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2019年6月14日 (金)

香港デモ、天安門事件の悪夢再来危機

香港の「逃亡犯条例」改正案反対デモ、6月9日に主催者発表で103万人と文字情報読んだときには
さすがに多めに発表しての100万人超かしら、とおもった。
歴史上、民主派が吐いた嘘の数と、専制派が吐いた嘘の数はそう大差ないと作者は感じてる。
でもその後ツイッター等チェックして、高所から撮影されたらしい写真や動画に驚嘆した。
これは、すごいな。
デモ参加ってたとえば1時間だけ行進したり、仕事おわってから遅れて参加したりしてもいいわけで、
同時刻にぜんいん居る必要がない性質のものであるにも関わらず、すごい人出。
だって香港の人口700万人(日本で言えば埼玉県民に相当)ぐらいなのに、7人に1人。
当初の参加予想は30万人だったことを踏まえると、これは危険な流れだとおもう。

しかし、1200人の選挙委員から選出される林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は法案可決をむしろ急がせた。
6月20日には可決する意向を表明。とっとと可決してデモを無力化・無意味化させたいのだ。
こちらもまずい流れ。為政者として戦略的とは言い難い。
だって、そこに本人以外誰もいないのに「わたしは王だ」と叫ぶ者がいたら、キチガイか神様かただのバカである。

つづく6月12日のデモは、強制解散させようとした香港警察と衝突。70人超の負傷者が出たそうだ。そして11人逮捕。
警官は催涙ガスやビーンバッグ弾やゴム弾を使ったらしい。それは被害甚大になるだろうし、心配だ。
写真や動画を見る限り、デモ参加者は若者が多くリュックを背負い安全ヘルメットにゴーグル、マスク、傘、そしてスマホを持ってる。
武器なんて1つも持ってないのに。
銃を向ける必要なんてぜんぜんないのに。
これらの装備はフェイスブックやチャットで得た情報で、しかも全体のリーダーは不明。
監視を逃れるためもあるだろうけど、実際にいないんじゃないかと感じてる。
すごく危険な状態だ。
すごいちゃんとした若者たちじゃん(大人たちもいます)。
愛国精神に富み、長期的スパンで考え、行動力を持ち、発信力があり、かつ法令遵守してる(ちょっとバリケード壊したりモノ投げたりしたかもだけど、そもそも道路占拠じたい違法と解釈されてるかもだけど)。
銃VS傘……、傘しか持ってないデモ隊を「暴徒」と呼ぶのはムリがある。
誠実なヒトは妥協しない。
条例改正後、なんらかの罪状で中国へ移送され拷問され殺されるよりは、それを止めるためにいま香港でしんだほうがマシだとおもってるのではないだろうか。
だからこの状況はひどくまずい。

2014年の雨傘運動のときもおもったけど。作者だけじゃなくて、注視していた外国人はみんな思ったとおもうけど。
中国の若者(当時17歳の黄之鋒ジョシュア・ウォンはじめ)たち、仕事できるな。日本政府にスカウトしようぜ。
って、北京に伝えたい。
雨傘運動を失敗させた成功体験から、今回も無視すれば諦めると値踏みしてるんだろう。
でも、その後の雨傘運動メンバーへの圧迫や書店関係者の失踪(拘束)事件を目の当たりにした香港のヒトたちが
引き下がることはないのでは?
もはや「逃亡犯条例」改正案可決した途端、デモ参加者がぜんいん送中される可能性がある。
「反送中」デモに参加した罪じゃなくて、なんか別の罪状で。
1989年の天安門事件の犠牲者数は公式・非公式で0人~1万人超までバラバラである。
数字ちゃんと出せないヒトたちは信用されない。取引できない。(日本政府といっしょ)
日本国には事件後の平和外交&天皇訪中を選択したことで、現在までのルートに加担した責任があるとおもう。
今年2月、中国共産党幹部・李鋭(リエイ)は享年101歳で亡くなってる。
北京にも香港行政にも経済界にもデモ隊にも止めるヒトがいないのなら、ワースト・シナリオしか思い浮かばない。
デモ主催団体「民間人権陣線」は16日に次のデモ計画を発表してる。
香港加油、とゆう段階ではないような気がする。
諸外国政府やメディアは民主派を擁護、専制派を非難するのではなく、止めに入ってほしい。
専制政治がヒトの話聴かないのは重々承知してるけど。
ぜんいんが大ダメージで禍根を残す前に
どちらにも落としどころを見つけてほしい。

不要过头了
请你不要勉强
你不要太勉强哦
我担心你身体呀


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2019年6月25日追記:まちがい
末尾のやつじゃそもそも広東語じゃなく北京語だったらしい。申し訳ない。

不要過分
唔好太努力
唔好搏
請照顧好你的健康
為你安全祈禱

これもまちがってるかもしれないけど、そんなことは些細なことで
いまも危機は続いてるので心配でならない。

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2019年7月4日追記:無能という生存戦略
55万人(多っ!)が行進した香港返還22周年の民主派デモがあった7月1日夜、
“勇武派”の数百人(千人以上とも約百人程とも)が立法会を一部破壊・一時的に占拠したことで新局面を迎えた。
まず「暴動」と表現するのは適当ではない。日経新聞もほぼ「過激化」で統一してる。
香港の暴動罪は最長で禁錮10年の刑罰である(すでにぞくぞく逮捕されてる)。
2016年に50年ぶりに適用されたことで香港市民を戦慄させた罪状だ。
日本でも「殺人罪」「過失致死罪」がまるでべつの罪状であることを思い出してもらいたい。結果がおなじだとしても。
だから強いて言えば器物損壊行為である。それにメディア関係者がだれもケガしてないことも考慮してもらいたい(たぶん)。
※行政府が被害額7億円とかゆってるから、日本のガラス・メーカーや建材設備施工会社のなかで社会貢献に興味のある会社が、無償での修理を名乗り出てみたらおもしろいとおもうので、体力のある企業のみなさんこの機会にご検討ください☆
日本で「中国で暴動・暴徒」と聴いてイメージするのは、2012年中国本土での反日デモ(尖閣諸島の国有化に抗議)じゃなかろうか。
日系スーパー等が破壊略奪され、「デモではなくテロリズム」と現地法人が表現したアレである。
笑いながら店内を破壊してたよね。せっかくなのでもう1度、笑いながら。
反日デモのきっかけは、2012年8月15日尖閣諸島(釣魚島)上陸事件だった気がするんだけど(そもそもは都知事)
香港の民間団体「保釣行動委員会」(尖閣防衛の意)リーダーの1人は梁国雄(レオン・クオック)元立法会議員だったし
上陸したのは曽健成(通称・阿牛)元立法会議員たちだったんだけど
「中国本土のデモはデモではない、香港のデモ(その時は数千人規模)は理性的だ」みたいな自画自賛(?)あって
え、尖閣諸島上陸(日本では入管法違反)はアリだけど、破壊はナシ? マイペースな基準だな。
と感じた覚えがある。香港のプライドは岩より堅い。
すでに疲れ切ってる香港人に「暴動」「暴徒」の単語は攻撃でしかないので、その意味でもやめてもらいたい。
思い出してもらいたい。2014年の雨傘運動の民主派メンバーは2016年香港衆志(デモシスト)を結党して、
党首・羅冠聡(ネイサン・ロー)は当確ライン約3万票のところ5万票以上集め史上最年少で当選した。
が、2017年議員資格剝奪。理由は香港基本法違憲? とゆうふんわりしたやつ。
正攻法のあらゆる手段は潰されてきた。
さらに、6月26日付日経新聞によれば「12日の衝突後、香港警察は複数の病院に立ち入り、手当てを受けていた患者を相次ぎ逮捕した。
公立病院と警察のシステムがバックドア(裏口)でつながり、救急車で運ばれた患者のデータが漏れた疑いが濃厚だ」(香港=木原雄士)
デモ参加者は救急搬送さえされるわけにはいかないのである。
7月1日夜に限らず、6月中のどの写真、どの動画をチェックしても笑ってないんだよね、香港市民。
この悲壮な表情が見えないのだとしたら、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官、無能ね。
とゆうか、もしも「逃亡犯条例」改正案可決したらまず台湾で殺人容疑をかけられてるヒトが台湾に移送されたあと、
まっさきに北京に送られるのは親中派だろうに。林鄭月娥(キャリー・ラム)が最初に送中されるほうに五千円☆
無能なヒトは「じぶんだけは安全な場所にいる」って根拠なく盲信する。
前日に条例改正延期発表しても6月16日に「200万人+1」集結した理由を考えてもらいたい。(ハナシ半分としても100万人)
行政長官を「裏切り者」と非難する気持ちを。
彼女は「無能」ゆえ北京に選ばれたし、「無能」ゆえ今後も生き残るだろう。
つまり危機はまだ続く。

請不要死
請休息一下
小心身體

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香港でミモザ(タイワンアカシア)は「台湾相思」と呼ぶそうだ(写真は日本のミモザことギンヨウアカシア)

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