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2023年2月18日 (土)

町田市立国際版画美術館『パリのモダン・ライフ―1900年の版画、雑誌、ポスター』

町田市立国際版画美術館の常設展示室ミニ企画展第4期『パリのモダン・ライフ―1900年の版画、雑誌、ポスター』をみに行ってきました。

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1986年8月竣工1987年4月開館の版画美術館はゆったりした距離感が魅力です

建築家の大宇根弘司さんはクニオ父さんの弟子なので(前川國男事務所出身の意)、クニオ父さんの“居心地の良い広場の大きさ”を24m×24m=「人の表情がうかがえる距離だよ」との発言を思い出す。2016年の記事⇒クニオ父さんの建築めぐり
現在の町田市には豚に真珠、猫に小判、宝の持ち腐れ状態になってしまったが。
2022年12月16日付け東京新聞の記事⇒町田の工芸美術館 工事差し止め却下 東京地裁

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入口ボードの事務感も魅力です

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エントランスホールをあがって2階へGO

『パリのモダン・ライフ―1900年の版画、雑誌、ポスター』
100年以上経過してるとは思えない状態のよさ、発色のきれいさ。ポスターマニアたちの静かなファンダムを感じとれる展示となっててとてもよかった。「撮影禁止」マークなければ撮影可だが、展示室は照明を落としてあるのでリマインダー程度の画質となる(撮影は目的じゃないので問題なし)もののとくに印象深かった作品を小さく説明したい。

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アルフォンス・ミュシャのリトグラフ『まじない』1897~1999年月刊発売版画集『レスタンプ・モデルヌ』より

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ポール・セザール・フランソワ・エリューのリトグラフ『版画商サゴのポスター』1900年頃

月刊で版画集が発売されたり版画商の店先に飾ってあるポスターが版画を食い入るように見る女性の後ろ姿だったり……、それは100年前の沼!


企画展示室2の『2022年度新収蔵作品展 Present for You わたしからあなたへ みんなから未来へ』も楽しかった。
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川瀬巴水の木版『霧之朝(四谷見附)』1932年の高潔さ

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吉岡弘昭さんのドライポイント『電柱のある風景』1972年のかっこよさ

ほかにも文月恵津子さんのメゾチントの連作『Phenomenon』2010年のグラデーション、和田誠さんのエッチング『マザー・グース』1992年ハンプティ・ダンプティのかわいさ、草間彌生さんのシルクスクリーンラメプリント(たぶん)の強さなどそれぞれのセンスと技術の高さと技法の多彩さを一堂に味わえて大満足でした。

まとめ:やっぱり限定グッズは作らないらしい
エントランスでポストカードは販売してるんですよ。版画をポストカードで楽しむのは確かに王道だと思うけど、けど、、、、畦地梅太郎プリントTシャツとかミュシャトートバッグとか草間彌生ラメピンバッジとか所蔵品グッズ作ればいいのに……とずっと思ってる。


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