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2020年4月30日 (木)

全戸配布してほしかったのはパルスオキシメーター

日本政府がガーゼマスクを全戸配布してるらしい。
え? してない?
不良品回収で遅れてる? 中止ってこと?
え? やめてない?
もうスギ花粉の飛散ピークは過ぎたし(現在はヒノキ花粉とシラカバ花粉)、布マスクの自主製作にも手慣れてきたし、ぜんぜん要らないよね。不織布マスクならほしいけど、患者本人・医療・介護・衛生分野の従事者が着用したほうがいいから、やっぱりもう要らぬ。
責任者だとゆう首相秘書官は国庫に対して466億円(調達費用が3社90憶円なら376憶円が日本郵政の取り分…え、4社? また隠蔽?)弁償してもらいたい。公務員に限らず、おれがイイ年した大人に求めることは2つ、「報酬分の仕事しろ」「価値を生み出せなかった分は金返せ」だ。

救急車はもう来ない
相変わらずNHK新型コロナウイルス特設サイトの国内感染者数まとめ数値の最下段「退院」に注目してるけど、増えない。総数とともに「重症」「死亡」が確実に増加してくなかで、まるで退院しない。常に1万人以上が入院もしくは療養ちゅうだ(タイムラグあり)。どう引き算しても3月末に陽性確認された患者が退院(もしくは療養解除)してない。つまりPCR検査陰性2回ルールだと、無症状や軽症でも軽く1ヵ月間隔離されるのだ。※独居や養育者の自宅療養者が買い物などに外出してて、まるで隔離されてない実態問題進行ちゅう
PCR検査の精度は70%以下だし(だから2回やる、とゆうの方向性の誤りでは?)、完治したからといって抗体反応が確実に生じるわけでなく、それこそ退院・退所して自宅に向かう帰路で再感染する可能性も30%以上ある。すでに治癒状態=無症状ならCT検査のほうが確実性高い気もするけど、検査側の負担の問題なのか被爆を回避したいのか、だれも言い出さない。とゆうか、症状として回復したなら隔離する必要ないよね? 2類感染症って法令上そんなルールだっけ? ウイルス排出量自体は調べたの?
専門家会議って呼称だけど、そもそも、日本に公衆衛生の専門家なんていただろうか。ほんとうに専門家なら再検証・再提言するとおもう。「発熱4日ルール」「PCR検査陰性2回ルール」って医療体制・行政構造の脆弱さや不透明性が根拠だよね、科学的根拠ではなく。医療崩壊を防がないと重症患者が全滅してしまう、と言われればそうだけど、だからってハイリスク・グループの患者に「様子見」って、本末転倒では? ふつう「様子を見ましょう」ってダメな医者の逃げ口上だ。とりあえず東京では、救急車はもう来ないと考えたほうがいい。正確には救急車・消防車と隊員は来てくれるかもしれないけど、搬送先がないんじゃお帰りいただくしかない。トレード・オフした割にとっくに医療崩壊してる。
どの側面から考えても、危機的現状の原因の95%は現政権のせいである。
・平時にパンデミックのための備蓄をしてない(自衛隊に借りたマスク100万枚は返却したのだろうか)
・平時にパンデミック時のオペレーション、指揮系統すら決めてない
・非常事態パンデミックが起きてからも人命やPPE調達よりも、3月5日まで習近平主席国賓来日/3月24日まで東京五輪開催を優先した
・統計すらちゃんと開示できない(退院者数・自宅療養者数・病床数が非公表ってナニ主義国家なのか)
・現在に至っても、数年単位の長期戦で集団免疫獲得を目標としてるのか(スウェーデンや初期のイギリス政策)、短期的に強硬ロックダウンしてCOVID-19排除を目標としてるのか(台湾やニュージーランドやドイツほか)、それすら伝わってこない。シンガポール式・アイスランド式など他国の情報開示量に比べなくても、現政権の意味不明っぷり。そもそもヤる気あるの?
報酬分の価値を生み出してないどころか、有害である。為政者の仕事は安全保障(経済含む)であって、マスク配りでも「陛下ごっこ」(=桜を見る会)でもない。手探りと場当たりパフォーマンスは異なる。そんなヒトを選んだ自民党と公明党と厚労省と日本医師会と投票棄権者らは、自業自得に感じる。そもそもウイルスの存在までは自然現象である、肺炎罹患者の発生までは事故である、しかし非定型肺炎の発生情報を隠蔽したのは事件である。事件には犯人がいる。

ドイツ映画『ロストックの長い夜』の青年シュテファンのセリフを思い出す。2015年の記事⇒『ロストックの長い夜』@東京ドイツ文化センター
シュテファン「父さんは無理してる。雨が降っているのに晴れているとおもいこもうとして」

あんまりにもなにもしないから、おれはてっきり日本の約30%に当たる65歳以上の高齢者(肺炎リスク高い)、軽く4000万人が全滅して終息するのを待つ「無策」政策を選んだのかとおもってた。内閣総理大臣65歳、東京都知事67歳含む。どうも、ちがったみたい。


全戸配布してほしかったのはパルスオキシメーター
ニューパンプシャー州の救急医Dr.Richard Levitanが、3月中ニューヨークに10日間COVID-19治療ボランティアにかけつけた。搬送されてくる患者のほとんどがCOVID-19だったが、際立った特徴があったそうだ。肺炎が進み、酸素飽和レベルが正常以下であっても呼吸上の問題をまるで訴えない。正常な酸素飽和度94~100%に対して、COVID-19患者の中には酸素飽和度50%以下に低下(危機的状況!)しても、挿管直前までスマホ操作してたそうだ。
「サイレント(無症候性)低酸素症」SARS-CoV-2が界面活性剤物質(サーファクタント)を産生する肺細胞を攻撃⇒患者は二酸化炭素を排出でき、二酸化炭素が蓄積されなければ息切れを感じない⇒突然、急性呼吸不全で救急搬送
東洋経済オンライン2020年4月24日配信/The New York Times『コロナ「突然重症化した人」の驚くべき共通点 10日間救急治療室で患者を診た医師の見解』より
人体としては肺細胞の損傷(炎症)が着実に進行してるにもかかわらず、患者本人がスマホ操作できるほど無症状のため、その発見が遅れる(重症化した場合)。で、そんな静かな酸素飽和度低下の察知に、指先に光を当てて動脈血酸素飽和度と脈拍数を計測できるパルスオキシメーターが使える。体温計や血圧計などの計測器どうよう計測方法が不適当だったり、数値の判断が適切でないと価値ないけど。
そして、COVID-19のこの無症候性は1月末~2月、チャーター便帰国者と横浜港「ダイヤモンド・プリンセス」乗客陽性者が入院した自衛隊中央病院は把握してた。「Silent Pneumonia」(沈黙の肺炎)として。
それに4月頭には公明党がパルスオキシメーター配備を推してたけど、相変わらず軽症者向けホテルには完備されてないそうだ。一般的に医療機関と介護施設には普段からあるとおもうけど、さらに1家に1台あれば、発症後PCR検査結果まで1週間かかっても(いまの東京)、陽性確認後の自宅療養でも使えたのに。むねん。
介護施設のヒトが言うには、高齢者の肺炎は無症状なことも多いそうだ。発熱・咳・くしゃみ等はカラダの免疫反応なので、加齢等で免疫力低下してるとそもそも反応自体が出ない。唯一でる免疫反応が食欲不振だったり。食欲不振⇒意識障害、だけが肺炎の症状だったりするため、介護施設などの職員は「食欲がない」などの部外者からすれば些細な変化に肺炎を疑う。そしてパルスオキシメーター常備とゆうことらしい。※年齢だけでなく呼吸器疾患で持ち歩いてる方々もいるそうだ。
残念ながらすでに体温計どうよう品薄で、各ご家庭での購入は見送るしかない。

血圧計でも脈拍なら計測できる

2003年SARS流行後、WHOはコロナウイルスによる肺炎は一般に3段階を経て重症化すると発表した。
ウイルスの複製⇒免疫の過剰反応⇒肺の崩壊
2020年SARS-CoV-2によるCOVID-19の重症化(急性呼吸器不全など)メカニズムも、ウイルス侵襲そのものではなく、サイトカインストーム(免疫系暴走)によるものだとわかってるらしい。軽症/重症の分かれ目となる7~10日目に軽症患者は快方に向かい、重症患者はサイトカインストームで全身の臓器が炎症を起こす。パルスオキシメーターあればOK☆ なんて簡単には行かないけど。原則ないよりあった方が処置する側にはいい。それにSARSは2003年7月には終息宣言出たけど、予防ワクチンは現在まで存在しないのだから、中長期的にも1家に1台は検討してもらいたい(供給体制整えば)。


各臓器の耐用年数は50~60年の使い捨て
なぜか日本のメディアがよく使う「人生100年時代」とゆう単語、センスがないとおもう。人体システムの寿命は延びてない。ホモ・サピエンス(現生人類)は進化=分岐と自然淘汰の世代交代を伝える繰り返しをしてない。古代や中世以前の平均寿命がやたら短かったのは、妊産婦死亡率と乳幼児死亡率が高かったせいで、べつに人体システムはほぼ変わってない(たぶん)。紀元前5Cアテネの哲学者ソクラテスがヒ素入り毒ニンジン杯で処刑されたのは70歳、弟子プラトンは80歳、関ヶ原で敗れた石田三成の長男・重家の享年は100歳とゆう噂。臓器の耐用年数50~60年でも、環境要因や生活習慣などの条件によって100年ぐらい保てる。

SARS-CoV-2によるパンデミックを「戦争」にたとえるのはおすすめじゃない。すでに人類は完敗してる。

SARS-CoV-2側の勝因
①環境中の高い安定性により人類に乗ってハイスピードで移動できる
②サイレント(無症候性)低酸素症により人類に気付かれることなく長期間ウイルス感染・複製できる
コロナウイルスに限らず、肺炎を発症しながら仕事や生活できる患者のことを「Walking Pneumonia」=歩く肺炎と呼ぶのだが、COVID-19は歩く肺炎どころの騒ぎではなく「ギャング抗争さえできる肺炎患者」である。ファンタスティック☆
③中長期的には肺ダメージによる人類の短命化
1度壊れた肺胞は再生しないため人類には後遺症=肺ダメージが生涯残り、感染症リスク上昇や呼吸器負荷の高いスポーツができないなどの運動耐容能低下や寿命の短縮化が予想される(SARS-CoV-2に感染しなければ生きられたであろう天寿の-10年とか-20年とか)。遅効性の毒のよう☆

結論:2021年以降も東京オリンピックはできない
いま地球上にいる78憶人ぜんいんの肺に毒を仕込まれたようなものである。じゃあもう少し遅く生まれてれば助かったのかと訊かれれば、そうでもない。2003年SARS流行終息宣言が出たが、予防ワクチンは現在まで存在しないのだから。
作者は先月「肺炎になってもしななければいい」と書いた。しななければ短期的に命は助かってるけど、中長期的には肺炎の後遺症を抱えて生きてくことになる。3月に書いた記事⇒肺炎BINGOと都市封鎖による霧吹き効果
骨折でイメージするとわかりやすいだろうか。脚を骨折しても骨芽細胞によって新しい骨が形成されれば歩けるようになる(癒合2~3ヶ月、リハビリは処置後即から退院後1~3ヶ月間等)。日常生活は取り戻せても、骨が「1度も骨折したことのない骨」の状態に戻るわけではない。そして肺胞はそもそも損傷したら損傷しっぱなしである。
だから無症状だろうが軽症だろうが重症だろうが、COVID-19で損傷した肺機能(ひいては全身持久力)は元のパフォーマンス・レベルには到底戻らないとおもう。損傷した肺で、真夏の屋外でのスポーツなんて耐えられない。つまり、競泳やマラソン選手はすでに選手生命を絶たれてる可能性さえある。パンデミックが終息しようがしなかろうが、いま地球上にいるホモ・サピエンス(現生人類)のだれひとりとして、もう2度と真夏の屋外でスポーツなんてできない。ほかにも海女さんや歌い手など、高い心肺機能が重要な職業への悪影響も懸念される。

オリンピックはもう来ない。

付記:パルスオキシメーター全戸配布が無理なら、クイックルワイパー立体吸着ウエットシート全戸配布でもいいのに
今月1番使える情報は、北里大学の研究「医薬部外品および雑貨の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)不活化効果について」(2020年4月17日)だった。⇒北里研究所プレスリリース
試験管内とはいえ、手に入る市販品で不活化効果を実験発表されたのすごくいい。愛用の消毒用アルコール入手不可になってから「脂質エンベロープだから期待しつつ、大概汚れの清掃にしかならんだろな」と思いつつ拭いてたけど、不活化効果あった☆ 界面活性剤☆ (試験管内と環境中は条件が異なる)

2020年4月28日付け日本経済新聞「コロナと世界」大村智先生のインタビューより抜粋:
人類の英知で危機は乗り切れますか、とゆう質問に
(中略)「感染症の基本に立ち返り一人ひとりが先回りして自ら備えをしておく。北里柴三郎先生が唱えた予防医学の考え方とも一致する」
「特別に難しいことではない。身近なところでは、生活リズムをあらためる。きちんと食事して栄養をとり、体力をつける。体調が悪いのに無理に仕事に出かけることはしない。そんな当たり前のことが大切にされる社会に、少しでも近づくと期待したい」

……学問とゆうより生活指導である。そしてそんな「当たり前のこと」さえできてない、敗者ホモ・サピエンス(現生人類)ども。
それから、COVID-19には肥満も重症化リスクだそうだ。肥満の目安:男性は体脂肪率20%以上/女性は体脂肪率30%以上

体脂肪率の管理も忘れずに☆
 

体重体組成計はとくに品薄ではないもよう

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