトほかにいないよね。そしてお客さんに対しては「甘い!」……って、斉藤さんに対するハルさんと百々さんの愛、重いな。
最後は、ドラマーではなく通りすがりの酔っぱらいとして来てたシンちゃん(足もとが心配です)とテープエコーズもステージに上がり、踊り、州一郎さんはシャカシャカを振り、なんかこうカオスで楽しかった。
たぶんやった曲:The Knack『My Sharona』、Theピーズ『ドロ舟』『実験4号』、The Beatles『I Wanna Be Your Man』

Photo
「こわいです」と怯えながら真顔でドラム演奏する斉藤さん&キャッキャ嬉しそうに笑う百々さん(by作者画)
※画に対して「ぜんぜん似てない」「おふたりはもっとカッコいい」「そもそも機材がちがう」などの苦情は受け付けておりません。この電話はげんざい地球からの電波が届かない小惑星に捨てられております。

公演まとめ:ひとりピーズ12曲50分+百々和宏とテープエコーズ12曲60分+スペシャルバンド4曲30分+α(転換ほか)=180分くらい?

3
あんなにおしゃべりして、あんなに丁寧に色々説明して、あんなにキャッキャ笑ってたのに11月25日・渋谷クアトロMO'SOME公演の告知は後ろを向いてしてた百々さん(好きです)

2017年10月26日 (木)

ズーラシア秋のイケメン

よこはま動物園ズーラシアにはイケメンがおおい。今秋おすすめのイケメンをぜひ紹介したい。

1
「晴れ」って聴いたのは空耳かな


《アジアのイケメン》
インドゾウ:【長鼻目ゾウ科】絶滅危惧ⅠB類、生息地は中国南部からインド・東南アジアの森林。

3 4
ラスクマル♂が長鼻で耳をかきかき                   なぜか後ろ肢は交差☆

5 6
スター気質なので手を振る客(作者)に鼻で答えるのも忘れずに☆     かっこよく砂を一振り(砂浴び)して舞台を去る

インドゾウのラスクマル♂は大物スタータイプ・イケメンである。


アカアシドゥクラングール:【霊長目オナガザル科】絶滅危惧ⅠB類、生息地はベトナム・ラオス・カンボジアの森林。国内での飼育はズーラシアのみ。

7 8
2017年4月23日生まれのマニ♂                       生後6か月でこの躍動感である

チビッ子サイズながらジャンプしては木から滑り落ち、アーニ♂お兄ちゃんのごはん(葉っぱ)を横取りし、しっぽにぶら下がり、縦横無尽に空間移動しまくりピントが追いつかずむねん。

9 10
奥からアーニ♂お兄ちゃん、ワニ♀お母さん、マニ♂       こっちはショーン♂、ムー♀(かな?)の母子5人群れ

アカアシドゥクラングールのマニ♂はチビッ子ギャングタイプ・イケメンである。


《亜寒帯のイケメン》
アムールヒョウ:【食肉目ネコ科】絶滅危惧ⅠA類、生息地はロシア沿岸地方の森。

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ズーラシア定番のイケメン豹・ダッシュ♂   木の上や茂みに隠れて狩りをする習性のせいかだいたい奥にいる(ツれない)

アムールヒョウのダッシュ♂は硬派な広島男児タイプ・イケメンである(広島市安佐動物公園生まれ)。


オオワシ:【タカ目タカ科】絶滅危惧Ⅱ類、生息地はオホーツク海沿岸から朝鮮半島の水辺。

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オオワシのワシオ♂さん鳴いておられます              ロックンロールに絶叫しておられます


妻ワシコ♀さんを守るために……夫婦愛☆ (※あくまでも作者のイメージです)

15 16
ちなみに妻ワシコ♀さんは2回り大きい            右肩と右肢が血まみれに見えるんだけど……心配だ

オオワシのワシオ♂さんは愛妻家イケメンである。


ホッキョクグマ:【食肉目クマ科】絶滅危惧Ⅱ類、生息地は北極圏の海岸付近。

17 18
ホッキョクグマのジャンブイ♂(ツヨ♀ちゃんだったらごめん)さん     飛び込み!

19 20
泳ぎがきれい                                  そしてお魚ゲット☆

ホッキョクグマのジャンブイ♂さんはスイマータイプ・イケメンである。


《中央アジアのイケメン》
テングザル:【霊長目オナガザル科】絶滅危惧ⅠB類、生息地はボルネオ島のマングローブ林や川沿いの湿地林。

21 22
一瞬、手が3本あるように見えるテングザルのゲンキ♂             この天狗鼻が特徴☆

日本でテングザルを飼育してるのはズーラシアだけでゲンキ♂は唯一のオスです。ほかはキナンティー♀お母さん、エミ♀、ジャスミン♀(ゲンキ♂×亡くなったアプル♀の娘)です。

23 24
動きがはやいうえにコッチ見てくれない                   脚と尻尾もとっても長いよ☆

テングザルのゲンキ♂はいぶし銀タイプ・イケメンである。


ドール:【食肉目イヌ科】絶滅危惧ⅠB類、生息地はアムール地方からインドやインドネシアの山岳地帯や森林地帯、草原。

25 26
国内唯一のドールのオスとなってしまったアイン♂(11歳・御高齢)  だいたい寝てるけど耳は悪くないとおもう(ウロウロしてると顔を起こしてくれる)

27 28
こちらはペアのクールビューティー・ドローレス♀(6歳)  アイン♂はドローレス♀と一緒にいようとする

ドールのアイン♂は癒し系おじいちゃんイケメンである。


モウコノロバ:【奇蹄目ウマ科】絶滅危惧ⅠB類、生息地は新疆ウイグル自治区&内モンゴル自治区の谷や砂漠周辺。げんざい日本で1頭のみ。

29 30
展示場の奥で変顔(あくび)してたミンミン♂さん(目は客チェック☆) 呼んだらゆっくりと来てくれました(24歳・御高齢)

さきほどから3人連続で日本唯一の男性(オス)をご紹介することになってしまった。よかったら想像してみていただきたい、日本じゅう探してもじぶんが唯一の人類となった日を。……意外にヘーキかも。

31 32
近くに来てくれたけど柵がジャマだわ     「ミンミンさん♡」と呼ぶと顔を出して鼻をプハッと開いて返事(?)してくれる

きゃわ~♡ ※しばらくお待ちください
ちなみに毛並みがボソボソしてるのは夏毛から冬毛に換毛ちゅうかも(冬毛は夏毛の2倍以上の長さになるらしい)。

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尻尾もフリフリしてくれる(虫を払ってるだけかも)

モウコノロバのミンミン♂さんは気さくなおじいちゃんイケメンである。


《日本のイケメン》
ホンドギツネ:【食肉目イヌ科】レッドリスト軽度懸念、アカギツネの亜種、生息地は本州・四国・九州の農耕地や雑木林など。

35 36
ホンドギツネのコウシロウ♂はすばらしい俊敏性で      展示場をビュビュンと駆けまわります

コウシロウ♂さんは罠にかかってケガをしたため能美市いしかわ動物園で保護され、右後ろ肢の後遺症により野生復帰困難と判断され2013年からズーラシア暮らし。とても後遺症があるとは思えない素早い動きに(片肢はちょっと浮いてる)、ホンドギツネのポテンシャルの高さを痛感する。ってゆうか、『コウシロウのわくわくタイム』ではじめてこんなにのんびり撮影できた。用心深いしスピーディーだからな。

37 38
口を開けたお顔がラブリー♡                        口を閉じてもラブリー♡

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冬毛でもっふもふ♪ バージョンのコウシロウ♂さん

41 42
ぱっちり目もとがイケメン☆                         パタパタ動く耳がキュート☆

43
熱視線の先は竹筒にドッグフード&お肉を詰めたとっておきアイテム

ふだんのお食事は馬肉、おいも、人参、リンゴ、ドッグフードっておっしゃってたかな。

45 46
じーっと凝視する表情がラブリーキュー♡            そっぽを向いてもラブリーキュー♡

47 48
自称・五十肩の職員さんが投げた竹筒をバビュンとゲットして     展示場の最奥でこっそり♪

おれ、飼育員さんが五十肩の可能性があるなんてこの時まで考えたこともなかった。そっかー。

49 50
コウシロウ♂「もう一本! もう一本!」             『コウシロウのわくわくタイム』看板に偽りなし

「ホンドギツネのわくわくタイム」ではなく『コウシロウのわくわくタイム』なのは人気の高さゆえらしい。そういえば今年の福袋の抽選グッズにコウシロウ♂の足型スタンプあったよね。来年も出るかしら。



ホンドギツネのコウシロウ♂はシャイなジャニーズ系イケメンである。


まとめ:秋シーズンに見逃せないイケメンたち
アカアシドゥクラングールやテングザルは12月・1月・2月を中心とする冬季は展示休止なので(寒さに弱い)、もうそろそろ今年の見納め時期である。御高齢の動物たちも過ごしやすい秋季が一番元気じゃなかろうかとおもう。見逃せない。亜寒帯エリアは真冬のが活気あるかな。



《今日の一枚》
トウホクノウサギ:【ウサギ目ウサギ科】レッドリスト軽度懸念、生息地は本州の日本海側と東北地方の丘陵地や山地、夜行性。

51 52
セリ♀お母さん換毛ちゅうにつき付けウサ耳&白タイツ状態(美脚) その奥ですずな(か、なずな)が作者を睨んでた(ウサ耳)

付けウサ耳&白タイツは秋限定です。

53
☆ハロウィン仕様のトンネル☆

2017年10月22日 (日)

水森亜土展@新宿ギャラリー絵夢

ちょっと時間があったので水森亜土展を見に、東京・新宿3丁目大塚家具となりのビルにある新宿ギャラリー絵夢へ行ってきました。ちょっとしか時間がなかったので10分ぐらいしか滞在できなかったけど、よかった。むりょう。

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ビル入口にもう作品

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ギャラリー入口はご本人手描きポップ

びっくりした。
「あの、ふんわりした色使いで原画はどんなかんじなのかなー」ぐらいで入ってったんだけど、、、ぜんぜんちがった。予想を大幅に上回る力強い筆致! 手書きのタイトルカードが添えられてるだけで制作年はわからなかったんだけど(いま思えばスタッフの方に訊けばよかった)、とても喜寿の女性の手跡じゃない。パワフル、エネルギッシュを越えて荒々しい。荒ぶる神が筆をふるってる姿が目に浮かんだ。※あくまでも作者のイメージです
そして笑う。
画用紙かワトソン紙か、ザラッと粗めの紙に明るい水彩で(ほかにも油彩や色紙ちぎった作品などいろいろ)愛くるしいモチーフ(女の子とか)なのに、線がすこぶる強くて、、、怒涛の勢い? ちょうおもしろい。額縁にもいろいろ描きこんであった。
タイトルカードの隅っこに鉛筆で数字がちょこっと書き込まれてて、それがお値段だとゆう(画廊なので展覧会=即売会)。小品だと数万円~大ぶりの作品で数十万円とかだったかな。額縁込みのお値段だろうから良心的、とゆうか一般人でもお部屋に飾れる価格帯、とゆうか上振れも下振れもしない相場だ。※あくまでも作品サイズ面の相場です
シールで価格を隠してある作品はすでに売約済とのことで、作者が見たときで半分くらいは売約済だったかも。
そんな世界に1点の作品保管に自信がないヒト(作者含む)のために、物販がありました。物販さいこう。水森さんのグッズどれもかわいなー。そして鬼のようなバリエーション……! やっぱりアレとアレも購入し、いや、そんなに大人買いしても……楽しく迷う。

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印刷と原画ちがうな(↑ビル入口、内はさすがに撮影不可)

2017年10月21日 (土)

10月の野毛山動物園

めっきり人生に疲れたので、神奈川県の横浜市立野毛山動物園へ行ってきました。そら分をチャージしよう☆

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この秋晴れのあと長雨つづきですな

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工事完了してシマウマ舎きれいになった(シマウマ色)けど、モミジ♀お気に入りの水入れ(キリン用・ちょっと古い)は温存された

アミメキリン:【鯨偶蹄目キリン科】絶滅危惧Ⅱ類、生息地はサハラ砂漠以南のアフリカ中東部の草原。

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モミジ♀3歳(10月14日祝☆Birthday埼玉出身)が、超絶メーワクそうなご様子……作者、キリン科のみなさんに嫌われがち

なにしろ成長期真っ最ちゅうだから、ちょっと見ないあいだに背高くなった気がするし足腰(お尻)がよりガッシリしたような気もする。※作者はキリンを見るたびに「おっきいなー」とおもうのでそもそも前回のサイズ感を正確に記憶してない可能性があります
ぐんぐんおっきくなって作者なんか気にも留めないかんじになってくれるといいとおもう。

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そら♂チェックを受ける☆                           そら♂チェックちゅう☆ now loading...

そら♂5歳はすでに4.2m超の高さを誇るためか警戒はしてない。わざわざ顔を突っ込んで両耳をこちらに向け鼻を広げて、せっせと情報収集。なにをチェックしてるのかは不明。ドラえもんに頼んで「ほんやくコンニャク」出してもらって質問してみたい。
そら「う~ん、なんか臭うんだよね~」……とか返答されたら凹むので、ごめん、ドラちゃん。ほんやくコンニャクは返品で! なにをチェックしてるのかはそっとしておくことにする。

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そら♂もグングン伸びてケヤキ(巨木)の枝葉にもうちょっ……と届かず。そら♂のぶふう顔である。あと20cmぐらいかな。

グレビーシマウマ:【奇蹄目ウマ科】絶滅危惧ⅠB類、生息地は東アフリカのエチオピアやケニアのサバンナや半砂漠地帯。

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獣舎が新しくなっても扉を「ドゴーン」と力強く蹴っ飛ばして「はやくココを開けろ!」とモモ♂ちゃん。よく見たら草を食み食みしつつ、片手間で(片肢で)飼育員さんに檄を飛ばしてたもよう。

社長か。モモタロウ♂社長、時間に厳しいタイプ。


ミナミコアリクイ:【有毛目オオアリクイ科】レッドリスト軽度懸念、生息地は中南米の森林や草原地帯。

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アサヒ♂さん、尻尾にくるまってお昼寝                アサヒ♂さん、舌がはみ出てますよ

テンコ盛りの蟻を食す夢でも見てるのか細い(かつ長い)舌をペロペロ動かしながらお昼寝するアサヒ♂さん。幸せそうでなによりです。

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マスタケ(鱒の切り身色キノコ)が大繁栄        爬虫類館のミズオオトカゲ部屋ではコフキサルノコシカケ(キノコ)が繁栄

今年は(今年も?)菌類がやる気だ。


ミゾゴイ:【ペリカン目サギ科】絶滅危惧ⅠA類、生息地は日本と東南アジアの1部で日本における夏鳥、薄暗い林に巣をつくる、別名「幻の鳥」「里山の忍者」。

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ミゾタロウ♂さん、おすましポーズ                  ミゾタロウ♂さん、優雅にターン☆

ミゾタロウ♂さんは右肢を負傷して2011年に保護され、後遺症により野生復帰困難と判断され以来ココで暮らしてる。歩行は不規則。「飛ぶ」ってゆう移動手段もある。

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小エビ(オキアミ)をガツガツ食す

枝に擬態する(縦長に伸びる)ミゾタロウ♂さんが見たいんだけど、いまのところ擬態してくれない。作者、敵っぽく見えないんだろな、とおもう。元気に食欲旺盛でなによりだけど。


カグー:【ジャノメドリ目カグー科】絶滅危惧ⅠB類、生息地はニューカレドニアの森林、地面を歩いて昆虫やミミズを食べる。

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西日に照らされて美しさ倍増なマロ♂さん             正面顔はそこそこ般若☆

≪カグー・ファンに悲報≫
カグーのヒメ♀さんが8月21日に急死したそうです。死因はふめい。享年6歳。

A B
まだお元気だったころのヒメ♀さん(マロ♂画だったらごめん)      作者が最後に見たヒメ♀さん(ぐったりしてた)

正直、肢のリングが見えないとどっちがどっちか見分けつかなかった作者。基本的に柵に近いところを走りまわってるのがマロ♂さんで、奥でしずかに過ごしてるのがヒメ♀さん、とゆう認識だった。右画は7月なんだけど、この時点で具合わるかったわけではなく、8月ちゅうに繁殖行動がみられたとゆう発表だけにざんねん。


スマトラトラ:【食肉目ネコ科】絶滅危惧ⅠA類、生息地はインドネシア・スマトラ島の熱帯雨林。

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屋内通路解放されました                      しかしミンピ♀部屋にはよしずガード☆

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展示場の奥の高いところ                         香箱座り、とゆうよりエモノを狙う狩りの体勢?

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お客さんひとりひとりの顔をチェックちゅう☆              顔を上げて匂いもチェックちゅう☆

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そんな、さみしそうな顔するなよ

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入れ代わり立ち代わり撮影するお客さん全員をチェック☆          ちょっと疲れたみたい

ミンピ♀3歳(8月4日祝☆Birthdayズーラシア出身)は美人(美トラ)になったなー。探してるような、待ってるように見えるんだよね(うっとうしかっただけかも)。王子さまのお迎えを待つ囚われのお姫さまみたい(囚われのトラだけど)。迎えにくるのは無理でも、遊びに来てくれるといいね。そう彼女に伝えたい。

≪チンパンジー・ファンに吉報≫
おてんば娘のルイ♀が秋田市大森山動物園に無事移動完了したそうです。
チンパンジー:【霊長目ヒト科】絶滅危惧ⅠB類、生息地はアフリカ中西部の森、別名「森の隣人」 。

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作者が最後に撮影したルイ♀=お尻        こっちはルイ♀ファミリーのミラクル♀お母さん&コブヘイ♂お父さん&弟コウタロウ♂(カップ付き)

天真爛漫なルイ♀がいなくなるとチンパンジー舎も静かにさみしくなっ……今後はコウタロウ♂に大暴れしてもらいたい。秋田の秋は横浜よりぐっと寒いんだろな。

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紅葉に映えるカワセミ♀ちゃん(野生)の赤胸と口紅

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