2021年12月25日 (土)

バナナ虫

※この記事は虫写真が掲載されております。虫嫌いのかたは以下スクロールしないでください。


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念のためサザンカのお写真をお届けしております




ツマグロオオヨコバイ(愛称バナナ虫)が窓から侵入してきたので撮影した。

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たしかに着物の褄先(に見える部分)が黒い

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けっこう美脚(脚長)

もう12月で樹皮や落ち葉下で越冬(成虫越冬)するはずだが人家内で過ごす気だったのだろうか。
とりあえず外に放した。

2018年6月 5日 (火)

蓑コレクション

※この記事は虫写真がえんえんと掲載されております。虫とくにイモムシ嫌いのかたは以下スクロールしないでください。

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※念のため、横浜ズーラシア在住のアフリカタテガミヤマアラシ・ネイロ♂(もうすぐ2歳)が枝をボリボリしてる画像をお届けしております。



○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*5月の思い出○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

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洗ったブラシをベランダに干しておくとミノムシが集まる(撮影時は1名のみ)

昨年、我が家のユーカリをムシャムシャして子孫繁栄を遂げた「ミノちゃん」(享年1歳)こと鱗翅目ミノガ科ニトベミノガの子孫たちが大きくなった。着せ替えしなくても、それぞれ個性豊かな蓑を縫い上げてたので1ミノずつ撮影しました。大きさ比較のために写ってる定規は1mm幅です。
4月の記事⇒ミノムシ着せ替え失敗(ミノちゃん№1~№3まで)
昨年の記事⇒今日のミノちゃん


○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*2018年春夏/蓑コレクション○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

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蓑コレ№4コスギゴケの緑が差し色になったザクロ枯れ葉ミノ

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蓑コレ№5ローズマリーの濃い茶とベージュの猫柳がグラデーションを織りなすミノ

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蓑コレ№6ザクロ葉のカラカラぶりでアンチ・モードを体現したミノ

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蓑コレ№7ローズマリー葉を放射状にまとった幾何学ミノ

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蓑コレ№8ユーカリの丸葉を裾に配したドレッシー・ミノ

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蓑コレ№9食いちぎったユーカリの赤みで退廃を表現したホーボー・ミノ

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蓑コレ№10ザクロ葉のフリルで動きを出したティアード・ミノ

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蓑コレ№11簪っぽくローズマリーを先端にあしらった花魁ミノ

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蓑コレ№12古ぼけたローズマリーばかり使ったニューぼろルック・ミノ

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蓑コレ№13ザクロ×ユーカリの赤茶色と骨感で飛べそうな翼竜ミノ

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蓑コレ№14短いローズマリーと古い枯れ葉ばかりで縫ったカントリー・ミノ

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蓑コレ№15ザクロに緑色のコスギゴケ茎と赤い胞子嚢でフレッシュさを加えたミノ

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蓑コレ№16ローズマリーを縦にあしらった小屋ミノ

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蓑コレ№17ユーカリの赤葉で大胆さを表現したエキゾチック・ミノ

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蓑コレ№18細かく切り刻んだユーカリとザクロの枯れ枝が見事にマッチしたオリエンタル・ミノ

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蓑コレ№19仕上げに糸をふんだんに巻きつけたホーンテッドマンション・ミノ

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蓑コレ№20透けるまで食いつくしたユーカリ葉が美しいシアー・ミノ

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蓑コレ№21ローズマリーを角のように並べたホーン・ミノ

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蓑コレ№22ザクロの枯れ枝をふんだんに使って景色と同化する忍者ミノ

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蓑コレ№23コスギゴケの茎と胞子嚢をたっぷり使ったコケ・ミノ

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蓑コレ№24カタバミの傷んだ葉っぱを2枚使いしたハート型ミノ

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蓑コレ№25食いつくしたローズマリーとザクロの枯れ枝がかっこいいヴィンテージ・ミノ

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蓑コレ№26ザクロ×ローズマリーの枯れ葉を用いた地味ミノ

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蓑コレ№27大きめのユーカリ葉を幾重にも重ねたマント・ミノ

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蓑コレ№28ザクロの枯れ枝ばかりを集めた薪ミノ

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蓑コレ№29細かく切ったザクロ×ユーカリのコンパクト・ミノ

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蓑コレ№30巻いた枯れ葉ばかりを集めたシガール・ミノ

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ミノちゃんズ集合写真


まとめ:遺影撮影でした
昨年「うちの庭で養える(食害に耐えられる)ミノムシの数はおよそ1匹までと予想される」と書いたけど、その通りだった。昨年はミノちゃんひとり(ワンペア)だったのに繁殖によって、1年で子孫100匹以上が着々と大きく(同時に食害)なった。すばらしい繁殖力&適応力&生命力&食欲である。作者はミノちゃんを「地面を歩く姿がヤドカリっぽくてかわいい」と思ってるもんだから殺虫できず、植物がボロボロ。そもそもベランダ園芸>ニトベミノガ飼育なのでいい加減、殺虫しよう。甲斐性がなくて(森林がなくて)ごめん、ミノちゃん。

今年はじめて知ったこと:マイナー害虫
ニトベミノガはリンゴやブルーベリーの農業害虫なんだけど、ツバキ科であるチャノキ(お茶)のマイナー害虫でもあるらしい。害虫にもメジャー・クラス、マイナー・クラスの格付けがあったのか。※「マイナー害虫」は重要害虫対象の防除剤によって同時に防除される潜在的な害虫、農薬散布の減薬や特定地域における突発的発生などで被害をもたらす。対義語は重要害虫。
そうゆうワケでニトベミノガ飼育を希望される虫好きのみなさんは、虫かごで箱入りにすることを強くおすすめします。ニトベミノガは風で分散(拡散)するタイプ。

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見事な虫食いボロボロぶり

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ぜんいん捕殺されました

2018年5月12日 (土)

幻想アシダカグモ

※この記事はタイトル通り、アシダカグモの写真のみ掲載されております。クモ嫌い、ムシ嫌いのみなさんは以下スクロールしないことを強くおすすめします。

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念のため、野毛山動物園のアイドル・アミメキリンそら♂の興味あるんだか、訝しんでるんだか微妙な表情をお届けしております。キリン嫌いのみなさんには手遅れですが。



≪アシダカグモ:クモ目アシダカグモ科、徘徊性夜行性、和名「脚高蜘蛛」「足高蜘蛛」、人家でよく見かけるカジュアルなクモ≫
2016年に玄関ドアから侵入してきたアシダ嬢との同居に失敗してお別れして以来、たぶん2年ぶりにアシダカグモが我が家に登場。今回もドアから。我が家のドアは虫のみなさん御用達でござる。
2016年の記事⇒アシダカグモとの同居生活ポエム

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直径5cmほど、背中(胸)に♡マークがないので推定メス

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後ろから見ると脚長だけど名前は脚高or足高(意味はいっしょ)

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正面から見ると8ツ目のモンスター感+毛むくじゃらのフッサフサ感

感覚毛らしき黒い針みたいのがピーンと立ってるので警戒されてるようだが、ライトで照らしても写真撮影しても息をフーッと吹きかけてもぜんぜん動かず。おまえ、DNA的に臆病なパーソナリティーじゃないのか。
膠着状態のなか、ルーカスに似てることに気づいた。


アニメーターJoshua Sliceが手がける動画『Lucas the Spider』の主人公クモ「ルーカス」はチャンネル登録者200万ファンの世界的人気蜘蛛です

ちなみにルーカスはアシダカグモではなくハエトリグモなので、小型でも走り回る・ジャンプするなどが得意らしい。

そして我が家のアシダカグモ、追い出そうとしてるのにますます室内に侵入。こまった。べつにクモ苦手でもなんでもないけど、2年前に本を汚されたこと(粗相・実害)を考えるとこのまま同居されるのはこまる。

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それにしても脚長いからライトで照らすと影かっこいいな(でも出て行ってほしい)

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幻想アシダカグモすてきだな(でもやっぱり出て行っていただきたい)


まとめ:エアーブロアーでぷしゅっと吹いたらやっと出てってくれた

2018年4月26日 (木)

ミノムシ着せ替え失敗

※この記事は虫写真が掲載されております。虫とくにイモムシ嫌いのかたは以下スクロールしないでください。

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念のため、フサオマキザル(【霊長目オマキザル科】レッドリスト軽度懸念、生息地は南米の森林)母子の写真をお届けしております。フサオマキザル界は群れの序列が厳格で身勝手なヒトを嫌う(京都大学の研究)ちょう協力性社交社会です。


昨年、我が家のユーカリをムシャムシャして子孫繁栄を遂げた「ミノちゃん」(享年1歳)こと鱗翅目ミノガ科ニトベミノガの子どもたち=幼虫ミノムシが大きくなったので着せ替えを計画した。

昨年の記事⇒ミノムシの移動速度
今日のミノちゃん
ベランダ生態系:繁殖

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№1は猫柳の葉っぱ在住・蓑サイズ5mm弱               ? 葉っぱのスキマからこっち見てる?

ミノムシに目はなさそうだけど、でも頭部にヒゲ(感覚毛?)みたいの生えてるからこうやって気配をうかがってるのかもしれない。観察したかんじでは、足裏に聴覚(振動を感知するナニカ)はあるようだ。

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高さ6~7mmといったとこ                      蓑材の緑葉は猫柳だけど茶葉はローズマリー

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さっそく黄色の色紙を細かく裁断                      ミノちゃん№1を投入☆

「ミノムシの着せ替え」遊びをするには蓑をはぎとって(先端を切って押し出す)ウジムシの状態で蓑材のなかに入れるものなんだけど、…………どうやっても蓑、とれず。しかたないので、入口部分だけでも色紙ミックスしてくれんかな、と期待してそのまま放りこんでみた。


猫柳の葉っぱを黙々とかじる様子、ずっと見てられるとおもった

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しかし色紙には関心を示さず                      とりあえず開口部を塞ぐ

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翌日、おや? いないな……                           天井裏に貼りついてずっと動かない

ここで訃報を伝えなければならない。そのままお亡くなりになりました。環境が過酷すぎたんだろうか。ごめん、ミノちゃん№1。レクイエムを歌った。

結果:№1が犠牲に


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つづいて№2のサイズは8mmほど                      蓑の高さは7~8mm

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ローズマリー在住だったので枝ごと、あと水も少々                色紙をまぶして放置

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おや、ローズマリーにかぶりついてる                      黙々とかじる

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ミノちゃん№2のかじり痕                           表面の緑色だけはぎとった感

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糸を引いて                                   空を飛ぶミノちゃん№2

1枚だけ引っかかったらしい色紙片をぶら下げながら空中移動である。

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色紙片を落としてビーカーの縁を逃走

結果:№2はローズマリーの森にかえしてやった


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つづいて№3は9~10mm                              蓑の高さは5mmほど

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青い色紙片に放り込む                             ……脱走!

結果:№3もビーカー生活は気に入らなかったもよう


まとめ:そもそも蓑をはぎ取れないことが失敗の原因なので、ミノちゃんズがも少し巨大化したら再チャレンジしようかとおもう

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ドレスに着せ替えたミノちゃんズでグラビア撮影したかった(撮影後、スタッフがローズマリーの森にお返ししました)

2017年11月17日 (金)

映画『福島生きものの記録5』@ポレポレ東中野

ドキュメンタリー映画『福島 生きものの記録 シリーズ5~追跡~』を観に、東京都中野区にあるミニシアター・ポレポレ東中野へ行ってきました。一週間限定上映なので興味のあるかたは大慌てで行ってください。

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JR東中野駅ホームから見える線路沿い建物の地下

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階段のイス

お客層 男女比4:6? 年齢層たかめ

※ドキュメンタリー映画ですが、先入観なく見たいとゆう方にとってはネタバレに相当するので以下スクロールしないでください。

『福島 生きものの記録 シリーズ5~追跡~』岩崎雅典監督/95分/2017年
2012年から岩崎監督が福島に通って撮り続けてるシリーズの5作目。そういえば、音楽って流れてただろうか……、ナレーション、ワイパーの音、雨の音、波の音、風の音、空間線量計の警報音。なかったかな。
まず大荒れの天候のなか、福島第一原発から1km地点でのイボニシ(巻貝)の調査に同行。国立環境研究所の堀口敏宏さんは水産合羽(?)を着込みながら「(廃炉作業中の)福島第一原発になにかあったらココ(携帯?)に連絡が来ることになってる。これだけは肌身離さず身に着けていないと」と説明した。そしてテトラポッドのスキマを火ばさみ(ゴミばさみ? トング)とバケツを持って棲息調査・目視観察・採集はじめるんだけど、ザッパーンと波が高くてだいじょうぶなのか、だいじょうぶじゃないよね、と作者はハラハラして見てた。しかもチームじゃなく、生態系影響評価研究室の室長ひとりである。限られた時間(干潮のあいだだけ)しかフィールドワーク不可だから、けっこうムリするようだ。何地点目かで高波に足をとられて腰を打ちつけて撤収されてた。命がけ。
つぎにNPO法人いわき市民放射能測定室“たらちね”の福島第一原発沖における水質と魚(海釣り)調査に同行。海岸段丘を横目に船(クルーはみなさんボランティア)がすすむんだけど、揺れる。揺れる。そして酔う。作者が。映像で船酔いするなんて作者の三半規管はポンコツである。
つづいて、放射能を可視化するために放射線像(被爆したネズミやヒヨドリなどのサンプルをフィルムに半年とか長時間露光・撮像することで放射能汚染箇所が黒く浮かび上がって視覚的に分布を把握できるオートラジオグラフィ―とゆう手法)を作成してる東京大学名誉教授の森敏さんの研究室をたずねた。ヒヨドリではとくに眼球まわりと肝臓が真っ黒だったのとか、こうやって可視化できるのか、とはおもうけど結果は予想通りで驚きはない。気になったのはプレートの角度固定にサランラップを使ってた点だ。いや、クレラップか。
そして、ツバメの白斑を継続調査してる東京都市大学環境学部の北村亘さんチームに同行。まず軒先のツバメの巣のなかを長い持ち手をつけたカーブミラーで確認。親鳥がいないスキに雛鳥を捕獲。雛鳥は思いのほかおとなしくしてた。そして店先などを借りてまず首の白斑を確認、採血、血液塗抹標本を作製(血液をスライドガラスに薄くのばす、あとで染色して観察)、一方ツバメ本人は綿棒を使って止血(消毒液止血剤つき?)して足環を装着して巣に返す。標本は乾燥させたら冷蔵保存ひつようないのだろうか。なにしろツバメ夏鳥だから作業も暑そう。
これがおもしろかった。そうか、こうやって調査するのか。「調査」って聴いてもピンとこないけど(少なくとも作者は)、この手順とゆうか作業工程のディテールが知りたかったんだと思った。「それが仕事だから」と言われればそれまでだけど、みなさんすごい手際いいんだよね。「神は細部に宿る」byミース・ファン・デルローエ(1886~1969年・独建築家)
ほかにもアライグマやハクビシン(career・伝染病媒介者)が棲みついた帰還困難区域の空き家(6年)にヒトが戻ることで起こる健康被害に対する警鐘とか、だいじなことでいっぱいだった。
1番印象に残ったのは、帰還困難区域の6.0μSv/h(1時間当たりの被曝量)地点で線量計が警報音を鳴らしつづけるなか、そこに生えたモミの木の形態異常について詳しく解説する森敏さんとそれを聴き続ける岩崎監督である。警報音が蝉しぐれみたいで、まるで何でもない夏の一日に錯覚した。

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上映後トークイベント

岩崎雅典さん(監督・群像舎代表、1940年生まれ)×中村敦夫さん(俳優・作家、1940年生まれ)←※中村さんは映画には出演してません
おふたりは日本ペンクラブ環境委員会(この映画の後援も)つながりだとゆう説明から、
岩崎「(初日のゲストである元・双葉町町長の)井戸川さんに、(岩崎監督は)福島に通いすぎて具合が悪くなったんだと言われました」←ピカッとした目力☆
岩崎監督はかなり体調が優れない様子で声が出ないことを詫び、上記の話をしてからはあまり話されなかった。経緯を振り返れば、井戸川さんが本気なのか軽口なのかは判別できない。実質、東北から関東地方のぜんいんで人体実験してる現状だからな(※作者は産地によらず経口摂取するアイテムはすべて放射性検査して表示すればいいのに、と考えてます。原発事故なくたってそこらじゅうホットスポットは存在するはずで、食べる前に調べるのがリスク低い。森は除染できないし自然界は循環してるわけだから福島以外の自治体が「たまに」「適当に」検査しても無意味。オイシックス、らでぃっしゅぼーや等の宅配ビジネスができんなら標準でできるはずでは)。でも作者は皮肉よりは冗談だととらえて笑うことにした。次回作が撮れるまでよくなってほしい。
中村さんはニット帽にカラーレンズの眼鏡、ダウンベスト恰好の大柄なかたで、かっこいいのと同じぐらいちょっとこわい、と感じて作者はビビってた(客席までそこそこ距離ある)。でも椅子に腰かけた中村さんの足もとからボーダー柄ソックスが見えて、あ、こわいヒトじゃなくておしゃれなヒトだ、と思い直してホッとした。
中村「70歳を過ぎたら山頭火(種田山頭火・放浪の俳人、1882~1940年)みたいに旅に出ようかとおもってたのに、(原発事故が起きて)そうゆうわけにはいかなくなった」ようなことをおっしゃった。
中村さんといえば市川崑監修『木枯し紋次郎』(1972年)の主演、TBS系『地球発22時』(1984~1988年)の司会、そして参議院議員(1998~2004年)期には“政界の一匹狼”と呼ば……しらなかった。おれ、選挙権なかったからだろうか。
中村さんが脚本を書いた朗読劇『線量計が鳴る』について
中村「脚本を書いてだれか若いヒトにやってもらうつもりだった、でもだれも手を挙げない。だからサンプルとして2、3回やって“こうやって演ればいい”とゆうことを示したんだけど、それでもだれも手を挙げない。だからじぶんでやってる。朝日新聞の取材が来て『何回公演めざすか?』と聴くから『100回』と答えたら記事になったのでやらないわけにはいかなくなった」ようなことをおっしゃった。
そして今年10月、京都・同志社大学の寒梅館ハーディホールに招かれた公演について
中村「がんばって広いホールを用意してくれてしまって、中央の席だけでも400人入る(最大キャパ1000人)、こうゆうまじめな作品はヒトを集めるのがたいへんなんです。こんな広いところで100人ぐらいしか来なかったらかっこつかないな、とおもって(控室で?)そわそわしてたら、フタを開けてみたら大盛況で(今作の)動員記録になった」(言い回しはうろ憶え)
……かずかずの修羅場をくぐってきた中村さんでも動員とか気にするのか、と意外だ。
中村「これはなんだろう、とおもって。これは、わたしがすばらしいとかそんなことじゃなくて、(原子力政策に関する)情報が分断されていることへの怒りだとおもった」(うろ憶え)
情報と刺激を与えてくれる作品に対する熱狂、いつから日本は戦時ちゅうになったんだろうか。

「ロイヤル・シェイクスピア劇団が『リア王』をもってヨーロッパを巡業(1964年?)したときのことだが、上演の質は尻上がりに向上して、おそらく最良の出来はブダペストからモスクワにいたる間の公演だった。英語をほとんど知らない観客を前にしたとき、どんなにそれに俳優たちが左右されるか、見ていても実に興味深かった(中略)彼らの関心のあり方がどんなものであったかは、彼らの沈黙と凝視のうちによく現れていた。(中略)フィラデルフィアの観客はなるほど英語はよくわかる、だが彼らの大部分はこの作品に興味をそそられてはいなかった。(中略)人びとがあくびするのを見て、わたしは自分が悪かったのだという気がしてきた――求められているのは別のものなのだ」

高橋康也・喜志哲雄訳ピーターブルック著『なにもない空間』(1968年)

岩崎「中村さんはひとりでどんどん先へ行ってしまって、うしろにだれもついてきていない」
岩崎監督は先週「トモダチ作戦」ちゅう被爆した米兵士が東京電力を提訴した件でシカゴに呼ばれ、この映画のシリーズ②&⑤を上映してきたそうだ。毎回英語版をつくってきたがどこからも要請がなく今回はじめての上映だったと話された。中村さんはチェルノブイリに取材に行ってるしおふたりともタフで、作者ふがいなくおもう。
岩崎「森敏さんから連絡がきて、札付きになったからもう研究がしづらくなるかもしれないと言っておられた」
……! そんなあからさまに排除されんのか、さすがアカデミズム。
中村「岩崎さんは幸せになれるわけがない、(みんながやらない火中の栗を拾うためにカラダを壊して)不幸せを背負ってる」(どんな言い回しだったろうか)
岩崎「どこでも意見を言えるのは名誉教授ばかりで、現役の研究者はなにも言えないらしいです」
中村「われわれも名誉芸術家ですから」

まとめ:うれしかった
2014年、15年だったろうか、福島第一原発の元作業員が賃金未払いや危険手当の中間搾取で損害賠償訴訟を起こしたさいに、え、ちゃんと働いてたんだ。とおもった。いやだってね、一歩踏み込めばしぬかもしれない場所でいくら高額賃金を提示されても一体だれがまじめに働くとゆうのだろう。政府が「やってますやってます」と言い張るために税金をジャブジャブ投入してるポーズだけできっとなんにもしてないんでしょ、とおもってた(心理学用語ではこうゆうの学習性無力感と呼ぶらしい)。にもかかわらず、ちゃんと働いたうえに日当が手取り9000円ってどうゆうことだ、とおもった。やんなくたってだれも文句いえないぜ。文句あんならおまえがやれよ、とゆう案件である。
研究者だっておんなじである。まじめに調査すればするほど「原子力発電所ないわー」「放射性物質を右から左に移動させてなんのイミあんだよ」とゆう結論しか出てこないしそんなまともな意見だせば、名誉も収入も許可も籍も席もなくなる。デメリットあってメリットなし。でも、大真面目にちゃんと調査してる研究者の方々とボランティアの方々が実在した。衝撃である。うれしいし、よかったと思った。
そして岩崎監督も中村さんも心配してるのだ、と感じた。まるでじぶんのことみたいにとくに「これから生まれくる者たち」を心配して奮闘されてるのだとおもった。


「誰が『原子力ムラ』の村長さんか、この40年間ずっと見てきましたが、どうもいないようです。日本人得意の、阿吽の呼吸でムラを回しているのが本当のところだと思います。ただ50年前、60年前はいました。今でも元気な中曽根康弘さんと、亡くなった読売新聞の正力松太郎さんです。あの二人が日本の原子力を始めたのは確かです」

『新聞うずみ火連続講演熊取六人組原発事故を斬る』(2016年)

作者は豊島区高田(中曽根康弘さんの自宅)と渋谷区富ヶ谷(安倍晋三さんの自宅)の地下500mに放射性廃棄物の地層最終処分場つくったらいいとおもってて、だって安全なんでしょ? やっぱり言いだしっぺが責任とるのが筋じゃないのかな。ただ地下水がでるか、温泉がでるか、天然ガスがでるか、するだろうけどそれでも方向性はそれでいきたい。

2017年9月26日 (火)

地衣類がかわいい

いままでは樹皮に着生してるモヤモヤしたアイテムのなかで「水草っぽいのがコケ植物」「海苔っぽいのが地衣類」ぐらいのふんわりした認識だった。どうもちがったらしい。あらためて観察したら、地衣類かわいいことが判明したので説明したい。

地衣類:菌類(子嚢菌か担子菌か不完全菌類)×藻類(緑藻か黄藻)の2者コラボ、菌類×藍藻(シアノバクテリア)の2者コラボ、もしくは菌類×藻類×藍藻3者コラボによる共同体。菌類や藻類が単独で生育する場合の形とぜんぜん似ておらず、独特の地衣体を形成する。菌類は環境と水分を整え、緑藻は光合成により糖分を提供するらしい。掃除担当の菌類と料理担当の緑藻がルームシェアしてるイメージ(※あくまでも作者のかってなイメージ)。南極や火山などの極限環境でも生育する地衣類がいる一方で大気汚染に弱く、汚染地域(SO2高濃度)では出現しないため環境指標になる。成長速度が非常に遅く大きくなるまで(手のひらサイズ?)数十年要するためストロンチウム(放射性物質)とか集積しがち。それも環境指標になるらしい。ついでに極域の岩上の種で4500年生きてると見積もられてるやつがいるらしい。基本的に明るくて適度な湿度と風通しのよいところが好きとゆうウワサ(地衣それぞれ)。

ニコラスが怒ってる(?)のでご存知ないかたに向けて「植物じゃないよ、菌類だよ☆」ということを強調しておきたい。

ニコラス・マネー「それでもいまだに菌類は植物の変わり種とされ、菌学者は理学部植物学科の隅っこで研究を続けているのだ。そんなことを誰が決めたのだ」


小川真翻訳ニコラス・マネー著『生物界をつくった微生物』(2015年)


まず地衣類っぽく見えるけど、地衣類じゃない方々を復習しよう。

A「地衣類じゃないよ、コケ植物だよ☆」

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コンクリートのスキマを埋めつくすハマキゴケ           作者の自宅庭を埋めつくす予定のコスギゴケ


B「地衣類じゃないよ、藻類だよ☆」

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気生藻類(緑藻)クレブソルミディウム・エリプトクロリス群落かな     緑藻×コナロゼットチイかな


C「地衣類じゃないよ、菌類(の子実体)だよ☆」

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マンネンタケかな                                  カワラタケかな                    


では、復習も済んだところで地衣類を愛でに出発しよう☆

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こんにちは♡ 町田市民おなじみの恩田川です♪            ソメイヨシノ並木は地衣類だらけです☆

※地衣類の名前は菌類に対応する名前であり、共生藻にはそれぞれ藻類としてのお名前があります。なにしろ微生物なので種の同定には採集&呈色反応&成分分析が王道ですが、作者は地衣ちゃんをころしたくないので遠目で見て「かわいい♡」と言うだけです。成分ちがうんなら匂いで識別できればいいのにな。そのため「○○ゴケ」「○○チイ」と作者が呼んでいても実はぜんぶ同一の「ウメノキゴケ」とゆう可能性がじゅうぶんありえます。まちがってても謝らない。ちっちゃい生き物はたいへんなんだよ。
2016年の記事⇒アブラムシの同定


①ウメノキゴケがかわいい♡

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ソメイヨシノの樹幹に生育                       緑がかった白色に粉芽なのか裂芽なのか

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こちらもソメイヨシノの樹皮に生育                緑がかった灰白色に粉芽なのか裂芽なのか

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こちらもソメイヨシノの樹皮に生育                      さらにべつのウメノキゴケ

とにかく1番多かったのがウメノキゴケ(っぽい地衣類)だった。そういえばナミガタウメノキゴケの可能性もあるのか…………、しまった。


②ミズイロレプラゴケがかわいい♡

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ハナミズキのゴツゴツした樹皮に生育                  汚れっぽい粉っぽい青緑がかった灰白色

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ソメイヨシノの樹幹にも水色の粉                     こっちはイチョウの樹皮に水色の粉

2番目に多かったのはミズイロレプラゴケ(っぽい地衣類)でした~。遠目では汚れにしか見えませんが。


③ロウソクゴケがかわいい♡

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木製ベンチのスキマに生育                    あざやかな黄色でフサフサしてる            

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ソメイヨシノにも黄色いペンキ塗られた感            べつのソメイヨシノにはロウソクゴケ×ウメノキゴケがコラボ

3番目によく見たのはロウソクゴケ(っぽい地衣類)でした~。中世ヨーロッパで祭典に使うロウソク(白)をロウソクゴケで黄色く染めていたのが名前の由来だそうです。


④コナロウソクゴケモドキがかわいい♡

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クスノキの樹皮を覆う黄色い粉モノ            こちらはクスノキ樹皮のコカゲチイ×コナロウソクゴケモドキ×緑藻コラボ

ロウソクゴケがあればコナロウソクゴケモドキ(っぽい地衣類)もあるわけです。この和名「○○モドキ」なんの引っかけ問題かよくわかんないよね。しかもロウソクゴケと混生もするらしい。粉っぽかったらコナロウソクゴケモドキと思うことにしました。


⑤マツゲゴケがかわいい♡

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ソメイヨシノの樹幹にウメノキゴケっぽいけれど            近づくとマツゲ(シリアとゆう器官)が生えております

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こちらもソメイヨシノの樹皮に生育                    マツゲ(シリア)と背面の網目模様(マキラ)が特徴

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こちらもソメイヨシノの樹皮に生育                       マツゲびっしり☆

マツゲゴケ(っぽい地衣類)かわいなー、一抹の不安はこれ、偽根じゃないよね? とゆうこと。


⑥コカゲチイがかわいい♡

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ソメイヨシノ樹皮に大きな円盤状の灰緑色               縁が橙色に縁取られてる

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ハナミズキの樹皮にも粉っぽい白色                   近づくと葉状で橙色の縁取り


⑦シロムカデゴケがかわいい♡

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ソメイヨシノの樹皮に円盤状のコロニー                裂片がはっきり分離してたら同種らしい

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べつのソメイヨシノにも円盤状……コフキメダルチイじゃないよね?      さらにべつのソメイヨシノ樹皮

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こちらはハナミズキの樹幹


⑧コナアカムカデゴケがかわいい♡

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ソメイヨシノの樹幹に緑色のドロドロ                  髄に橙色の色素があるように見えなくもない


⑨コフキメダルチイがかわいい♡

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ソメイヨシノの樹皮のスキマをぬう緑灰白色               葉状の地衣体が別口じゃなければ

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ソメイヨシノ樹皮についた白い粉っぽい円盤状              シャーベットくらいの質感


⑩シロフチイボゴケがかわいい♡

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ムクゲのつるっとした樹皮に白~緑のグラデーション        レカノラ型子器センターは黄色み

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真っ白い菌糸はバニラアイスっぽい                こちらはソメイヨシノの樹皮に生育

やー、作者の1番のおすすめはこのシロフチイボゴケ(っぽい地衣類)です。グラデーションが秀逸。ただ遠目では鳥のフンで汚染されてるようにしか見えないんだけども。


⑪コナイボゴケがかわいい♡

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ソメイヨシノの樹皮に白~緑色の粉っぽいやつ           子器の中央が淡い黄色


⑫コウロコダイダイゴケがかわいい♡

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こうゆう汚れてるだけっぽいブロックにも                コウロコダイダイゴケが繁茂

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こうゆう古いコンクリート製橋にも                    コウロコダイダイゴケが繁茂

樹皮ばかり見てたのでウメノキゴケ率高かったんだけど、人工物に1番多く着生してるのはこっちのコウロコダイダイゴケ(っぽい地衣類)かな。


おまけ:庭木1本でも生命の樹

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キマダラカメムシ                               ヨコヅナサシガメ

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ベニシジミ                                 立派なカワセミ♀ちゃん(嘴の長さがベテラン)

まとめ:自然光でマクロ撮影するとたいていのものは神秘的

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ソメイヨシノ樹皮を覆うウメノキゴケ×サヤゴケほか

参考図書:

大村嘉人『街なかの地衣類ハンドブック』(2016年)&吉村庸『原色日本地衣植物図鑑』(1974年)

2017年9月 9日 (土)

ベランダ生態系:繁殖

※この記事は虫写真が掲載されております。虫嫌いとくにイモムシ嫌いのかたは以下スクロールしないでください。


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念のため、ケンカしたのか傷だらけでもなおラブリーな野良猫の写真をお届けしております。ギャング顔。


春から初夏にかけて「ミノちゃん♡ ミノちゃん♡」と極一方的に愛情を注いでたニトベミノガの幼虫ミノムシ。チビドロバチに寄生されてムッシャリされちゃったのかとおもいきや、ベランダでしっかり繁殖してました。
5月の記事⇒ミノムシの移動速度
7月の記事⇒今日のミノちゃん
8月の記事⇒ドロバチ
前回の記事⇒ベランダ生態系

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子孫ミノムシ(後ろ向き・かろうじて頭)                       子孫ミノムシ(後ろ向き・ミノのみ)

プランターを移動させたら大量のふわふわしたゴミとゆうか土とゆうかみたいのが糸ひいてるなー、とよく見たらぜんぶミノムシ。体長は1mm弱、風に対して最弱。風力で拡散する生存戦略なんだとおもう。ちょう省エネ。

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生前のお母さんミノムシ(体長3cmごろ)のヤドカリ歩き           こっちは子孫ミノムシ(体長1mm)のヤドカリ歩き

動きそっくり☆ 孵化直後から綿毛みたいなミノに包まれてんのか、仔ミノムシ(1齢幼虫)。お母さんミノムシは出産=死なので立派に(ユーカリをこれ以上食べられると困るけど)子孫繁栄してからおなくなりになったようだ。つまり作者が「ミノちゃん♡ ミノちゃん♡」呼んでたニトベミノガは♀ちゃんだったと判明しました。

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整列して日向ぼっこするミノムシ兄弟

おれもミノムシになって日向ぼっこして風に飛ばされたいとおもった。



おまけ:6月に見かけたカルガモ親子も成長しました

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仔ガモ3羽セットでなにやらお食事ちゅう☆            羽毛のボサボサ具合と嘴の色の薄さが幼鳥の証

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6月に見たお母さんカモ&仔ガモ3羽ファミリー           カモ母さんだけぜっさん見張りちゅう☆

ほんとにおなじカモ・ファミリーかどうか不明だけど、場所とカモ数と幼鳥の大きさ、それにカモ母さんの作者の睨み具合がいっしょな気がする。成鳥になれるのは1羽ぐらいとか生存率低いらしいのでカモ母さん有能ですな。
6月の記事⇒カルガモ親子


おまけ:カワセミも元気です

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カワセミ♀ちゃんのあくび                         下嘴がピンク色だったら♀

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作者に睨みをきかせるカワセミ♂先輩(両嘴が黒い)         「弱そう」と判断されたのかすぐ魚狩りにもどった

   

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耳鳴りみたいだった蝉しぐれはすでに虫の息(昆虫だけに)

2017年8月25日 (金)

ベランダ生態系

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念のため、横浜ズーラシアのボルネオオランウータン♂:【霊長目ヒト科】絶滅危惧ⅠB類、生息地は東南アジア・ボルネオ島の熱帯雨林。の写真をお届けしております。足で木片をギュッと握ってるのがラブリー♡

今年のベランダは初顔の虫がぞくぞく登場ちゅうで、ミノムシ(ニトベミノガの幼虫)、ドロバチ(チビドロバチ)につづき、さらに「はじめまして」な虫が登場した。
ニトベミノガの記事⇒今日のミノちゃん
チビドロバチの記事⇒ドロバチ

1
ピカピカメタメタしたボディ、、、メタルスライムかメタルキングか(※作者はドラクエをプレイしたことがありません)

かってに窓から侵入したクセにハチ「こっから出せ~! 出せ~! 出せ~!」とガラスに猛アタックして……ファイトあふれるともいえるけど態度デカいな。体長は15mm前後なのに。コバルトブルーかマリンブルーかシアン色。ちょう派手好み。

2
膜翅目セイボウ科オオセイボウ=大青蜂さんだそうです(同定びみょう・べつのセイボウさんかも)

オオセイボウ、、、はじめて聴く名前だ。すごいよ、触覚から肢までフル・メタリックボディ☆ しかも、カーテンに産卵管(針)突き刺してない? カーテンが痛そう。これ、「メタリック色」なのかと思いきやほんとに金属質で硬い素材(?)らしく鎧のような身体だから、ギュッと丸まるだけで防御OK! ディフェンス完璧! とゆうハチらしい。好戦的だな。
幼虫はスズバチやドロバチの巣に寄生する(つまり親オオセイボウは巣を乗っ取って卵を産み付ける)から、親スズバチや親ドロバチとの攻防にこのメタリック・アーマーと気の強さは必携のようだ。ヤクザきた。
植物の葉をムシャムシャするミノムシ、イモムシ(ミノムシ)を幼虫の食餌として半殺しにして巣に何匹も貯蔵するドロバチ、そのドロバチの巣に寄生するオオセイボウ、、、ベランダ生態系(プランター地表あたり)の目まぐるしさが楽しい。つぎはどなたがいらっしゃるだろか。

まとめ:ハチが多いのか作者が在宅しすぎなのか
「今年のベランダは初顔の虫がぞくぞく」とか書いたけど、じっさい昨年までいたのかいなかったかは不明である。アリ・アブラムシ・テントウムシ・カメムシ・コガネムシがここ数年の常連虫だったし今年も在住。猛暑&天候不順でハチが旺盛に繁殖したのかそれとも飢餓状態で人間の住居に近づく回数が増えただけなのか、または猛暑&天候不順で作者が体調を崩したまま(熱帯夜のエアコンいらい具合も機嫌も悪い)で在宅率アップした結果、ベランダの昆虫に注意を払う機会が増えたのか。それともぜんぶ☆ ハチもいいけど今後キノコ(子実体)とアメーバと地衣類を自宅で目視できたら、お家ますますサイコーだ。

2017年8月16日 (水)

ドロバチ

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念のため、野毛山動物園のルリゴシボタンインコ(別名ラブ・バード)の写真をお届けしております。ラブリー♡





作者が育ててるチャイブス(ユリ科多年草、和名・エゾネギ)の葉に、ずいぶん大きな羽アリがとまってるのを発見した。

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「大きい」ゆっても体長15mm弱ぐらい

そもそもアリが忌避するとゆわれるチャイブス(ちょうネギくさい)に堂々とまってるし、ボディのテクスチャーにずいぶん凸凹あるし、ぜんぜん逃げないし外見も態度もイカつい。肩からお腹にかけて黄色いライン(警告色)が入ってるし。どちらさまでしょうか?

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一人前に威嚇してきた! 現役ヤンキーきた!

はい、ちがいました。こちらの方、膜翅目ドロバチ科のチビドロバチさんのようです。アリじゃなくてハチでした~。※「ドロバチモドキ科」とゆうのもあるらしくシロウトに同定は困難。

まとめ:ベランダ生態系
こちらの方、お名前の「ドロ」は土を使って家をつくる(巣はドロの塊に見える)習性に由来するそうで、幼虫の食糧として青虫=イモムシを殺さずに麻酔で昏睡させて捉え何匹も貯蔵して上からフタをするとか。冷蔵産地直送?
さいきんミノちゃんを見かけないからオスで羽化して旅立っちゃったのかな、とおもってたんだけど……こちらの方(幼虫時代)に食べられちゃったのかも。ショック。
ニトベミノガの記事⇒今日のミノちゃん

付記:ハチおおい
さいきん道を歩いてると、やたらハチ(クマバチやアシナガバチ)が顔にぶつかってくる。たぶん攻撃じゃなくてハチ「なんでこんなトコ歩いてんだよ!?」的な接触事故。飛行ちゅうの翅が当たってもちょっと痛いからもっと前見て運転してほしい。猛暑&天候不順の夏だとハチ増えるのか、それとも暑かったり湿度高かったりして(お互いに)フラフラしてたせいだろうか。


2017年7月25日 (火)

今日のミノちゃん

※この記事は虫写真が掲載されております。虫とくにイモムシ嫌いのかたは以下スクロールしないでください。

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念のため、首周りのデザインと鳴き声が美しいフサホロホロチョウ:【キジ目ホロホロチョウ科】レッドリスト軽度懸念、生息地はアフリカ中東部の乾燥した草原。の写真をお届けしております。


5月にミノムシの移動速度で観察した鱗翅目ミノガ科ニトベミノガの幼虫=ミノムシ=ミノちゃんがいまもベランダで元気に暮らしてるのでそのキュートな姿を記録したい。
※オオミノガヤドリバエの寄生により神奈川県他で絶滅危惧Ⅱ類指定のオオミノガの幼虫とばかりおもってたけど、ニトベミノガとゆうとくに絶滅危惧されてないカジュアルなミノムシであることが判明したのでいま訂正します。
昨年の晩夏はアシダカグモ♀と同居してたけど、今年はミノムシだ。
記事⇒アシダカグモとの同居生活ポエム


1
雨の日のミノちゃん:蓑の構成物はザクロの枯枝がおおめ

2
吐糸(とし)でぶら下がるミノちゃん:蓑の構成物はタイムの枯葉がおおめ

3
地面を歩くミノちゃん:ヤドカリっぽくてラブリー♡

4
雨戸の縁ギリギリに居を構えるミノちゃん:窓を開閉しても当たらないのがポイント

蓑の入口の丸っこい構造物は幼虫の頭の脱皮殻である。この時点でオオミノガではなく、ニトベミノガであると判明。サイズ別ミノムシの見分け方→
○チャミノガ2.5~4cm
○ニトベミノガ3~4cm
○オオミノガ4~5cm
それにしても「幼虫(じぶん)の頭の脱皮殻」を蓑に飾りつけるのがニトベミノガの特徴ってアバンギャルドだ。つまりリアルしゃれこうべ=髑髏、スカルをふんだんに使ったパンク・ファッションってことか。しかも1個人の趣味じゃなくてニトベミノガぜんいんの趣味……! パンクのDNA!

5
ハーブゼラニウムに下垂するミノちゃん:蓑の構成物にもゼラニウムの枯葉が使われる

6
ユーカリの幹に固定されたミノちゃん:蓑の構成物がユーカリの葉に……!

きゅうに派手でモードなイケてるミノムシに変身した。しかも枯葉ではなく生ユーカリの葉をムシャムシャ大胆にカッティング☆ ミノちゃん、青酸含有する有毒なユーカリ葉を食べてヘーキなんだろうか。インテリアにするだけで食してはないのかな。

7
プランターの陰で日除けするミノちゃん:ユーカリ葉は引き続きお気に入りなもよう

8
ローズマリーの枝を移動ちゅうのミノちゃん:顔を出してたけど作者がカメラを用意してるあいだに蓋を閉じて「いません!」とおっしゃる

9
ローズマリーの枝を移動ちゅうのミノちゃん:何回脱皮したのか不明だけど本体もずいぶん貫禄が出てイカツいパンク虫になったもんだ

サイズは最初に見たときと比較して倍ぐらい(2cm⇒4cm)?

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吐糸(とし)をグルグル巻いて枝から垂直にぶら下がるミノちゃん

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吐糸(とし)とスカル(頭の脱皮殻)をグルグル巻いて水平に固定されたミノちゃん

こんな地面に横たわるスタイルでしんだんじゃないか、とおもって指でツンツンしたらさぞメーワクそうに縮こまったのでこの状態でもお元気なようです。蛹になって羽化したら♂、蛹後もイモムシ状だったら♀ちゃんとゆうことらしい。

12
きゅうにゴミゴミしくなったミノちゃん:ザクロの枯葉でカモフラージュレベルをあげたらしい、、、これが蛹なのか?


今年はじめて覚えたこと:パンクなスカル使いとモードな葉切れで蓑をDIYするミノムシは、ニトベミノガの幼虫である。

13
ただ、うちの庭で養える(食害に耐えられる)ミノムシの数はおよそ1匹までと予想される

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